作業日誌
「フライス作業ができるボール盤」の製作からまたまた脱線しております。 今回の記事は植物育成ライトの作製です。 植物育成LEDライトを作ることになったのは 先月、とある森の中のカフェで食事をしたところ「ハーブティー」なるものが付いてきました。 普段お茶系の飲み物はあまり飲まないのですが、そのお店で提供されたハーブティーはなぜか美味しく感じたんです。で、気になって何のハーブを使っているのか店主尋ねたところ、ご厚意でホーリーバジルの葉っぱを分けてくれました。ありがとうございます! いただいた葉っぱでお茶を作っ ...
フライス作業ができるボール盤8-キレイな電線ケーブルを使いたくなりました
どうせ作るなら美しく作りたい、ということでケーブルの質感にこだわってみました。というか、こだわってしまいました。(ちょっと後悔) キャブタイヤ→USBケーブル利用へ 必要なケーブルは2線、3線、4線の3種類。 2線ケーブルは、リミットスイッチ等のオンオフ信号用。3線ケーブルは、速度調整用のボリューム用。4線ケーブルは、ステッピングモーター用。 ケーブルと言えばビニルキャブタイヤです。そう、入手しやすいねずみ色のケーブルです。 これまでフライス盤やパネルソーなどの自作機械にはこの「ねずみ色のケーブル」を使っ ...
ちょっと気になっていた「置き配」置き場。(←「置き」「置き」と重なりまぎわらしい。) 昨年購入したレーザーカッターの実験として作った「置き配」のミニ看板が読みにくくなってしまったので作り直しました。 作製当初の「置き配」看板 一年前に作った「置き配」のミニ看板です。 あざらしのデザインは私のお気に入りのLineスタンプ「毒舌Azarashi」。 結構気に入っていた「置き配」看板だったのですが、見にくくなってしまいました。経年劣化で見にくくなったのではなく、余計なことをしたからです。(笑) 塗装しすぎて読め ...
フライス作業ができるボール盤の作製7ーX・Y軸用ジョイスティックを自作してみる
ジョイスティックを自作してみました。 私のモットーは「市販品があるなら自作はしない」なのですが・・・、自分が納得するようなジョイスティックが見当たりませんでした。 ネット検索すると「大きすぎる」「スイッチ部の回路数が足りない」といった、購入後に改造を要するモノばかり。残念ながら自作せざるを得ません。 正直面倒だな・・・。 ジョイスティックはそんなに複雑な機構ではありませんが、稼働するパーツって自分で作ると結構大変なんですよね。 X軸・Y軸用ジョイスティック まずは、完成の図から。 このジョイスティックで ...
フライス作業ができるボール盤の作製6-Z軸用手回しハンドルの作製
今回の作業はZ軸まわりの工作です。Z軸とはドリルを上下させる縦方向の軸。 ボール盤としても使うので電動だけでなく手動で上下できる仕組みが必要です。 全体図 だいぶ形になってきました。 全体図でございます。 写真のボールねじを回すことでZ軸(ドリル)が上下します。 このボールねじをステッピングモーターでも手回しハンドルでも動かせるようにしました。 CNC、電動、手動の3系統 「フライス作業ができるボール盤」は2系統の制御(といいますか動かし方)を備えます。X軸、Y軸、Z軸を動かすステッピングモーターを「CN ...
フライス作業ができるボール盤の作成5-エア浮上システムの実験
今回の作業はだんだん重くなってきた「フライス作業ができるボール盤」の移動方法の検討です。 詳細はyoutube動画をご覧ください! 移動が必要なわけは・・・ それは我が作業小屋が狭い! からです。現在、作業台の隅っこにボール盤は置いてありまして、使用する時だけ引っぱり出しています。 引っぱり出すと言ってもわずか30cm~40cmくらい。 壁際に置いてあるボール盤を作業台の使いやすい位置にスライドさせるという感じ。 現在使用中のボール盤は重量20kgほどで樹脂製シート(ダイソーのポリプロピレン板)に載ってい ...
今回は作業小屋用のミニPCの買い直し事件。「フライス作業ができるボール盤」の作業がなかなか進んでおらず、またまた脱線の作業日誌です。 作業小屋にPCがないと困るんです 現在進行中の「フライス作業ができるボール盤」は3DCADで設計しました。設計と言っても、単純に「各パーツのサイズ、位置関係、干渉具合を確認する」だけなのですが、立体で描けるってとても便利。 CADで絵を描いておくと、「ネジ穴の位置はどこに開けるんだったかなあ・・・」、「アルミ材の組み合わせはどっちのアルミが上だったかなあ・・・」などあいまい ...
またまた「フライス作業ができるボール盤」から横道に逸れてしまいますが、以前作製した低速チップソーが思いのほか役に立っており、とーっても嬉しいので記事にしておきます。 最近頼まれたパーツ作製のためアルミ丸棒(直径40㎜)を切り出したのですが、その断面がキレイだったので写真に撮ってみたんです。(またまた自己満足です) 切断面をご覧ください 上の写真はΦ40㎜のアルミ丸棒。 下の写真はΦ30㎜のアルミ丸棒。 特にΦ30㎜の切断面、美しくないですか! 「これに加工するのがもったない~」 「切削油をかけながら切断 ...
フライス作業ができるボール盤の作製4ーリニアスライドの調整に難航してしまいました。
ただいま作成中のボール盤は完成はまだまだでございます。 作製に夢中で記事にすることがあまりないのですが・・・作製中の困った事とちょっと嬉しかったことを記事にしておきます。 まずは困ったことから。 今回の作品はフライス作業も兼ねるのでX軸、Y軸、Z軸がリニアスライド&ボールねじでスライドします。 この各軸を「滑らかにスライドさせる」ところでつまづいてしまいました。 レール&ボールねじの平行 滑らかにスライドさせるためリニアスライドの左右のレール、ボールねじが全て平行でなければなりませんが、この調整は比較 ...
フライス作業ができるボール盤の作製ーその3ー主軸ギアボックスの作成
アルミ材&ネジ類が揃ってきました。ほかの工作により道しておりましたが、やるべきお仕事「フライス作業ができるボール盤」の作業に取り掛かります。今回は主軸(スピンドル)を駆動するギアボックスの作製です。 購入した材料 CADで設計したとおりにアルミを発注したところ総重量は57.393kgと出荷伝票に記載されていました。あれー結構重いですね~。ちょっとゴッツイくらいの卓上ボール盤を作るつもりがやり過ぎたでしょうか?モーター、主軸、リニアスライド、ボールねじ、等々を加えたらプラス10kg以上になりそうですね。 あ ...
今回は天井走行ホイストの改良となります。 現在進行中の「フライス作業ができるボール盤」の完成重量が60kgを超えそうです。 あまり移動させることはないと思いますが、人力で作業台 → 床への移動は厳しそう。 以前作製した天井走行ホイストがあるのですが、当初のギアボックスでは20Kgの荷物でモーターが苦しそうで、30kgが限界って感じでした。 小さなモーターを使用していたのが非力の主な原因ですが(当たり前ですね 笑)、「平歯車だけでウォームギアと同じギア比にしていたら」おそらく倍くらいの荷揚げ力はあったのでは ...
作業小屋のWi-Fi環境の改善ーUSB接続Wi-Fi子機の導入
今回は買ってよかったモノの紹介。 Wi-Fiアンテナです。 作業小屋でCADとネットが使えるようにとミニPCを設置したのですが、ネット環境がイマイチ。自宅からのWi-Fi電波が辛うじて届く距離なのでネット通信が非常に遅くなることがあります。そこでWi-Fiアンテナを強化するという商品を購入してみました。 作業小屋のWi-Fiは非常に遅い どのくらい遅いのかといいますと・・・2.05Mbpsです。 テストの結果「非常に低速です」と言われちょっと悲しくなります。 あまりPCには詳しくないのでググってみると動画 ...
フライス作業ができるボール盤の作製ーその2-ステッピングモーター、ボールねじの購入(Aliexpressから発送されず・・・)
今回も材料集めが続きます。 ボール盤でフライス作業+CNC加工を行うため「ステッピングモーターと駆動回路」と「送り用ボールねじ」を調達しました。 ステッピングモーターとドライバー回路 入手しやすいNEMAシリーズ(勝手にそう呼んでいます)をAmazonで選んでみました。 このモーターは以前に自作したCNCフライスで使用したモノと同じサイズ。1辺が57㎜の立方体サイズでシャフトはΦ8㎜。 Amazonでお手頃価格で販売されているステッピングモーターはほとんんどNEMA17,23と「NEMA」と表記されていま ...
今回の記事は次の作品の材料調達となります。 次に作りたいモノはこちら「フライス作業ができるボール盤」です。 ちょっと大きめのボール盤です。(私の感覚では大きい) この材料集めをしている段階ですでに他の作りたモノに気を取られネット閲覧&購入してしまい、先にやるべき「フライス作業ができるボール盤」がなかなか進みません。 大物の作製なので「面倒だなあ~」と心が現実逃避しているようです。(笑) 完成までは時間がかかりそうです。 さて、現時点では設計→材料集めという段階でなんにも紹介できる「作業」はないのですが ...
時々、作業小屋でパソコンを使えたらなと思う時があります。「ちょと調べものしたい時」と「CNCフライスを使う時」です。 これまでCNCフライス盤を使うときは、自宅のPCで作ったGコードをUSBメモリで小屋に持ち込んでいました。Gコードの修正が必要になるとその都度自宅PCと作業小屋を往復することになり結構面倒。 この「CNCフライスのすぐそば(作業小屋)にパソコン(CAD&CAM)がない」という面倒が、CNCフライスを使わなくなる一因でした。 というわけで、今回の作業で「パソコンを設置し作業環境のグレードアッ ...
前回に引き続きフライス盤のグレードアップでございます。気にはなりつつ放置していた「リニアスライド&ボールねじ」の保護。 切削加工中に飛散するクーラントや切削屑から精密な「リニアスライド&ボールねじ」を保護しなくては・・・と思い5年経過してしまいました。 今回の作業はジャバラを紙で作製するというまさに図画工作です。 今回作製したモノ 黒いジャバラが100均の画用紙で作ったものです。 この写真にありませんが、エンドミルをカバーするブーツも作りました。フライス盤の気になる点、不便さを改善し工作テンションを上げる ...
前記事で久しぶりに使ったCNCフライス盤。いろいろと改良したいと思っていた点があったのですが、ついに改良する!という気持ちがこみ上げてきました。 次の工作はボール盤の自作だ!と決めておりいろいろパーツを買い込んでいたのですが、 またまた脇道に逸れてしまいます。 今回は、CNCフライス盤の改良その1となります。 ジョグ操作を簡単にしたい 作業小屋のCNCフライスは自作のオリジナル品。機構部分は中華フライスの構造を真似て剛性を上げたモノ。制御ソフト&基板はPlanet CNC社製(スロベニアの会社)で直設Pl ...
CNCフライスを久しぶりに使って失敗ーエンドミルが途中で緩んだ
今回の作業日誌は頼まれモノのアルミパーツ。 木工旋盤のスクロールチャックと木材間に使うアダプターの作製です。 今回の依頼 ご希望のパーツはこのような形状のアダプター。(アルミの円盤状のモノが完成品です。) まず木材にアダプターをコーススレッドで固定してからスクロールチャックで挟んで使うらしい。(写真では1本だけですが4本で)円筒状の木材から木製カップ、茶わんのようなものを作るときに使うアダプターとのこと。 スクロールチャックのくわえる動作で簡単に脱着できます。 苦手なCNC作業を久しぶりに 手持ちの材料が ...
作業台の敷き鉄板をアルミに交換ープラズマカッターで廃棄鉄板を刻みました
今回の作業日誌は敷き鉄板の交換です。 作業台(木製)に厚さ2.3㎜の鉄板を敷いてあるのですが、かなり前から溶接の熱等で反り返っておりました。 最近完成した卓上の低速チップソーの就任をお祝いし、作業台を一新することにしました。 新しいモノには新しいモノです。(笑) 鉄板からアルミ板に変更 新たな敷物は「鉄板にすべきか、アルミにすべきか、厚さはどうするのか・・・」悩みました。敷き鉄板を外した作業台はこんな感じ。 鉄って結構重いんですよね。 現在の敷き鉄板は650mm×1820mmで厚さ2.3mm。 重量は22 ...
アルミ鋳物の溶接を頼まれましたー溶接棒は4043を使うもの?
アルミインテークイプの改造を頼まれました。 既存のニップル2か所を撤去&穴埋めと新たなニップルの取り付けです。 これはお仕事ではなくお遊びです。(笑) アルミ溶接の練習にはもってこいの題材が飛び込んできました。 溶接の練習材料なんて趣味の作業小屋にはほとんどありませんし、目的もなく新品のアルミ材をカットして溶接なんてもったいなくてできません。 依頼主さんは「えっと、ただでいいんですか!?」と驚いていましたが、こちらとしては「溶接向上の機会を与えてくれてありがとう」というのが本心です。しかも、これまで溶接 ...
