今回はちょっとした工作メモ。
最近立て続けに「車載FFヒーターのトグルスイッチ」が溶け落ちてしまいました。
今シーズン2回修理する羽目に。
安価な中国製品なので仕方がありませんが、初めて見た壊れ方なので記事にしておきます。
破損状況
端子周辺の樹脂ケースが溶け端子が抜けております。

右の端子が浮き上がっています。
拡大するとこんな感じ。

黒い樹脂が溶けて盛り上がっているのが分かるでしょうか。
2回の故障とも同様の破損で電源が入らなくなりました。 まあ、FFヒーターの電源が入らないという安全な方向への破損でしたのでよかったです。
トグルスイッチ熱破損の原因
原因は「FFヒーター起動時の大電流」かと思われます。(おそらく・・)
スイッチが溶けたのはFFヒーター起動してから1分程度経過した時でした。
点火ヒーター加熱 → カチカチポンプ音 → 「お、ちゃんと起動したな」と思いきや停止してしまいました。 あれ???。
で、トグルスイッチを見ると溶けて端子が抜けていた! という経緯です。
状況から「起動時の電流でトグルスイッチの端子が加熱した」と判断した次第です。
(他の原因は考えにくい・・・)
以前の記事「普通の車にFFヒーターを取付ける3-サブバッテリーで駆動する回路を作ります」に記載のとおり、FFヒーターは起動後に点火用ヒーター加熱のため大電流が流れます。
大電流といっても8.5Aほどのはずですが。 これでスイッチが溶けるんでしょうか。
15AまでOKのハズですが・・・
使用していたトグルスイッチは結構ごっついタイプです。
Amazonで8個入り1000円ほどでした。

写真「中央」&「右」のスイッチと同じタイプのモノを使っています。
(写真のスイッチは12V10Aと記載。破損したスイッチは12V15Aと記載)
写真「左」が電子工作でよく使われる125V6Aのトグルスイッチです。 比べるとスイッチ容量大きそうですよね。

分解するとスイッチ内のプレートは結構大きく8A程度で熱を持つようなサイズではありません。
0.3sq(22AWG)の細めの電線でも許容電流は10Aほどあります。(被覆にによりますが)
0.3sq電線のより断面積があるスイッチプレートが加熱するとは考えにくいのです。
スイッチプレートと端子が接触不良でスパークがバチバチしていたのでしょうか・・・。
このスイッチ、うちの作業小屋で多用しているんすよ。 なので・・ちょと心配。
同じスイッチで応急処置
本来なら他のスイッチに置き換えするべきですが、「毎日使うFFヒーターであること」「車両側のスイッチ取付位置がトグルスイッチ用になっていること」から手持ちの同じスイッチに交換修理となりました。
一応放熱対策をして様子を見てみます。
イメージです。 ↓ ↓ (写真撮り忘れました。)

黄色部分に銅板をはんだ付けし、端子の熱を銅板へ熱を逃がそうという試みです。
加えて、半田付けした銅板を養生テープでスイッチ本体に固定しました。
樹脂が熱で軟化しても電線のテンションで引っ張られることなく同じ位置をキープさせるためです。
これでしばらく様子見です。(20回以上使用していますが問題なし)
見かけほど耐久性はないようです
このスイッチ、ごっつくて強そうでお気に入りだったのですが、意外と弱いようです。(笑)
これまでAmazonで購入したスイッチでこのように破損したものはなかったのでちょっとびっくりです。
「もしかしたらFFヒーターが想定以上の電流を流したのかもしれない・・・」と思い後日、FFヒーター操作パネルに張り付いて電流計を監視してみましたが、最大で8.6Aでした。
はて?
スイッチの端子が熱を持って破損したのは間違いありませんが、真の原因は分からずじまいです。