覗き窓のガラスがもう一枚分ありますのでこれを機に予備の真空チャンバーを作製しておきます。 インフュージョン成型時に樹脂を脱泡する場合、同時並行で真空チャンバーが必要になります。そのための真空チャンバーでもあります。 使用する材料 容器部分は丈夫なモノなら何でもOK。 「これなら自分の技術でバルブ、ユニオンをネジ止めできる」という素材なら、料理用のステンレス鍋や寸胴~大口径の塩ビ管などなど探せば色々ありそうです。 azarashi工場長は入手しやすく、タップ加工が容易な排水管用塩ビパイプを使っています。 ...
真空チャンバーの覗き窓がポリエステル樹脂で白濁してしまいました!Amazonなどで販売されている真空チャンバーのフタはアクリル板のモノも多かったので、よく考えずポリカーボネイト板を使用していました。 左側が裏から見た拡大図(溶けて凹んでいます) 材質はよく勉強した方がよさそうですね。 ポリカーボネイトは溶けます 白濁した窓はポリカーボネート板6㎜厚。 ポリカーボネイトは耐衝撃性がバツグンなので真空圧がかかるチャンバーにはもってこいかと思っていました。 ところが、前回のインフュージョン実験で真空チャンバー内 ...
前記事の「雄型に直接FRPを積層」する工法でインフュージョン成型をすれば一発でキレイなFRP製品ができるんでは?とのひらめきが降りてきましたので早速実験です。 またまた納得のいく製品にはなりませんでした。(笑) azarashi工場長の工作の9割は失敗!いつもの事でございます。 インフュージョン成型ー実験用原型 中空の箱を作製すると仮定しまして、次の原型を用意しました。 スタイロフォームにマスキングテープを張り付けさらに100均のアルミテープでカバーしています。このアルミテープがかなり優秀な離型剤になり ...
ただいま大いなる悩みに直面しております。写真の原型をどうやって中空のFRPにしようか・・・?と工法の思案に取りつかれてしまいました。 これまでFRPの作成には次の3つの工法を使ってきました。 1 雄型(発泡ウレタン)+外皮をアルミテープ(離型剤となる)でカバー。→ FRPをハンドレイアップ。 → 硬化後に中身をくり抜く。 2 雄型(発泡ウレタン)をFRP(ゲルコート仕上げ)で覆い表面を研磨。カチカチの原型を作製。→ 雌型を石膏で作成。→ 石膏雌型からFRP製品を作製。 3 雄型(発泡ウレタン)をFRP(ゲ ...
前記事での失敗から出来るだけ正確な枠を作ろうとこんなアイデアを実行。 ピッタリサイズの型の中でウレタンを発泡させる案 はい、またまた失敗でございます。(笑) この度の失敗から発泡ウレタンの使い方を2点、学びました。 学んだ点 1 「ピッタリサイズの型でウレタンを発泡させない」 理由は、「枠に接している面のウレタンの泡がつぶれカチカチの平面になってしまう。」からです。 こんなイメージです。 つぶれた泡が薄い膜(平面)となってフワフワの泡ではなくカチカチの板になってしまいます。 ウレタンの薄い膜なので切削出来 ...
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