低速チップソー クーラント飛散防止スクリーン設置して完成!・・・切断テスト
ついに低速チップソーの試運転にこぎつけました! 毎回のことですが、一発で完成とはならず早速改善箇所が発覚。(笑)切削用クーラントが機械後方に盛大に飛散してしまうんです。 飛散防止カバーを作ったつもりなのですが設計が甘かったですね。 今回の工作はクーラント飛散防止スクリーンの作成なのですが・・・、まずは切断の様子をご覧ください! 自分としては結構いいモノが出来たぞ~と満足のいく工作でしたので、先にこのチップソーのアピールポイントを書いちゃいます。 低速チップソーのアピールポイント このチップソーは直径100 ...
低速チップソー 材料固定用クランプの締め付け機構 結構保持力あります
固定用クランプの締め付け力をどう発生させるか悩んだ末・・・こうなりました。 矢印方向にチェーンを引っ張り材料を押し付けます。 意外と保持力がありましたのでその様子を動画にしてみました。 チェーン式電動クランプ と名付けました。 全体像はこんな感じでございます。 この形状に至ったのは「作業小屋が狭いから」です。 設置場所が狭い 設置後の様子をご覧ください。 出来るだけコンパクトにしたい真っ先に浮かんだのは、初めの写真の「チェーンで引っ張っている部分」を全ねじ&ナットで締め付けるという案。ですが、常時110 ...
低速チップソー 材料固定用クランプの作製・旋盤でシャフトを真っ直ぐ溶接
長らく放置しておりましたチップソーの作製の再開です。温度が大好きな私は、寒い冬になると温水器など熱源関連の工作に目移りしてしまいます。だんだん暖かくなり温水器系からだんだん心が離れてきましたので、やりかけのチップソー作製を再開できそうです。 設計なしの思いつき 今回の記事は材料固定クランプの作製です。手持ちの材料から思いついた構造なので途中で設計変更するかもしれません。 毎度のことながら行き当たりばったり工作で、だんだん形になってくると「あれ、別の方法の方がよかったも・・・」となるんですよね。 今回のクラ ...
駐車場に電気温水器を設置する6ースイッチパネルを設置して完成~使ってみて
今回の作業日誌は電気系統の工作物の紹介と実際に使ってみての感想です。 まずは動画をご覧ください。 お湯での出る様子とこれまでの作成の様子をまとめました。 動画を見れば本記事は不要かもしれませんが、お時間がある方は続きをどうぞ ↓ ↓ スイッチパネルと電力量計 電気温水器本体は裏庭に設置してありますので、電源オンオフSW、電力量計、水温計を駐車場から操作できる場所に設置します。 2mほどの可とう電線管を電気温水器本体から駐車場のウッドフェンスまで敷設。 ウッドフェンスにスイッチパネルを固定することにしました ...
前記事でお見せした防水ボックスは市販のストッカーを利用しているので完成後も分解が簡単。やはりメーカーさんが試行錯誤し製品化したモノは使い勝手がいいですね。 残念ながら自分では作れません・・・。 各面はこのように凹凸で脱着出来ます。 各突起(凹凸)には抜け止めのツメもついており、押し込めば「パチン」とロックします。 すばらしい。この防水ボックスなら今後のメインテナンスも安心です。 さて、設置場所が決まりましたら「水栓~この場所」への配管作業に入ります。 防水ボックスへの配管 水道管からの配管は呼び径13㎜の ...
駐車場に電気温水器を設置する4ーイタリア製樹脂ストッカーを防水ボックに流用
前回の失敗を経て、防水ボックスは市販のストッカ-を流用することになりましたので清々しい気分でございます。これで「木材を組み合わせ・・防水加工・・」といった試行錯誤から解放されました! 市販のストッカーを流用するとはいえ無加工では使えませんので「電気温水器を収める」ため少々加工いたします。 市販ストッカーの加工 先に完成写真です。 加工箇所は、①温度調整用の扉の取り付けと、②取っ手に防水のためのフタの取り付け、の2点。 ①は、機器の動作状況の確認や温度調整のため、電気温水器が面している面に扉を取付け簡単にア ...
駐車場に電気温水器を設置する3ー防水ボックスをアイアンウッドで作製して失敗する
作製中の電気温水器は屋外で使いますので風雨に耐えるボックスに収納する必要があります。以前紹介しました、「電気給湯器、保温タンク、ポンプ、電磁バルブ、制御基板」を一つの防水ボックスに収めようと奮闘中です。 毎度のことながら「試行錯誤し10歩進んで9歩下がる」状態に陥り、奮闘せざるを得なくなりました。 今回はその失敗の記録となります。 防水ボックスの中身 必要なボックスのサイズは、内寸で「底面=50センチ×32センチ」「高さ53センチ」。この写真ではわかりずらいですが、保温タンクの反対側に「電気温水器」、タン ...
駐車場に電気温水器を設置する2ー 保温タンクの水位コントロール
前記事のとおり電気温水器は頻繁に「出したり止めたり」を繰り返す洗車に使いますので、保温タンクにお湯をためポンプでホースに送ります。そのため保温タンクの水位をコントロールする仕組みを作ります。 今回の記事は、保温タンクの水位制御についての記録です。 水位制御は電気回路で 「水位を保つ」と言えばトイレのタンクのボールタップが頭に浮かびます。 簡単なしくみで満タンをキープしてくれます。 水位を保つだけならボールタップで十分ですが、ボールタップですと満水位からちょっと下がると弁が開きちょろちょろと水が流れ始めてし ...
FFヒーターの取り付けに続きまして、次は寒い冬の必需品「温水器」で遊んでみようと思います。 どういうわけか、私Azarashi工場長は「温める、冷やす」といった温度関係が大好き。 夏場なら「卓上でいつまでもアイスクリームが冷たいまま食べる」電気冷凍カップとか作れないかなと妄想してしまいます。温度を移動させるのが好きなようです。 ネットを閲覧していると結構安価に電気温水器が販売されているのを発見。 温度大好き人間にはたまりません。 ポチリたい衝動に負けFFヒーター取り付け中でしたが「次の工作はこれだ!」と ...
車へのFFヒーター取り付けが完了したので次の工作にすすみます!が、今回もFFヒーターがらみです。 FFヒーターを車に取り付けているうちに「自宅に取り付けたら換気要らずでいいんでないか・・・」と、妄想が膨らんでしまい実験せざるを得なくなりました。(笑) やれば気が済みます。 人生振り返って一番後悔するのは「やらなかった事」です。 だからやりたいことをやるんです。 使用したFFヒーター 車両用の5KWタイプです。自分の車に取り付けたのは2kwタイプ。 間違えて購入し余っていたモノです。 車では2KWタイプで十 ...
普通の車にFFヒーターを取付ける5-メーターパネル、専用給油ポンプの作製
FFヒーター取り付け後、走行を繰り返したところ問題はなさそうです。 次のとおり想定した動作をしてくれました。 ⇒ 出発前にサブバッテリーで起動、20分ほど車内暖房する。⇒ 車両ACCオン⇒走行開始。電圧の変動等を受けずFFヒーターは継続稼働。⇒ 走行中にリモコン操作OK。⇒ 走行後、サブバッテリー残量100%へ。充電されている。 というわけで100%満足ではありませんが、仕上げの作業に入りFFヒーターを取付けを完了させます! メーターパネルの作製 燃料計、サブバッテリー残量計、電流計を収めるパネルです。 ...
普通の車にFFヒーターを取付ける4-吸気、排気サイレンサー、燃料ポンプの設置
FFヒーターのサブバッテリー駆動回路も完成しましたのでお次は、燃料ポンプ、吸気側サイレンサー、排気側サイレンサーの取り付けです。 設置場所に悩みます 車体の下には車自身のサイレンサー、排気管、などパーツがすでに在りますのでそれらの隙間にどうFFヒーターのパーツを収めるか・・・車の下に寝転んで考え込んでしまいます。 これは以前の記事の写真ですが、車体をアップするのに黒いスロープが大活躍でした。 ジャッキアップのような手間が開く簡単に車体を持ち上げられるので「また、下にもぐらなくちゃ・・・」という面倒な気持ち ...
普通の車にFFヒーターを取付ける3-サブバッテリーで駆動する回路を作ります
FFヒーターを試運転をすることで必要とする電流が分かってきました。実験は大事ですね。 どんな回路にするかがだんだんみえてきました。 今回の作業はサブバッテリーによるFFヒーター駆動回路の設計となります。 電気回路って目に見えない電気を扱うので想定どおりに動くかどうかが作製中は分かりません。そして一発でうまく動くことはほとんどないんですよね。(笑)この動くかどうか分からないモノを作っているという状態が苦手なのです! FFヒーター消費電流の推移 1.起動直後は8.5Aほど流れる。起動~点火までは1分ほど待機。 ...
普通の車にFFヒーターを取付ける2ーアルミタンクからの漏油対策
燃料タンクを仮付けしてしばらく走行してみると・・・、なんと灯油が漏れているではありませんか!タンク底部(外側)までうっすらと濡れております。美しい溶接ではないものの漏れはないと自信があったのですがテンション下がります。(笑) 面倒ですが、マフラーを下ろして・・タンクを外して・・漏油箇所の特定に入ります。 タンクの全体図(ほぼ完成形) 前回の記事で掲載忘れましたタンクの完成図でございます。 「アルミキャップ取り付け部」「ニップル」「センサー」ともアルミタンクへはニトリルゴムのパッキンを介して取付けていますの ...
普通の車にFFヒーターを取付けるーアルミ灯油タンクの取り付け
朝晩の冷え込みが厳しくなり、車のフロントガラスが凍結するようになってきました!フロントガラス凍結の解消に「FFヒーターがいいんでない?」との妄想に最近の寒さが火を付けてくれました。 現在作製中のチップソー工作を続けていたらFFヒーターを取付ける前に冬が終わってしまいそうなので、チップソーは保留にしてFFヒーター取り付けにかかります。 予定ではとっくにチップソーは完成しているはずだったのですが、自作は時間がかかりますね。計画どおりには進みません・・・。 FFヒーターとは DIY好き、自作好き、機械好きな方な ...
今回は、アルミT字隅肉溶接が何とかできるようになりましたので学んだことを工作メモとして記事にしておきます。 チップソーのカバーを作成にとりかかったのですが、思うようにアルミ溶接ができず悶々としてしまいました。すっきり解消するため、チップソーの作製から離れてアルミ溶接の練習へ寄り道です。 今作製中のモノ チップソーの安全カバー 作製中のチップソーのカバーとはこのようなモノです。 段ボールの試作品が2段になっているのが分かるでしょうか。 これをアルミで作ります。 今回の材料は厚さ2.5㎜のA5052。 試作段 ...
前回の記事でスイッチパネルの表記をレーザーカッターで刻印したときに思ったのが、「データの作製」は意外と面倒だという事。 レーザーカッターの商品紹介では「サクサクッと簡単にカットや彫刻ができます!」という雰囲気が伝わってきます。実際、「写真や図柄」を「レーザーカッター制御ソフト」(正式名称は分かりません)に取り込んでレーザーで彫刻するのは簡単です。 ですが・・・、CADで描いたモ図形をレーザー加工となると少々手間がかかります。 しかも、たまにしか使いませんのでいざ使うとなると「記憶をたどって初めからやり直し ...
低速チップソー スイッチパネルの作製 レーザーカッターを活用してみました
今回の作業はスイッチパネルの作製となります。 現在作製中の低速チップソーにはいろいろと付属装置がありまして「トグルスイッチが4個、ボリュームが4個」必要です。 スイッチパネルをどう作るか・・・? 簡単に木材にするか、アルミ板にするか、FRP板にするか・・・悩みました。(悩む・・は大げさかな) 完成後、「うんうん、よく出来ました!」と自分に言えるようにしたいのでちょっと手間をかけてレーザーカッター+ステンレス板で作ってみることにしました。 レーザーカッターでステンレス板に刻印 レーザーカッターは一般的な趣味 ...
今回の作業は駆動&制御回路の作製。 私にとってちょっと苦手な作業です。 ブラシレスモーターはラジコン用「ESC」で駆動 チップソーを回すブラシレスモーターはプラス、マイナスの2本の線ではなく3本の線が出ているタイプのモーターで専用の駆動回路が必要です。 以前の記事のテストではAmazonやALIexpressでよく見かける「ブラシレスモーターコントローラー」を使っていましたが、本番はラジコンのヘリ用の駆動回路を使うことにしました。 テストで使用した「ブラシレスモーターコントローラー」の定格電流は16Aと商 ...
切削用クーラントをかけながら切断する予定なので、切削屑とクーラントの回収方法を検討していきます。 チップソーカバーは写真のとおりタービンケースっぽい形状をしておりまして・・・、 下側のまあるい穴から掃除機で切削屑&クーラントを吸引します。よって、切削用クーラントと切削屑が一緒に吸い込まれてきます。 切削用クーラントを循環させるつもりなので・・・水分、空気、切削屑を分離しなくてはなりません。 工具メーカーさんなら色々とノウハウがあるのでしょうが、これは素人の思い付き工作。 何が最適かはやってみないと分か ...
ようやく形が見えてきました。 以前作製したリニアスライドを垂直に固定しパネルソーの形状を作っていきます。 2024.10.20追記:動作の様子が分かるように動画をアップしました。 SUS20・40アルミフレームを多用しています パネルソーのフレームはリニアスライドと同様、SUS社の20・40のアルミフレーム。 今回の工作はちょっと行き当たりばったりなところがあり自由度が高いアルミフレームを使っています。 白色の矢印のアルミ板がスイライドする部分です。 ここに前回作製したチップソー駆動部分を固定します。 ...
チップソーの切り屑回収のため吸引口のあるカバーを作成します。市販の丸ノコのように刃の半分をカバーで覆い、掃除機で負圧をかけて切り屑を吸引させる予定です。 で、材料は何にしようかと・・・最初に閃いたのがFRP。半円状の曲線からなるカバーなのでアルミよりFRPの方が加工が容易かな・・、材料も作業小屋にたくさんあるし・・・とFRPでの作製に挑戦。 ⇒ 結果、失敗に終わります。(笑) 後々廃棄することに。 でも、せっかく作ったので記事にしておきます。 FRP製丸ノコカバーの作製 雄型のみを作製 ⇒ オス型に ...
前回のスライド機構が使えることが分かりましたので次の作業に進みます!今回はチップソー駆動部分の作製です。 以前の記事「ブラシレスモーターの駆動テスト」に掲載したブラシレスモーターを使って直径305㎜のチップソーを回転させる装置を作ります。装置といっても単純にベルトで減速して回すだけですが・・・。 まずは設計 こんなイメージです。 2モーターで1軸を駆動します。トルクが欲しいので。 簡略化した絵でタイミングプーリーもきちっと描いておりません。赤いディスク状のモノがタイミングプーリーで、ベルトは省略。 Fus ...
チップソーを使った切断機を作製中でございます。 求めるスペックは・・・ ・電動で超低速スライドができる。 ・切削油や水をかけながら切断できる。(金属や水晶などの鉱物の切断用) ・切込み深さ100㎜以上(チップソー直径は300㎜程のものを想定)です。 今回は「超低速でスライドさせる」ための機構の試作記事です。 稼働パーツなので動画を見た方が伝わりますね。 記事しましたがこちらをご覧ください! 主な駆動部品 余っていた材料で出来る機構を作ってみました。 数年前に作製したレーザーカッター(すでに分解してしまいま ...
PWM信号でブラシレスモーターコントローラーを制御するってどういうこと??との疑問がございましたので説明してみようと思います。 といいましても、実はわたくしもあまり詳しく分かっておりません。 市販の回路を組み合わせて遊んでいるというのが実態でございます。 なのでこの記事は詳しい説明というよりざっくりイメージするための記事でありますことをご了承ください。(笑) PWM信号とは オンオフを繰り返すパルス信号の「オン時間対オフ時間の比率」を可変させている信号のことです。LEDの調光にも使われています。1サイクル ...
ブラシレスモーターの駆動実験-大きなモーターを入手しました。
今回の工作はブラシレスモーターの実験でございます。 低速で力強く回転してくれるモーターをさがしており、たどり着いたのがブラシレスモーター。 ブラシレスモーター購入の理由 現在稼働中のパネルソーはハイコーキの普通の丸ノコを流用。 金属切断がメインなので回転数を下げてカットしたいときがあるのですが・・・、市販のコントローラー(AC100V用)で速度を落とすとそれに比例してトルクも細くなるため、チップソーが切断対象に接触したとたん回転数が下がってしまいます。 電動工具(AC100V)の「整流子モーター」やラ ...
購入しましたのはANDELIという中国メーカーの溶接機TIG‐250pro。 新しい溶接機は写真右側です。 出力は両者とも同じくらいで200A程度ですが、だいぶコンパクトになり軽量化されています。体重計で計ってみると、左の旧型は19.8kg、右の新型は10.9kgでした。狭い小屋に軽量コンパクトはありがたい・・・。 今回の工作は溶接機本体の改造と作業小屋への水栓設置となります。 本体電源スイッチの移設 水冷化の前に電源スイッチの移設という問題が発生。 なんと!このTIG‐250proは本体背面に電源スイッ ...
今回の作業はTIG溶接機の水冷化です! こんなことがありまして溶接機を新調し水冷化せざるを得なくなりました。 ①大物のアルミ溶接で190A~200Aを流す必要が発生 ②200Aで溶接していたらTIGトーチが熱で焼損 ③水冷式トーチを購入 ④ついでに溶接機も新調 TIG溶接機水冷化の経緯 前述の①~④をもう少し詳しく説明します。 ①アルミ溶接で200Aについて 8㎜厚アルミ板で「90cm四方、高さ20cmほどの台」を作製することになりました。 狭い作業小屋ではこのサイズが限界です。 広い作業所が欲しいなあ ...
今回の工作は「屋外設置物を紫外線から守るため」のアルミケースの作製です。 アルミケースに収めればラインレーザー照射機の完成でございます。 完成するとこのように動作します。 アルミは優秀な趣味の工作材 (自宅でカットと溶接が出来る場合ですが・・・) ちょっと話がそれますが・・・最近、「紫外線、風雨に耐えるには金属ケースが一番っ」と思うようになりアルミ材を使う事が増えてきました。 これまでアルミ=金属 ⇒ 加工が大変、と出来るだけ使わない方向だったのですが、単純な箱、ケースを作るならFRPやアクリル等の樹脂板 ...
今回の工作は、「駐車場用のラインをレーザーで表示してみよう!」でございます。 まだ未完成ですがこういうイメージです。 駐車場ラインが必要になった 自宅駐車場は並列に3台となっており2台駐車しています。スペース的には余裕があるので大体いつもの位置に駐車してあればOKだったのですが、車をPHEVに替えたため駐車位置が気になってきました。 車両の後方にある充電口をEVコンセントに合わせて駐車する必要があります。(ガソリン給油口が左側面。充電口が右側面。) そして出来ればいつも同じ位置に駐車して充電器からの距離を ...
工作メモ
またまた「フライス作業ができるボール盤」から横道に逸れてしまいますが、以前作製した低速チップソーが思いのほか役に立っており、とーっても嬉しいので記事にしておきます。 最近頼まれたパーツ作製のためアルミ丸棒(直径40㎜)を切り出したのですが、その断面がキレイだったので写真に撮ってみたんです。(またまた自己満足です) 切断面をご覧ください 上の写真はΦ40㎜のアルミ丸棒。 下の写真はΦ30㎜のアルミ丸棒。 特にΦ30㎜の切断面、美しくないですか! 「これに加工するのがもったない~」 「切削油をかけながら切断 ...
今回は、アルミT字隅肉溶接が何とかできるようになりましたので学んだことを工作メモとして記事にしておきます。 チップソーのカバーを作成にとりかかったのですが、思うようにアルミ溶接ができず悶々としてしまいました。すっきり解消するため、チップソーの作製から離れてアルミ溶接の練習へ寄り道です。 今作製中のモノ チップソーの安全カバー 作製中のチップソーのカバーとはこのようなモノです。 段ボールの試作品が2段になっているのが分かるでしょうか。 これをアルミで作ります。 今回の材料は厚さ2.5㎜のA5052。 試作段 ...
前回の記事でスイッチパネルの表記をレーザーカッターで刻印したときに思ったのが、「データの作製」は意外と面倒だという事。 レーザーカッターの商品紹介では「サクサクッと簡単にカットや彫刻ができます!」という雰囲気が伝わってきます。実際、「写真や図柄」を「レーザーカッター制御ソフト」(正式名称は分かりません)に取り込んでレーザーで彫刻するのは簡単です。 ですが・・・、CADで描いたモ図形をレーザー加工となると少々手間がかかります。 しかも、たまにしか使いませんのでいざ使うとなると「記憶をたどって初めからやり直し ...
電動巻き上げ機をはじめユックリ~2秒後にスピードアップさせるためのソフトスタート回路の紹介です。 といいましても大したモノではございません。 Amazonで販売されている遅延リレーモジュールなどを組み合わせただけの簡易バージョンです。 本音は「滑らかに加速していく制御基板を自作したい!」なのですが、プログラムして何かを制御する系の工作はほとんどわかりません。 今回は市販の基板を組み合わせた超~簡単な制御回路の説明となります。 使用したモジュール DCモーター制御用のPWM 10A、400wと遅延リレーモジ ...
今回の工作は「Φ12㎜ステン丸棒のカンヌキにネオジム磁石を簡単に取り付ける」がテーマです。 簡単に取り付けるために閃いたのが「UVレジンをパテ替わりに使う」というアイデアでした。 前作「光るエンブレム」の余ったUVレジンの活用です。 (100g入りボトルの半分くらいしか使わなかったのに3本も買ってしまいました。) こんなパーツを作りました。 これは、作業小屋ドアのカンヌキを全開位置にホールドするための磁石。 カンヌキを滑らかに動くように調整したらちょっとした振動でカンヌキが全開位置とロック位置の間を移動す ...
何度か成型しているとカーボンクロスの一部に樹脂が含浸していない事態が発生。 インフュージョン成型でもハンドレイアップでも関係なくカーボンクロスの一部が含浸していません。 全く含浸してないわけではなく、固く絞った布巾のようにわずかに含浸しています。 樹脂がキレイに浸透する場合と浸透しない場合が発生する原因を解明すべくさらに実験です。 ポリエステル樹脂と相性が悪い? カーボンクロスはガラスクロスのようにはポリエステル樹脂が浸透しないことがわかりました。 これが海外のyoutube動画でエポキシを使っている理由 ...
度重なるインフュージョン成型の失敗から押さえておきたい点をピックアップしておきます。 雌型の準備 雌型に突起部分がないか全周を確認する これを怠ると、最後最後に真空バックに穴が開きやり直しになります。雌型のとげのようなガラス繊維やコーナーなどを丸めておかないと真空バックを傷つけて「目視で探すのは困難な」小さな穴を開けてしまいます。 数分かけて真空から大気圧に戻るくらいの微小な穴です。 こうなると探してふさぐのは無理なので真空バックの作り直しとなります。 分割型の合わせ目に粘土、ワックスなどを詰める できれ ...
前回の記事のとおり分割型(雌型)の作成方法がだいぶ分かってきました。 写真では同じ分割型に見えますが、その後のカーボンパーツ成型で失敗が続き何度も型を作り直しています。 「分割ラインが悪く成型後に型からパーツが外れない」「離型剤をワックスだけにしたら固着して型から外れない」など・・・雌型を4回作り直す羽目に。 離型失敗で四苦八苦しているところ 写真はワックスだけで成型したところ離型しなくなったところ。分割ラインが適正でなかったこともこの失敗の一因でした。 ちなみに、差し込んである木片は木製スパチュラです。 ...
ゲルコートの縮れから作成作業が中断してしまいした。悔しくてどうしても「カーボンFRP製品を確実に成型する」自分なりの工法を確立したくなり実験にハマってしまいました。 ある程度分かってきたので・・・・ カーボンFRPを自作してみたいという方の参考に!と実験から学んだことを記事にしておきます。 うまくいくととても嬉しい 初めにお伝えしたいのは「カーボンFRP自作を楽しむために、手間もお金も惜しんではならない!」です。 FRP工作って面倒なので「適当に作業しちゃおう・・・ 高いから安価モノで代用しよう・・・」と ...
突然ですが、我が家の軽自動車がだいぶくたびれてきましたので買い替えることになりました。 思い立ったが吉日?ググると登録未使用車(走行距離5㎞!)が近くの販売店にあるではありませんか!ググって三日後には購入。現物が販売店にありますので納車待ちすることなく一週間後には我が家にやってきました! 三菱のEKクロス(ターボ、ハイブリット)です。 いつも「Amazonでポチポチッ」だったので納車待ちができない人間になっておりました。車もポチッと買いたいです。 最近の軽自動車は電子装備がてんこ盛り 少しDIYから逸れま ...
長きにわたる作業がゴミとなった悲しい作業日誌でございます。 ゲルコートの縮れ・剥離ってご存知でしょうか。 ゲルコートの塗布という作業はこれまで何十回としてきましたがこんなの初めて見ました! 浮き出た血管のような気持ち悪い凸凹が発生しています。 同じ原型に対して「雌型下半分」は問題なくゲルコートを塗布出来たのに、次のステップ「雌型上半分」でのゲルコート塗布はシワシワに収縮。 雌型の下半分はキレイに出来たのに・・・ シワシワのゲルコートまみれになってしまったのでこの原型は廃棄となります。 これまでの2週間の作 ...
前記事の「雄型に直接FRPを積層」する工法でインフュージョン成型をすれば一発でキレイなFRP製品ができるんでは?とのひらめきが降りてきましたので早速実験です。 またまた納得のいく製品にはなりませんでした。(笑) azarashi工場長の工作の9割は失敗!いつもの事でございます。 インフュージョン成型ー実験用原型 中空の箱を作製すると仮定しまして、次の原型を用意しました。 スタイロフォームにマスキングテープを張り付けさらに100均のアルミテープでカバーしています。このアルミテープがかなり優秀な離型剤になり ...
ただいま大いなる悩みに直面しております。写真の原型をどうやって中空のFRPにしようか・・・?と工法の思案に取りつかれてしまいました。 これまでFRPの作成には次の3つの工法を使ってきました。 1 雄型(発泡ウレタン)+外皮をアルミテープ(離型剤となる)でカバー。→ FRPをハンドレイアップ。 → 硬化後に中身をくり抜く。 2 雄型(発泡ウレタン)をFRP(ゲルコート仕上げ)で覆い表面を研磨。カチカチの原型を作製。→ 雌型を石膏で作成。→ 石膏雌型からFRP製品を作製。 3 雄型(発泡ウレタン)をFRP(ゲ ...
前記事での失敗から出来るだけ正確な枠を作ろうとこんなアイデアを実行。 ピッタリサイズの型の中でウレタンを発泡させる案 はい、またまた失敗でございます。(笑) この度の失敗から発泡ウレタンの使い方を2点、学びました。 学んだ点 1 「ピッタリサイズの型でウレタンを発泡させない」 理由は、「枠に接している面のウレタンの泡がつぶれカチカチの平面になってしまう。」からです。 こんなイメージです。 つぶれた泡が薄い膜(平面)となってフワフワの泡ではなくカチカチの板になってしまいます。 ウレタンの薄い膜なので切削出来 ...
FRP作業が発生しました。FRP工作をする度に型作製のベストな方法は・・? といつも悩みます。出来るだけ簡単に低価格で行きたいのですが、結局一般的な発泡ウレタンに行きついてしまいます。 2液型発泡ウレタンはちょっと高価 欲しい形を造形するには発泡ウレタンが楽なのですが、意外と高価なんですよね。20倍発泡タイプ1Kgセット(2液型で500g×2缶)で3000円程です。 計算上20倍の体積に膨らむはずなのですが、そこまでは膨らまないようです。 今回は20倍タイプ1kgで13000㏄(13リットル)のオス型を作 ...
金属に穴あけするときに欠かせないのが切削油。 これまで適当にオイルスプレーや余ったエンジンオイルを使っていたのですが、フライス作業用の切削油をググっているとき、「ステンコロリン」なる切削用スプレーを知りました。 「ステンレスが豆腐になりました」という謳い文句をみていると、 「もしかしてエンジンオイルって切削油としてダメダメなんでは?」などと考え始めました。 というわけで「ステンコロリン」を購入し、これまで使ってきたオイルスプレーやエンジンオイルと比較してみることに。(一缶1800円!ちょっと高い) せっか ...
これまで何本もバンドソーブレードの接合テストしてとても大切なことを学びました。 それは「正確に直線を出して接合すれば振動は発生しない」という当たり前のこと。(笑) 金属用バンドソーは回転速度が遅いので、ブレード接合部が完全に一直線でなくても問題ないだろう、と高を括っておりました。 自作ブレ―ドは回転に合わせて、ドン、ドンっと切断材料をたたくような振動&騒音が発生することがあります。これは「TIG溶接で接合部の刃先が欠けているのでしょうがない」と勝手に思い込み諦めておりました。 が、ついに振動&衝撃の原因は ...
バンドソーブレードの接合はロウ付けにすべきかTIG溶接にすべきか・・・
6㎜幅のブレードと10㎜幅のブレードで試した結果、ロウ付けが確実だという結論に至りました。 接合手段が「TIG溶接と銀ロウ付けしかない」現時点での結論でございます。 ロウ付けでも金属切断に耐えられた 以前記事でバンドソーブレードの接合はロウ付けの方がいいかもと書きましたが、10㎜幅の比較的ロウ付け面積が大きくとれるブレードの場合です。 幅6㎜ブレードだとロウ付け面積があまり広くないためロウ付け箇所が外れるのではと思っていました。 ちょうど鉄板切断作業が発生しましたので新たに6㎜幅のブレードをロウ付けして鉄 ...
前回、TIG溶接でバンドソーブレ―ドを接合する方法を書いたのですが「ロウ付けの方がいいんでは・・」とあっと言う間に方針転換。 「バンドソーブレード、接合」でググっていきますとDIYの世界ではロウ付けが主流?のようですね。 早速「バンドソーブレードのロウ付け」を実験してみました。 ロウ付けに必要なもの 〇 銀ロウ、フラックス、ガスバーナー、の3点セット ホームセンターで入手できる銀ロウセットとガスバーナーで接合できるのがいいところ。 (富士バーナーの銀ロウを使っています。Amazonでは2000円程。) ...
バンドソーを使っている必ずぶつかるのが刃の交換。 輪っかになっている完成品のブレード(刃)は結構高いんです。 おまけに自作バンドソーのように規格外のバンドソーの場合、ちょうどいいブレードが販売されておりません。 というわけでazarashi工場長は「フナソーのバイメタルコイル」を使っております。 自分で接合しなくてはいけないブレードです。 刃の厚さ0.6㎜、幅10㎜のブレードです。 せっかくのTIG溶接機を活用すべくブレードの溶接に挑戦しているのですが思いのほかムズカシイ。 最近、TIG溶接機で「このやり ...
初心者のドリル研磨ー 新品マネて削ると簡単に切れ味回復します!
ドリルを自分で研磨するって敷居が高そう・・・と思っていましたが、やってみると意外と簡単でした。 ドリルってモノによりますが結構高い買い物です。(ステンレス用など) 自分で再研磨できるなら気兼ねなく使えるのになあ・・・、でもドリル研磨機って結構高価だしなあ・・・と悶々したことは誰でもあるはず! というわけで、安価なダイヤモンドホイール&ルーターで手研磨するという技を開発しました。(笑) ちなみにazarashi工場長のドリル研磨歴は10本。10年ではありません。 こんなレベルでも趣味で使うには十分な切れ味を ...
鉄ってサビさえ無ければ「そんなに硬くなく、溶接が容易で、安価で」と、便利な材料です。 最近、リン酸という防錆&サビ取り剤を使うようになって鉄ってDIY向けのいい材料だなあと思うようになってきました。 格安サビ取り&防錆剤 リン酸とはこんなモノです。 Amazonで購入しました。 2000円~1600円程。 市販のサビ取り剤の成分によく入っているモノです。が、食品添加物なんですね! この85%リン酸を水道水で薄めて使っています。 希釈は適当に重量比で5倍位です。 どのくらいの濃度になるのか試しに計算してみま ...
金属用バンドソーを自作しています3ー アルミ溶接のコツが少しわかりました
本日の作業日誌はアルミの溶接がテーマです。 先日切り出しておきましたアルミ板(A5083)を溶接して箱状にしていきます。 アルミの種類について アルミを溶接する場合、A5083を使用するようにしています。工作向けに販売されているアルミ板はA5052が多いようです。 azarashi工場長の認識では、価格が安いアルミ板はほとんどはA5052です。TIG溶接を始める前はアルミの種類など気にしたこともなかったのですが、金属材の切り売り業者さんから購入するようになって用途に合わせて購入するものだと知りました。 a ...
この度、FRPの原型や雄型、雌型の作製をもっと簡単にできないものか・・・という悩みを解決したく3Dプリンターを購入しました。ANYCUBIC製 Kabra Max 印刷サイズ400㎜×400㎜×450㎜。コブラマックスって名前が恥ずかしい・・・・。 3Dプリンターの使い方を勉強するため試しにいろいろ印刷してたところ、出力された部品の寸法精度が意外と高いことに気づきました。 この精度の高さがこれまでできなかった工作を可能にしてくれそうです。 3Dプリンターの印刷精度 CADデータとほとんど変わらない寸法で ...
ついに3Dプリンターを購入しました!製品名 ANYCUBIC製 Kobra Max 印刷サイズ400㎜×400㎜×450㎜ の少々大き目の3Dプリンターです。 フィラメントタイプの3Dプリンターは比較的お手頃価格で販売されているなあと思いつつも、出力したモノの強度がなさそうで二の足を踏んでおりました。 これまでのFRP実験から「型を3Dプリンターで作成するべきでは」との思いがムクムクし、Amazonでポチることなりました。やってみなければわからない。 まだまだ使い方を勉強中ですが、中国製なのか(偏見・・ ...
最近やり方を覚えたインフュージョン成型を活用したくなり、小型サイクロン集塵機を作製しました。 今回の工作の目玉は、インフュージョン成型で作成したダクト(掃除機上部のイモムシみたいな部品)です。 ウェット用サイクロン掃除機 この小型サイクロン集塵機はフライス作業で発生する、切削油とアルミの屑をお掃除するために開発しました。切削時にエンドミルに吹き付ける「白い冷却&潤滑用エマルジョン(牛乳と呼んでいます)」にまみれたアルミくずをビンやペットボトルに回収できたらいいなとの、かねてからの要望の具現化です。 役に立 ...
FRPといえば刷毛で積層するハンドレイアップ。FRP工作する時はいつもこれでした。が、最近インフュージョン成型という工法を知りました。 自作好きのみなさまはご存じでしたでしょうか? インフュージョン成形とは、下側の型(FRP製)と上側の型(フィルム)との間を真空にし、樹脂を含浸させる成形法で、結構昔からある方法のようです。 youtubeを見ながら真似してみると「樹脂を絞った軽量なFRP製品」が出来ました。「カンカンッと乾いた炭」のような硬質、軽量な感触です。 ハンドレイアップで自作したFRPって結構重い ...
FRP成型の定番工法といえば雌型から製品を積層です。 ①原型(雄型)作製→②雌型作成→③雌型から製品作成という工程。 後ろ向きな表現ですが・・・正直面倒な作業です。 この記事は、今後の参考に(面倒だと思い込んでいる)定番の工程に実際どれだけ時間がかかるのかの記録となっています。 作業時間&手間の目安があれば、「手間のかかる雌型作成を行うか、簡易に成型するか」の判断材料になると思います。 雌型作成にかかる時間 はじめに結論。えらい時間がかかり、やめたくなります。 作業時間だけで37.5時間でした。思案してい ...
前回の記事では確実なFPRの離型方法を確認するため「FRP離型の実験」を行いました。 結果、PVA離型剤の使用が確実という結論に至りました。 実験するまでもなくググれば分かる事ですが(笑)、やってみたかったんです。 azarashi工場長の実験では、離型用ワックスとPVAでは離型のし易さにかなりの開きがありました。 もちろん、念入りに磨き上げた表面が丁寧な型(プロが作るような)ならワックスのみでも問題なく離型するようですが、私の場合、ワックスのみでは離型が怪しい素人FRP成型。 確実に離型するPVAを使っ ...
FRP離型失敗で型ボロボロ 確実な離型のためにFRP離型の実験をしてみました
初めてゲルコートというものを使いました。当然、大失敗です。 原因は製品用ゲルコートを雄型、雌型、の両方に使用したこと。 製品用ゲルコート同士がしっかり癒着して型がボロボロになりました。 どうしたらきれいに離型できるんでしょう? この記事では、雄型→雌型作成といったFRP造形の基本的使い方?で必ず直面する「離型しない恐怖を克服する」実験結果をお伝えします。動画の方が分かりやすいかも・・・。 破損した型の構造&材料 雄型は内部に発泡ウレタン、外皮に積層用ポリエステル樹脂&#200ガラスクロス積層、最終仕上げに ...
工作をしていると手元のスイッチで何かを開け閉めできたらいいなと閃くことがあります。スイッチの切替でドアや鍵をロックアンロックできないかな・・など。 ラジコン用サーボを使えば簡単そうですが、どうやってコントロールするかがちょっと問題。サーボはスイッチオンオフでは動きません。信号を送ってやる必要があります。 Arduinoなど使いこなせる方なら簡単簡単! かもしれませんがプログラミング系知識がない私にはハードルが高い。そこでサーボテスターの流用です。 ドア、鍵の開閉のようなシンプル動作ならArduinoなどの ...
参考youtube動画 最近、狭い小屋を有効活用すべく「引き出し作成」にハマっております。 簡単に「出す」「しまう」ができる引き出しは小スペース有効活用の必須アイテム。 引き出しにモノがしまわれて部屋がすっきりしていると幸せな気分になります。 でも、引き出しってちょっと面倒な工作なんですよね。 単なるボックスや棚などと比べると稼働部分があるため正確な作業が求められます。工作精度が悪いと、滑らかに動かない、ガタガタするなど 後々ガッカリしてしまいます。 最近、調子に乗って作った引き出しは合計17段。簡単に作 ...
アルミの薄板の溶接は、たまにしか溶接しない素人にとってかなりハードル高いです。 最近ようやくアルミの隅肉溶接ができるようになりました。(たまにできるというレベル)なんとなくコツのようなものが分かってきたので、現時点での知識を工作メモとして記事にしておきます。 今回のお題 2.0㎜と2.5㎜アルミの隅肉溶接 直線部分だけキレイにできました。 溶接条件 使用溶接機 TIG200P AC/DC という名称でAmazonで販売されている溶接機。タングステン電極 セリタンΦ2.0㎜溶加棒 Φ1 ...
ベルトサンダー交換用ベルトの格安品を購入したのですが、これがすぐ破断するんです。きっと、多くのDiyerが安さにひかれて泣いているに違いありません。(笑)私が購入したのは、40本入りで販売されている茶色系のサンディングベルトです。 最近、これより少しお高い緑色のサンディングベルトが目に留まりぽちったところ、意外といい製品でした。 TRUSCO(トラスコ) スモールベルト 10X330#120 (50本入) TSB10-120 茶色いベルトと同じくテープでエンドレスベルトにしているのですが、意外と破断しない ...
このブログにたどり着いた方はきっと「自作・DIY好き」、「自分でやってみたい」、という方だと思います。 DIYを心得た方ならご承知のとおり、自分で取り付けると時間とお金がかかります。安上がりではありません。 自作好きのDIYは節約のDIYではありません。自分でやってみたいからやるんです。 コストがかかりますが、「自分で取付できた満足感!」、「エアコンからの涼風を受けるたびに感じる満足感!」、「DIYレベルが上がったぞという満足感!」・・・と精神的リターンはMAXです。 この記事は、「自作大好き、自分でやり ...
CNCフライスを使うまでーツールパスの作り方を忘れないようにメモしておこう
この記事は、Fusion360(CAM)でのツールパスの設定の流れをメモしたものです。 Fusion360でのツールパスの作成、Gコードの作成は「Fusion360操作ガイド CAM・切削加工編」から学びました。 Fusion360操作ガイド CAM・切削加工編 本から勉強したものの、趣味レベルでたまーにしかCNCフラライス盤を使用しないためツールパスの作り方を忘れてしまいます。毎回思い出すのにかなり時間を浪費しています。 記憶定着のために「工作メモ」として記事にしてみました。 はじめに Fusion36 ...
TIG溶接機(TIG200P)のアルミ溶接の条件・設定(薄板、面積大)
アルミで強度のいらないカバーや箱モノを作るときは、なめ付け(溶加棒を使用せず母材だけで溶接)しています。 溶加棒を入れるのは少々難しいので、なめ付けだけの溶接は「失敗しないかな・・」と消極的にならず気楽に作業に入れます。 本日の工作メモ 条件 TIG溶接機で2㎜厚のアルミ板の出隅の溶接【溶接対象】2mm厚アルミ板600mm×245mm と 2mm×15mmアルミフラットバー【タングステン電極】セリタン2.0mm~2.4mm 仮付け時の設定 電流120A、ACバランス20程度、パルスなし 仮付けの作業メモ ...
最近何とか使えるレベルになってきたTIG溶接機。購入当初は、アルミが溶け落ちる、団子になる、墨付けは山盛りになる、溶接箇所が汚くなる・・、と本当にアルミを溶接できるのか?と諦めたくなるレベルでした。 TIG溶接機を購入して1年程になりますが、あまり頻繁には溶接しないためたまに使うと「うまくいった時の電流、パルス、ACバランスなどの設定」を忘れており、また失敗を繰り返してしまいます。 そこで、うまくいった溶接やその他の作業の再現性確保のため、工作メモを残すことにしました。 本日の工作メモ TIG溶接でアルミ ...
DIYで困るのが金属の加工です。鉄やアルミがサクサク切断できればますます工作に拍車がかかるのはず!っとオールマイティな切断工具を探し求めております。これまで、金属用チップソー、金属用バンドソー、ジグソー、切断砥石を使ってきましたが、ついに“プラズマカッター”を試すときがやってきました。 プラズマカッターなら薄板~厚板までサクサク切断するに違いない、と期待を抱いて早速Amazon倉庫から取り寄せてみました。 結論からいいますと思ったほどの満足感は得られませんでした。理由は次のとおりです。 1、切断速度が速く ...
CNCフライス盤を使い始めると、送り速度(○○㎜/min)はどのくらいがいいのか、スピンドルモーターの回転数はどのくらいがいいのか、悩むものです。 手動送りのフライス作業なら「無理な切削かどうか」は感覚である程度わかりますし、やばかったら瞬時に手を止めることが出来ます。が、Gコードによる自動切削では、指示された速度で問答無用にエンドミルが走りますので「この速度でエンドミルが折れたりしないか」と不安になります。私は、CNCフライス盤を同じエンドミルをハンドリューターに装着し、手動で切削抵抗を感じてみて、切り ...
FRPでワンオフパーツを成型する方法(面倒くさがり屋用くり抜き成型法)
標準的なFRPの成型手順は、「目的物と同形の雄型を作成」→「雄型を反転させた雌型を作成」→「雌型の内側にFRPを張り込んで目的物を成型」という過程をたどります。 ちょっとした部品を作るときにこの手順を踏んでいるとFRPを使うのが億劫になってしまいます。一度きりの成型の場合、型の作成にかける手間は省きたいものです。 もちろん、FRP成型が上手くいくかどうかの80パーセントは型にかかっていますので、適当な型を作成するわけにはいきません。 そこで、手間を省きつつもキチンと目的物を成型したいときに使っている方法が ...
ネットでどんな材料でも入手できる時代になりました。自作派には嬉しい世界に向かっています。私は、ラジコン飛行機などの工作によくFRPを使用するのですが、扱いが難しい素材と思われている方も多いようです。ちょっと使い慣れるといろいろ作れる便利な素材です。工作の幅が広がります。 今回は、ラジコン飛行機の振動対策を題材に私のFRPの使い方を記事にしてみました。 ① 雄型を使った成型方法(フローティングマウント) ② 超軽量で剛性ガチガチのFRP板の作成(カメラ固定板) 余談となりますが、はじめに自作したフローテ ...
購入したモノ
夜な夜な作業を進めている「フライス作業ができるボール盤」ですが、なかなか完成に至りません。 段々、嫌になってきたのかといいますと、そんなことは全然なく「ゴッツイ機械をいじって工作に没頭している自分」を満喫しているのですが・・・、体は疲れちゃんですよね。(そんなに若くはないんです・・・) そういう時に、「ベットで横になってくつろぎたい」なんて欲求に負けてしまうんです。 ゴロゴロしながらネットを見る、という誘惑に負けてしまいます。 さらに誘惑に負けてこんなものを買ってしまいました。 これでiPadを手で保持す ...
「フライス作業ができるボール盤」の製作からまたまた脱線しております。 今回の記事は植物育成ライトの作製です。 植物育成LEDライトを作ることになったのは 先月、とある森の中のカフェで食事をしたところ「ハーブティー」なるものが付いてきました。 普段お茶系の飲み物はあまり飲まないのですが、そのお店で提供されたハーブティーはなぜか美味しく感じたんです。で、気になって何のハーブを使っているのか店主尋ねたところ、ご厚意でホーリーバジルの葉っぱを分けてくれました。ありがとうございます! いただいた葉っぱでお茶を作っ ...
今回は作業小屋用のミニPCの買い直し事件。「フライス作業ができるボール盤」の作業がなかなか進んでおらず、またまた脱線の作業日誌です。 作業小屋にPCがないと困るんです 現在進行中の「フライス作業ができるボール盤」は3DCADで設計しました。設計と言っても、単純に「各パーツのサイズ、位置関係、干渉具合を確認する」だけなのですが、立体で描けるってとても便利。 CADで絵を描いておくと、「ネジ穴の位置はどこに開けるんだったかなあ・・・」、「アルミ材の組み合わせはどっちのアルミが上だったかなあ・・・」などあいまい ...
格安デジタルノギスを購入ー手が切れるほど粗い加工の製品でした
なかなか本題の「フライス作業ができるボール盤」が進まずすみません。少し前の作業中(X軸,のリニアスライドの調整に難航)にデジタルノギスを追加購入したのですが、それがハズレ品でショックを受けてしまいました。(泣) とは言っても、Amazonで安価なノギスをチョイスした自分が悪いのですが・・・。 格安ノギスはどれも同じように見えます こちらが追加購入したデジタルノギスです。 写真のハズレの方です。(写真ではほぼ同じ製品に見えますね。) 商品名は「ステンレス製 フルメタル デジタルノギス 150㎜」 購入価格は ...
ただいま「ドリル穴あけ、タップ切り」をひたすら繰り返しております。こちらは作製中の「フライス作業ができるボール盤」のベース。 ネジ穴がいっぱいです。 ボルト頭を埋めるため「沈めフライス」も必要です。 こちらの工作はこれまでの工作よりちょっと大物。 ドリル、タップ、沈めフライス、面取りカッターも少し大きなものが必要になり買い揃えていくうちに環境整備したくなってしまいました。 またまたメインの作業から寄り道して作業環境の改善に走ります。 ドリルスタンド タップ加工、リーマ加工用、沈めフライス加工のため微妙な ...
作業小屋の匂い対策と称しオゾン発生器で遊んでみました。 暑い季節になりますと作業小屋に入るとき「むっ、なんか臭いな・・」と感じるんです。 もちろんFRP作業など溶剤を使った後に臭いのは当たり前ですからそれは問題ないのですが、1日ぶりに(ほぼ毎日作業しています)小屋に入ると「締め切った倉庫のような・・木材の匂い?埃の匂い?カビ臭?」的な匂いを感じる時があるんです。 というわけで、今回の記事はオゾンを使った消臭対策です。 またまた作成中の「フライス作業ができるボール盤」から遠のいてしまいます。 オゾンで脱臭し ...
作業小屋のWi-Fi環境の改善ーUSB接続Wi-Fi子機の導入
今回は買ってよかったモノの紹介。 Wi-Fiアンテナです。 作業小屋でCADとネットが使えるようにとミニPCを設置したのですが、ネット環境がイマイチ。自宅からのWi-Fi電波が辛うじて届く距離なのでネット通信が非常に遅くなることがあります。そこでWi-Fiアンテナを強化するという商品を購入してみました。 作業小屋のWi-Fiは非常に遅い どのくらい遅いのかといいますと・・・2.05Mbpsです。 テストの結果「非常に低速です」と言われちょっと悲しくなります。 あまりPCには詳しくないのでググってみると動画 ...
フライス作業ができるボール盤の作製ーその2-ステッピングモーター、ボールねじの購入(Aliexpressから発送されず・・・)
今回も材料集めが続きます。 ボール盤でフライス作業+CNC加工を行うため「ステッピングモーターと駆動回路」と「送り用ボールねじ」を調達しました。 ステッピングモーターとドライバー回路 入手しやすいNEMAシリーズ(勝手にそう呼んでいます)をAmazonで選んでみました。 このモーターは以前に自作したCNCフライスで使用したモノと同じサイズ。1辺が57㎜の立方体サイズでシャフトはΦ8㎜。 Amazonでお手頃価格で販売されているステッピングモーターはほとんんどNEMA17,23と「NEMA」と表記されていま ...
今回の記事は次の作品の材料調達となります。 次に作りたいモノはこちら「フライス作業ができるボール盤」です。 ちょっと大きめのボール盤です。(私の感覚では大きい) この材料集めをしている段階ですでに他の作りたモノに気を取られネット閲覧&購入してしまい、先にやるべき「フライス作業ができるボール盤」がなかなか進みません。 大物の作製なので「面倒だなあ~」と心が現実逃避しているようです。(笑) 完成までは時間がかかりそうです。 さて、現時点では設計→材料集めという段階でなんにも紹介できる「作業」はないのですが ...
時々、作業小屋でパソコンを使えたらなと思う時があります。「ちょと調べものしたい時」と「CNCフライスを使う時」です。 これまでCNCフライス盤を使うときは、自宅のPCで作ったGコードをUSBメモリで小屋に持ち込んでいました。Gコードの修正が必要になるとその都度自宅PCと作業小屋を往復することになり結構面倒。 この「CNCフライスのすぐそば(作業小屋)にパソコン(CAD&CAM)がない」という面倒が、CNCフライスを使わなくなる一因でした。 というわけで、今回の作業で「パソコンを設置し作業環境のグレードアッ ...
前記事で久しぶりに使ったCNCフライス盤。いろいろと改良したいと思っていた点があったのですが、ついに改良する!という気持ちがこみ上げてきました。 次の工作はボール盤の自作だ!と決めておりいろいろパーツを買い込んでいたのですが、 またまた脇道に逸れてしまいます。 今回は、CNCフライス盤の改良その1となります。 ジョグ操作を簡単にしたい 作業小屋のCNCフライスは自作のオリジナル品。機構部分は中華フライスの構造を真似て剛性を上げたモノ。制御ソフト&基板はPlanet CNC社製(スロベニアの会社)で直設Pl ...
駐車場に電気温水器を設置する2ー 保温タンクの水位コントロール
前記事のとおり電気温水器は頻繁に「出したり止めたり」を繰り返す洗車に使いますので、保温タンクにお湯をためポンプでホースに送ります。そのため保温タンクの水位をコントロールする仕組みを作ります。 今回の記事は、保温タンクの水位制御についての記録です。 水位制御は電気回路で 「水位を保つ」と言えばトイレのタンクのボールタップが頭に浮かびます。 簡単なしくみで満タンをキープしてくれます。 水位を保つだけならボールタップで十分ですが、ボールタップですと満水位からちょっと下がると弁が開きちょろちょろと水が流れ始めてし ...
FFヒーターの取り付けに続きまして、次は寒い冬の必需品「温水器」で遊んでみようと思います。 どういうわけか、私Azarashi工場長は「温める、冷やす」といった温度関係が大好き。 夏場なら「卓上でいつまでもアイスクリームが冷たいまま食べる」電気冷凍カップとか作れないかなと妄想してしまいます。温度を移動させるのが好きなようです。 ネットを閲覧していると結構安価に電気温水器が販売されているのを発見。 温度大好き人間にはたまりません。 ポチリたい衝動に負けFFヒーター取り付け中でしたが「次の工作はこれだ!」と ...
PWM信号でブラシレスモーターコントローラーを制御するってどういうこと??との疑問がございましたので説明してみようと思います。 といいましても、実はわたくしもあまり詳しく分かっておりません。 市販の回路を組み合わせて遊んでいるというのが実態でございます。 なのでこの記事は詳しい説明というよりざっくりイメージするための記事でありますことをご了承ください。(笑) PWM信号とは オンオフを繰り返すパルス信号の「オン時間対オフ時間の比率」を可変させている信号のことです。LEDの調光にも使われています。1サイクル ...
ブラシレスモーターの駆動実験-大きなモーターを入手しました。
今回の工作はブラシレスモーターの実験でございます。 低速で力強く回転してくれるモーターをさがしており、たどり着いたのがブラシレスモーター。 ブラシレスモーター購入の理由 現在稼働中のパネルソーはハイコーキの普通の丸ノコを流用。 金属切断がメインなので回転数を下げてカットしたいときがあるのですが・・・、市販のコントローラー(AC100V用)で速度を落とすとそれに比例してトルクも細くなるため、チップソーが切断対象に接触したとたん回転数が下がってしまいます。 電動工具(AC100V)の「整流子モーター」やラ ...
購入しましたのはANDELIという中国メーカーの溶接機TIG‐250pro。 新しい溶接機は写真右側です。 出力は両者とも同じくらいで200A程度ですが、だいぶコンパクトになり軽量化されています。体重計で計ってみると、左の旧型は19.8kg、右の新型は10.9kgでした。狭い小屋に軽量コンパクトはありがたい・・・。 今回の工作は溶接機本体の改造と作業小屋への水栓設置となります。 本体電源スイッチの移設 水冷化の前に電源スイッチの移設という問題が発生。 なんと!このTIG‐250proは本体背面に電源スイッ ...
今回の作業はTIG溶接機の水冷化です! こんなことがありまして溶接機を新調し水冷化せざるを得なくなりました。 ①大物のアルミ溶接で190A~200Aを流す必要が発生 ②200Aで溶接していたらTIGトーチが熱で焼損 ③水冷式トーチを購入 ④ついでに溶接機も新調 TIG溶接機水冷化の経緯 前述の①~④をもう少し詳しく説明します。 ①アルミ溶接で200Aについて 8㎜厚アルミ板で「90cm四方、高さ20cmほどの台」を作製することになりました。 狭い作業小屋ではこのサイズが限界です。 広い作業所が欲しいなあ ...
最近レーザーカッターを購入したのですが、買って早々、円筒物彫刻用の三爪スクロールチャックを溶かしてしまいました。(泣) 指輪に刻印しようと実験したところ反射光が樹脂製チャックに照射されたためです。 実際に再現はできませんが、こんなイメージです。 指輪の内側にレーザー照射したら反射光は指輪をつかんでいるスクロールチャックに照射されますよね。 リングの内側にはどうやって彫刻するんでしょう? ↓ ↓ 溶けた様子 レーザーカッター付属のスクロールチャック レーザーカッター用スクロールチャックとはこんなモノでご ...
最近流行のデザインなのかボンネットが盛り上がっており見にくく感じております。(エクリプスクロスPHEV)左折のたびに「何か見落としているんでは」と不安になります。 初めての住宅街のようなところをノロノロと「右行こうかな、やっぱり左だ」と迷った時が特に危ないですね。 左折するつもりがなかったため左バンパー付近の確認がおろそかになり「もしかしたら左下に低いポールなどがあったかも・・」と不安になります。 このような位置にある物体を確認できません。 どんな車でも見えないのですが「ボンネットが盛り上がって見にくい」 ...
最近の車はスペアタイヤを装備していないのが標準のようです。そのためジャッキも装備されていません。 車両購入時には気にしていなかったのですがうちの車にもジャッキはありませんでした。「ジャッキスペースは空っぽで固定用バンドのみ」だったんです。ちょっとビックリ。 先月スタッドレスタイヤを用意した段階で気づきました。 パンク修理キットがあるからジャッキアップは不要でしょ、という事らしい。 パンク修理キットがあるからといってもジャッキがないというのは不安。 「重い油圧ジャッキを積んでおくのもなんだし・・」と機械式パ ...
EVコンセントの設置ータイムスイッチとwifi電力量計を組み込みました
EVへの充電は電力料金が安い夜間にするものらしい・・・という雰囲気だけでタイムスイッチを設置し深夜のみ充電する仕様にしたのですが、あまり意味がありませんでした。(笑) 夜間の方が電気代が高いときもあります 我が家はLOOOP電気と契約しており、契約内容を確認してみると30分ごとに単価が変動する契約。夜間の方が安いわけではなく使う人があまりいない昼間の方が安い場合もあり、電気代を抑えるという点ではタイムスイッチはあまり意味がないようです。 ですがもう一つのタイムスイッチのメリットは発揮されております。それは ...
ルームミラー型ドラレコー三菱エクリプスクロスには付きませんでした
EKクロスにデジタルルームミラーを取付けて数か月。クリアな後方視界を味わうともう普通の鏡には戻れません。本当の鏡の方がいいという方もおられると思いますが、デジタルルームミラーの「これはいいなあ・・」と感動したところを初めに紹介させてください。(工作からは脱線しますが・・・) 視界が広い、死角が少ない デジタルルームミラーはリアガラスに取り付けたカメラからの画像を見ていますので、リアピラーや後席同乗者に視界が妨げられることがありません。このメリットは大きいです。 そしてこの「リアガラスのカメラから見ているこ ...
突然ですが、我が家の軽自動車がだいぶくたびれてきましたので買い替えることになりました。 思い立ったが吉日?ググると登録未使用車(走行距離5㎞!)が近くの販売店にあるではありませんか!ググって三日後には購入。現物が販売店にありますので納車待ちすることなく一週間後には我が家にやってきました! 三菱のEKクロス(ターボ、ハイブリット)です。 いつも「Amazonでポチポチッ」だったので納車待ちができない人間になっておりました。車もポチッと買いたいです。 最近の軽自動車は電子装備がてんこ盛り 少しDIYから逸れま ...
金属に穴あけするときに欠かせないのが切削油。 これまで適当にオイルスプレーや余ったエンジンオイルを使っていたのですが、フライス作業用の切削油をググっているとき、「ステンコロリン」なる切削用スプレーを知りました。 「ステンレスが豆腐になりました」という謳い文句をみていると、 「もしかしてエンジンオイルって切削油としてダメダメなんでは?」などと考え始めました。 というわけで「ステンコロリン」を購入し、これまで使ってきたオイルスプレーやエンジンオイルと比較してみることに。(一缶1800円!ちょっと高い) せっか ...
天井走行ホイスト(荷物エレベーター)の設置のためついにレーザーレベルを購入しました! 2本の走行用レールの平行を出すというたった一回の作業のためですが、離れた2点間の平行&水平を出すために思い切ってポチリました。 棚や机の設置ならば「気泡管がついたレベル」でOK。 ですが、下の写真のように1mほど離れた位置にある2本のレールの平行&水平を取るのは気泡管レベルではちょっと難しい。 このような作業をレーザーレベルは簡単にしてくれます。 このレール位置決めがレーザーレベルのおかげでサクッと終わり嬉しかったので ...
バイスを自作し「もうこりごりっ」て苦労を味わった後、どうしたことか「自作した方がいいのか、既製品を購入した方がいいのか」確認したくなりました。 安価なバイスと自作バイスを比較して「安物バイスのダメダメ具合を確認して自分を納得させよう」という心理が見え見えです。 というわけで、ボール盤作業用に使えそうな1万円以下の比較的安価なバイスを探してみました。 結論からいいますと「バイスは市販品を購入すべし」です。 安価なバイスでも自作バイス以上の精度と剛性が低価格&短時間(ポチるだけ)で入手できます。 これはお値段 ...
直管型LEDを作業小屋に取付ー明るくなってやる気が湧いてきます
直管型LEDを作業小屋に取り付けました。 取付けたというより電球型LED(100w相当)からの付け替えです。 現在、ミニ天井走行クレーン計画が進行中でありまして天井をフラットに改造中。 出っ張っている電球型LEDからフラットな直管型に付け替えです。 光量アップをめざしての交換ではありませんが、電球型LEDよりちょっとは明るくなればいいなと淡い期待をいだいております。 直管型LED40W型 Amazonで比較的安価な4本セットを購入して作業小屋の天井に2本設置。 残りは予備です。 付属のコードをコンセン ...
スイッチング電源が起動しない Amazon購入で3台目の不良品
スイッチング電源が起動しなくなりました。 Amazonで販売されている24V20A仕様のスイッチング電源です。 右側は購入してから数回しか使用していません。 黄色いスイッチは後付けです。 「コンセント接続後2~3分経過すると起動する」または「コンセントを高速で抜き差しすると起動する」といった症状が出ています。 これまで、このタイプのスイッチング電源は冬場になると同様の症状が出ることがたまにあり、 またか・・という感じです。 買い直してもハズレ品に当たる可能性もありますので原因を探ってみることにしました。 ...
ちょっとした勘違いでブラシレスモーター仕様の電動ドリルを2種類購入することになり、又またAmazon倉庫から道具が届きました。 「マキタのDF484DZ」と「Elikliv」というマキタ似の電動工具メーカーの格安品です。 Eliklivは「マキタ互換」という表現が強調され売り出されています。 バッテリーがマキタ互換という意味のようです。 本記事は、マキタの18V電動ドリル「DF484DZ」とマキタ互換?の18V電動ドリル「Elikliv」の比較です。 はじめに結論 穴あけ専用機として購入するなら、コンパク ...
ブラインド ナッター&リベッター 薄板にネジが欲しいので購入しました
たまーにタップが効かない薄板にネジ山が欲しいときがあります。 鉄やアルミの角パイプ(板厚1~2㎜)に貫通させることなくネジ止めしたい、といった裏側に手が入らない場合です。 こんな場面で「ナッター」が大活躍。 裏側に手を回すことなくにネジ山を簡単に取り付けられます。 たまにしか発生しないシチュエーションなので購入を渋っておりましたが、試しに格安品をお取り寄せ。 これ買って正解でした。なんと3800円!(Amazonでの購入価格です) どんな道具かといいますと このようにブラインドナットをカシメる道具でござい ...
配線作業のためヒートガンを購入しました。これまで収縮チューブは小型のガスバーナーで炙っていたのですが、点火用圧電素子が破損し修理不能ため廃棄。 これを機に収縮チューブはヒートガンでいこうとミニヒートガンをお取り寄せたのですが、結論から申し上げますとあまりいい買い物ではありませんでした。(笑) 2000円のミニヒートガン 小型ガスバーナーと同じくらいのお値段だぞ!と飛びついたミニヒートガンでございます。Amazonで2000円程で販売されているモノです。 〇主な商品説明・ 消費電力380W・ 温度2段階切替 ...
鉄ってサビさえ無ければ「そんなに硬くなく、溶接が容易で、安価で」と、便利な材料です。 最近、リン酸という防錆&サビ取り剤を使うようになって鉄ってDIY向けのいい材料だなあと思うようになってきました。 格安サビ取り&防錆剤 リン酸とはこんなモノです。 Amazonで購入しました。 2000円~1600円程。 市販のサビ取り剤の成分によく入っているモノです。が、食品添加物なんですね! この85%リン酸を水道水で薄めて使っています。 希釈は適当に重量比で5倍位です。 どのくらいの濃度になるのか試しに計算してみま ...
歯車・プーリーと軸との回り止め、といえばイモネジ。 ラジコン少年だった中年なら何度も締めてきたことと思います。 だんだん年を取り工作対象物が大きくなってきますとイモネジでは止められなくなってきます。 現在作成中の金属用バンドソーの駆動軸はΦ20㎜。 イモネジで回り止めするには負担が大きすぎます。 そこでキー溝加工に挑戦してみることに。 プーリー側にキー溝加工するにはブローチが必要です。(内径側に溝を掘るのでフライス加工はできません)ほかにも加工方法がありますが、一番DIY向きなのがブローチ加工です。 ブロ ...
金属用バンドソーを自作しています5ー 格安スイッチング電源は要注意
本日の作業日誌は、ちょと作成作業から離れましてモーターと制御用基盤と電源についての記録です。 電動自転車用モーターを流用 バンドソーに使用するモーターは電動自転車用のギアダウンモーター。2台目の購入です。これ、価格の割になかなかの優れモノ。 電動自転車用ギアードモーター Amazonで8000円程です。 モーターは24V直流のブラシモーター。内蔵ギアで9.78:1に減速。 ゆっくりといい感じに回転してくれます。 電極は+-の2線のみ(ブラシレスではないよ)の普通のDCモーター。回転制御も市販のDCモーター ...
この度、FRPの原型や雄型、雌型の作製をもっと簡単にできないものか・・・という悩みを解決したく3Dプリンターを購入しました。ANYCUBIC製 Kabra Max 印刷サイズ400㎜×400㎜×450㎜。コブラマックスって名前が恥ずかしい・・・・。 3Dプリンターの使い方を勉強するため試しにいろいろ印刷してたところ、出力された部品の寸法精度が意外と高いことに気づきました。 この精度の高さがこれまでできなかった工作を可能にしてくれそうです。 3Dプリンターの印刷精度 CADデータとほとんど変わらない寸法で ...
ついに3Dプリンターを購入しました!製品名 ANYCUBIC製 Kobra Max 印刷サイズ400㎜×400㎜×450㎜ の少々大き目の3Dプリンターです。 フィラメントタイプの3Dプリンターは比較的お手頃価格で販売されているなあと思いつつも、出力したモノの強度がなさそうで二の足を踏んでおりました。 これまでのFRP実験から「型を3Dプリンターで作成するべきでは」との思いがムクムクし、Amazonでポチることなりました。やってみなければわからない。 まだまだ使い方を勉強中ですが、中国製なのか(偏見・・ ...
格安の精密ドライバーセットを購入。価格の割にいい商品でした!「いい買い物ができた」と嬉しかったので記事にしておきます。 私、工作大好きですので作業小屋には精密ドライバ―は持っているのですが、プラスドライバーばかり。マイナスドライバーってモノをこじるのに便利なんですよね。(笑)なのでどんどん破損し精密ドライバーはプラスばかりが生き残ります。 小さなマイナスねじを外したいときは、先のつぶれた100均のマイナスドライバーをグラインダーで砥いでその場しのぎ。 そろそろねじ回し専用に精密ドライバーセットを購入してお ...
リューター用 FRP切断砥石 芯ブレ、偏芯のない格安良品を見つけました。
前回のリューターのコレットは安物買いの銭失いでしたが、今回は「格安良品」を手に入れることができました。 FRP切断用ディスクです。 この製品は誰にでもおすすめできる良品だと思います。 良品といえる理由は・・・ 1 グラスファイバー入りで切断中に材料をかじって停止しても破損しない。2 格安品のわりに軸精度、真円度が高くブレがない。 では、購入したディスクを紹介します。 格安良品の切断ディスク Amazonの格安品ですが、プロクソンの「切断砥石(グラスファイバー入り)」と表記されているモノとほぼ同じ外観でメ ...
うちの作業小屋ではドレメルのリューターが活躍しております。 ドレメル純正のコレットが1つしかないので予備品を!とAmazonで購入したところ大失敗。安物買いの銭失いってやつです。 話は逸れますが、「ドレメルのリューター」という表現は厳密にはおかしな表現ということを初めて知りました。 「手で持つ小型電動グラインダー」を「リューター」と呼んできたのですが、実は「リューター」って日本精密機械工作株式会の「リューター」という商品名がそのまま「手で持つ小型電動グラインダー」の代名詞になったものだそうです。 なので「 ...
サーモスタットリレー回路を使ってFRP硬化用の恒温ボックスを作成
Amazonでとても便利なリレー回路をみつけました。 サーモスタットリレー! 設定温度キープするようリレーをオンオフしてくれる回路です。 これはいろいろ応用が利きそうです。 水耕栽培や熱帯魚の水槽温度管理などなど。 単純なazarashi工場長の頭に閃いたのは・・・ヒーターとこのサーモスタットリレー回路を組み合わせた恒温ボックス(FRP硬化用)です。 (どんなモノか手っ取り早く見たい方は短編動画をどうぞ。) youtubeリンク 寒い冬はポリエステル樹脂硬化速度が遅く、待ち時間がもったいないと思う事が ...
板を丸くくり抜きたくなりました。うちの作業小屋にあるホールソーやサークルカッターでは、直径70㎜以上のくり抜きやボール盤に載らない大きな材料へのくり抜きができません。 大きな円をくり抜く場合、「ジグソーでくり抜く」とか「ドリルで円周にそってたくさん穴を開ける」で対応してきたのですが、切り口が凸凹になりイマイチです。 そこで、「ルータ―に円切りサークルガイドを装着」という方法を試してみることにしました。(どんな道具かは動画の方が分かりやすいと思います。へたっぴの使用風景も参考にご覧ください。) 購入したガイ ...
スライドレール 滑らかで耐久性が低い中国製・渋いけど耐久性が高い日本製
引き出し作成に使ったお手頃価格の3段引きスライドレール・・・ダメでした。 以前の記事「【スライドレールの活用】引き出し作成で収納スペースを確保引き出し作成」では、なかなかしっかりしていていい!と黒くて強そうな中国製スライドレールを高評価してしまいましたが、「やはり中国製はこんなものか」という気持ちになっています。 こんなシンプルな部品、中国製だろうが日本製だろうが同じだろうと高をくくって購入したのですがやはり違いがあるんですね。残念。 中国製スライドレールの問題点 どこが悪いかといいますと・・・ 中身が飛 ...
ベルトサンダー(リョービ) 仕事がはかどる買ってよかった電動工具
2㎜、3㎜の不揃いな断面を平滑に均す必要が発生しました。オービタルサンダーやランダムサンダーはこの2㎜、3㎜の凸凹を均すには力が足りません。切削パワーがないため途方もない時間がかかってしまいます。 ヘビーな切削といえばベルトサンダーです。 これまであまり使う場面なかったので購入をためらっていましたが、ついにその真価を味わう時がやってきました。 本製品の基本スペック お値段 19,000円位 ちょっと高めです。全長 430㎜ 意外とデカいです。重量 3.8kg ち ...
電子工作、ラジコンの配線、車&バイクの電気いじりに必須なのが電工ペンチ。 必要な道具とはいえ、ドライバーやカッターなどと比べたまにしか使わないので購入を躊躇してしまいます。 最近、お手頃価格で販売されているIWISSの電工ペンチ2本を購入して使ってみました。やはり専用工具でキレイに端子をカシメられると嬉しいです。 ラジオペンチなど手持ちの工具でなんとかしようと苦労するより専用工具でサクサクと工作が進むと満足度大ですね。 このIWISSの電工ペンチ、お安いですが使用頻度の低い趣味での使用には十分耐えうる道具 ...
私のブルーライトカットレンズは青い光をカットしていませんでした
ブルーライトが眼に悪いといわれメガネが必要ない人もメガネを購入する時代になりました。10年くらい前からでしょうか。(古い?今はちがうのかな・・・) 私もブルーライトカットメガネ持っています。 照度計を購入し色々計っていると「LEDのブルーライトってそんなに危ないのか(強力なのか)」という疑問が湧いてきます。 きっと、科学的思考をする方ならモニターの光量と自然光の光量を比較して「どうしてモニターを見る時だけブルーライトカットを勧めるのだろう」と疑問が過ったことがあるに違いありません。 というわけで、「LED ...
リビングの照明をLED電球に交換したものの、どうも暗く感じ、期待外れだなあと悶々した日々を過ごしておりました。きっと、LED電球って言うほど明るくないじゃん!て思っている方もいると思います。 暗く感じるのは自分が年を取ったからなのか、本当にLED電球が暗いのか、はっきりさせたい!との思いから照度計を購入してみました。結構安いのね・・・(嬉)。 Amazonで3000円ほどでした。 電池、交換用ドライバーもセットされていました。 受光部分は180度反転できます。 さて、電球の明るさはたいていルーメンで表示さ ...
このブログにたどり着いた方はきっと「自作・DIY好き」、「自分でやってみたい」、という方だと思います。 DIYを心得た方ならご承知のとおり、自分で取り付けると時間とお金がかかります。安上がりではありません。 自作好きのDIYは節約のDIYではありません。自分でやってみたいからやるんです。 コストがかかりますが、「自分で取付できた満足感!」、「エアコンからの涼風を受けるたびに感じる満足感!」、「DIYレベルが上がったぞという満足感!」・・・と精神的リターンはMAXです。 この記事は、「自作大好き、自分でやり ...
DIY作業風景撮影用フレキシブルアーム・・・安物買いの銭失い
作業の様子を撮影したいと使ってみたのがミニ三脚。ですが、3本脚って意外と面積をとり作業を妨げます。 そこで、フレキシブルアームなど棒状のもので横からカメラを支え宙に浮かせれば快適に撮影できるのではと、こんな商品を購入してみました。 商品名 UTEBIT フレキシブル チューブ アーム説明 アルミ合金ボールヘッド360度回転 1/4ネジ 耐荷重1kg 一眼レフ、スマホ、LEDビデオライトに適用 かなり安価な部類の商品です。レビューにはボールジョイントの固定が甘く失敗したという情報もあり迷いましたが、安価なモ ...
商品レビューに切り替えダイヤルがイマイチとの指摘があり購入を躊躇したテスターです。 中華製品がどこまで粗悪なのか、それとも日進月歩で私が購入するロットは改善されているのか、確認してみよう! 問題なければ儲けもの!と注文です。 【商品名】AOPUTTRIVER AP-4201 超小型デジタルマルチメータ 4000カウント のオートレンジング AC DC 電圧、抵抗、連続性測定[日本語取扱説明書付き] Amazonでの購入価格は1349円でした。 格安テスターのチェック 〇切り替えダイヤル指摘されていたレンジ ...
自作したモノ
「フライス作業ができるボール盤」の製作からまたまた脱線しております。 今回の記事は植物育成ライトの作製です。 植物育成LEDライトを作ることになったのは 先月、とある森の中のカフェで食事をしたところ「ハーブティー」なるものが付いてきました。 普段お茶系の飲み物はあまり飲まないのですが、そのお店で提供されたハーブティーはなぜか美味しく感じたんです。で、気になって何のハーブを使っているのか店主尋ねたところ、ご厚意でホーリーバジルの葉っぱを分けてくれました。ありがとうございます! いただいた葉っぱでお茶を作っ ...
フライス作業ができるボール盤8-キレイな電線ケーブルを使いたくなりました
どうせ作るなら美しく作りたい、ということでケーブルの質感にこだわってみました。というか、こだわってしまいました。(ちょっと後悔) キャブタイヤ→USBケーブル利用へ 必要なケーブルは2線、3線、4線の3種類。 2線ケーブルは、リミットスイッチ等のオンオフ信号用。3線ケーブルは、速度調整用のボリューム用。4線ケーブルは、ステッピングモーター用。 ケーブルと言えばビニルキャブタイヤです。そう、入手しやすいねずみ色のケーブルです。 これまでフライス盤やパネルソーなどの自作機械にはこの「ねずみ色のケーブル」を使っ ...
ちょっと気になっていた「置き配」置き場。(←「置き」「置き」と重なりまぎわらしい。) 昨年購入したレーザーカッターの実験として作った「置き配」のミニ看板が読みにくくなってしまったので作り直しました。 作製当初の「置き配」看板 一年前に作った「置き配」のミニ看板です。 あざらしのデザインは私のお気に入りのLineスタンプ「毒舌Azarashi」。 結構気に入っていた「置き配」看板だったのですが、見にくくなってしまいました。経年劣化で見にくくなったのではなく、余計なことをしたからです。(笑) 塗装しすぎて読め ...
フライス作業ができるボール盤の作製7ーX・Y軸用ジョイスティックを自作してみる
ジョイスティックを自作してみました。 私のモットーは「市販品があるなら自作はしない」なのですが・・・、自分が納得するようなジョイスティックが見当たりませんでした。 ネット検索すると「大きすぎる」「スイッチ部の回路数が足りない」といった、購入後に改造を要するモノばかり。残念ながら自作せざるを得ません。 正直面倒だな・・・。 ジョイスティックはそんなに複雑な機構ではありませんが、稼働するパーツって自分で作ると結構大変なんですよね。 X軸・Y軸用ジョイスティック まずは、完成の図から。 このジョイスティックで ...
フライス作業ができるボール盤の作製6-Z軸用手回しハンドルの作製
今回の作業はZ軸まわりの工作です。Z軸とはドリルを上下させる縦方向の軸。 ボール盤としても使うので電動だけでなく手動で上下できる仕組みが必要です。 全体図 だいぶ形になってきました。 全体図でございます。 写真のボールねじを回すことでZ軸(ドリル)が上下します。 このボールねじをステッピングモーターでも手回しハンドルでも動かせるようにしました。 CNC、電動、手動の3系統 「フライス作業ができるボール盤」は2系統の制御(といいますか動かし方)を備えます。X軸、Y軸、Z軸を動かすステッピングモーターを「CN ...
フライス作業ができるボール盤の作成5-エア浮上システムの実験
今回の作業はだんだん重くなってきた「フライス作業ができるボール盤」の移動方法の検討です。 詳細はyoutube動画をご覧ください! 移動が必要なわけは・・・ それは我が作業小屋が狭い! からです。現在、作業台の隅っこにボール盤は置いてありまして、使用する時だけ引っぱり出しています。 引っぱり出すと言ってもわずか30cm~40cmくらい。 壁際に置いてあるボール盤を作業台の使いやすい位置にスライドさせるという感じ。 現在使用中のボール盤は重量20kgほどで樹脂製シート(ダイソーのポリプロピレン板)に載ってい ...
フライス作業ができるボール盤の作製ーその3ー主軸ギアボックスの作成
アルミ材&ネジ類が揃ってきました。ほかの工作により道しておりましたが、やるべきお仕事「フライス作業ができるボール盤」の作業に取り掛かります。今回は主軸(スピンドル)を駆動するギアボックスの作製です。 購入した材料 CADで設計したとおりにアルミを発注したところ総重量は57.393kgと出荷伝票に記載されていました。あれー結構重いですね~。ちょっとゴッツイくらいの卓上ボール盤を作るつもりがやり過ぎたでしょうか?モーター、主軸、リニアスライド、ボールねじ、等々を加えたらプラス10kg以上になりそうですね。 あ ...
作業小屋の匂い対策と称しオゾン発生器で遊んでみました。 暑い季節になりますと作業小屋に入るとき「むっ、なんか臭いな・・」と感じるんです。 もちろんFRP作業など溶剤を使った後に臭いのは当たり前ですからそれは問題ないのですが、1日ぶりに(ほぼ毎日作業しています)小屋に入ると「締め切った倉庫のような・・木材の匂い?埃の匂い?カビ臭?」的な匂いを感じる時があるんです。 というわけで、今回の記事はオゾンを使った消臭対策です。 またまた作成中の「フライス作業ができるボール盤」から遠のいてしまいます。 オゾンで脱臭し ...
今回は天井走行ホイストの改良となります。 現在進行中の「フライス作業ができるボール盤」の完成重量が60kgを超えそうです。 あまり移動させることはないと思いますが、人力で作業台 → 床への移動は厳しそう。 以前作製した天井走行ホイストがあるのですが、当初のギアボックスでは20Kgの荷物でモーターが苦しそうで、30kgが限界って感じでした。 小さなモーターを使用していたのが非力の主な原因ですが(当たり前ですね 笑)、「平歯車だけでウォームギアと同じギア比にしていたら」おそらく倍くらいの荷揚げ力はあったのでは ...
今回の記事は次の作品の材料調達となります。 次に作りたいモノはこちら「フライス作業ができるボール盤」です。 ちょっと大きめのボール盤です。(私の感覚では大きい) この材料集めをしている段階ですでに他の作りたモノに気を取られネット閲覧&購入してしまい、先にやるべき「フライス作業ができるボール盤」がなかなか進みません。 大物の作製なので「面倒だなあ~」と心が現実逃避しているようです。(笑) 完成までは時間がかかりそうです。 さて、現時点では設計→材料集めという段階でなんにも紹介できる「作業」はないのですが ...
時々、作業小屋でパソコンを使えたらなと思う時があります。「ちょと調べものしたい時」と「CNCフライスを使う時」です。 これまでCNCフライス盤を使うときは、自宅のPCで作ったGコードをUSBメモリで小屋に持ち込んでいました。Gコードの修正が必要になるとその都度自宅PCと作業小屋を往復することになり結構面倒。 この「CNCフライスのすぐそば(作業小屋)にパソコン(CAD&CAM)がない」という面倒が、CNCフライスを使わなくなる一因でした。 というわけで、今回の作業で「パソコンを設置し作業環境のグレードアッ ...
前回に引き続きフライス盤のグレードアップでございます。気にはなりつつ放置していた「リニアスライド&ボールねじ」の保護。 切削加工中に飛散するクーラントや切削屑から精密な「リニアスライド&ボールねじ」を保護しなくては・・・と思い5年経過してしまいました。 今回の作業はジャバラを紙で作製するというまさに図画工作です。 今回作製したモノ 黒いジャバラが100均の画用紙で作ったものです。 この写真にありませんが、エンドミルをカバーするブーツも作りました。フライス盤の気になる点、不便さを改善し工作テンションを上げる ...
前記事で久しぶりに使ったCNCフライス盤。いろいろと改良したいと思っていた点があったのですが、ついに改良する!という気持ちがこみ上げてきました。 次の工作はボール盤の自作だ!と決めておりいろいろパーツを買い込んでいたのですが、 またまた脇道に逸れてしまいます。 今回は、CNCフライス盤の改良その1となります。 ジョグ操作を簡単にしたい 作業小屋のCNCフライスは自作のオリジナル品。機構部分は中華フライスの構造を真似て剛性を上げたモノ。制御ソフト&基板はPlanet CNC社製(スロベニアの会社)で直設Pl ...
CNCフライスを久しぶりに使って失敗ーエンドミルが途中で緩んだ
今回の作業日誌は頼まれモノのアルミパーツ。 木工旋盤のスクロールチャックと木材間に使うアダプターの作製です。 今回の依頼 ご希望のパーツはこのような形状のアダプター。(アルミの円盤状のモノが完成品です。) まず木材にアダプターをコーススレッドで固定してからスクロールチャックで挟んで使うらしい。(写真では1本だけですが4本で)円筒状の木材から木製カップ、茶わんのようなものを作るときに使うアダプターとのこと。 スクロールチャックのくわえる動作で簡単に脱着できます。 苦手なCNC作業を久しぶりに 手持ちの材料が ...
低速チップソー クーラント飛散防止スクリーン設置して完成!・・・切断テスト
ついに低速チップソーの試運転にこぎつけました! 毎回のことですが、一発で完成とはならず早速改善箇所が発覚。(笑)切削用クーラントが機械後方に盛大に飛散してしまうんです。 飛散防止カバーを作ったつもりなのですが設計が甘かったですね。 今回の工作はクーラント飛散防止スクリーンの作成なのですが・・・、まずは切断の様子をご覧ください! 自分としては結構いいモノが出来たぞ~と満足のいく工作でしたので、先にこのチップソーのアピールポイントを書いちゃいます。 低速チップソーのアピールポイント このチップソーは直径100 ...
低速チップソー 材料固定用クランプの締め付け機構 結構保持力あります
固定用クランプの締め付け力をどう発生させるか悩んだ末・・・こうなりました。 矢印方向にチェーンを引っ張り材料を押し付けます。 意外と保持力がありましたのでその様子を動画にしてみました。 チェーン式電動クランプ と名付けました。 全体像はこんな感じでございます。 この形状に至ったのは「作業小屋が狭いから」です。 設置場所が狭い 設置後の様子をご覧ください。 出来るだけコンパクトにしたい真っ先に浮かんだのは、初めの写真の「チェーンで引っ張っている部分」を全ねじ&ナットで締め付けるという案。ですが、常時110 ...
低速チップソー 材料固定用クランプの作製・旋盤でシャフトを真っ直ぐ溶接
長らく放置しておりましたチップソーの作製の再開です。温度が大好きな私は、寒い冬になると温水器など熱源関連の工作に目移りしてしまいます。だんだん暖かくなり温水器系からだんだん心が離れてきましたので、やりかけのチップソー作製を再開できそうです。 設計なしの思いつき 今回の記事は材料固定クランプの作製です。手持ちの材料から思いついた構造なので途中で設計変更するかもしれません。 毎度のことながら行き当たりばったり工作で、だんだん形になってくると「あれ、別の方法の方がよかったも・・・」となるんですよね。 今回のクラ ...
駐車場に電気温水器を設置する6ースイッチパネルを設置して完成~使ってみて
今回の作業日誌は電気系統の工作物の紹介と実際に使ってみての感想です。 まずは動画をご覧ください。 お湯での出る様子とこれまでの作成の様子をまとめました。 動画を見れば本記事は不要かもしれませんが、お時間がある方は続きをどうぞ ↓ ↓ スイッチパネルと電力量計 電気温水器本体は裏庭に設置してありますので、電源オンオフSW、電力量計、水温計を駐車場から操作できる場所に設置します。 2mほどの可とう電線管を電気温水器本体から駐車場のウッドフェンスまで敷設。 ウッドフェンスにスイッチパネルを固定することにしました ...
前記事でお見せした防水ボックスは市販のストッカーを利用しているので完成後も分解が簡単。やはりメーカーさんが試行錯誤し製品化したモノは使い勝手がいいですね。 残念ながら自分では作れません・・・。 各面はこのように凹凸で脱着出来ます。 各突起(凹凸)には抜け止めのツメもついており、押し込めば「パチン」とロックします。 すばらしい。この防水ボックスなら今後のメインテナンスも安心です。 さて、設置場所が決まりましたら「水栓~この場所」への配管作業に入ります。 防水ボックスへの配管 水道管からの配管は呼び径13㎜の ...
駐車場に電気温水器を設置する4ーイタリア製樹脂ストッカーを防水ボックに流用
前回の失敗を経て、防水ボックスは市販のストッカ-を流用することになりましたので清々しい気分でございます。これで「木材を組み合わせ・・防水加工・・」といった試行錯誤から解放されました! 市販のストッカーを流用するとはいえ無加工では使えませんので「電気温水器を収める」ため少々加工いたします。 市販ストッカーの加工 先に完成写真です。 加工箇所は、①温度調整用の扉の取り付けと、②取っ手に防水のためのフタの取り付け、の2点。 ①は、機器の動作状況の確認や温度調整のため、電気温水器が面している面に扉を取付け簡単にア ...
駐車場に電気温水器を設置する3ー防水ボックスをアイアンウッドで作製して失敗する
作製中の電気温水器は屋外で使いますので風雨に耐えるボックスに収納する必要があります。以前紹介しました、「電気給湯器、保温タンク、ポンプ、電磁バルブ、制御基板」を一つの防水ボックスに収めようと奮闘中です。 毎度のことながら「試行錯誤し10歩進んで9歩下がる」状態に陥り、奮闘せざるを得なくなりました。 今回はその失敗の記録となります。 防水ボックスの中身 必要なボックスのサイズは、内寸で「底面=50センチ×32センチ」「高さ53センチ」。この写真ではわかりずらいですが、保温タンクの反対側に「電気温水器」、タン ...
駐車場に電気温水器を設置する2ー 保温タンクの水位コントロール
前記事のとおり電気温水器は頻繁に「出したり止めたり」を繰り返す洗車に使いますので、保温タンクにお湯をためポンプでホースに送ります。そのため保温タンクの水位をコントロールする仕組みを作ります。 今回の記事は、保温タンクの水位制御についての記録です。 水位制御は電気回路で 「水位を保つ」と言えばトイレのタンクのボールタップが頭に浮かびます。 簡単なしくみで満タンをキープしてくれます。 水位を保つだけならボールタップで十分ですが、ボールタップですと満水位からちょっと下がると弁が開きちょろちょろと水が流れ始めてし ...
FFヒーターの取り付けに続きまして、次は寒い冬の必需品「温水器」で遊んでみようと思います。 どういうわけか、私Azarashi工場長は「温める、冷やす」といった温度関係が大好き。 夏場なら「卓上でいつまでもアイスクリームが冷たいまま食べる」電気冷凍カップとか作れないかなと妄想してしまいます。温度を移動させるのが好きなようです。 ネットを閲覧していると結構安価に電気温水器が販売されているのを発見。 温度大好き人間にはたまりません。 ポチリたい衝動に負けFFヒーター取り付け中でしたが「次の工作はこれだ!」と ...
車へのFFヒーター取り付けが完了したので次の工作にすすみます!が、今回もFFヒーターがらみです。 FFヒーターを車に取り付けているうちに「自宅に取り付けたら換気要らずでいいんでないか・・・」と、妄想が膨らんでしまい実験せざるを得なくなりました。(笑) やれば気が済みます。 人生振り返って一番後悔するのは「やらなかった事」です。 だからやりたいことをやるんです。 使用したFFヒーター 車両用の5KWタイプです。自分の車に取り付けたのは2kwタイプ。 間違えて購入し余っていたモノです。 車では2KWタイプで十 ...
普通の車にFFヒーターを取付ける5-メーターパネル、専用給油ポンプの作製
FFヒーター取り付け後、走行を繰り返したところ問題はなさそうです。 次のとおり想定した動作をしてくれました。 ⇒ 出発前にサブバッテリーで起動、20分ほど車内暖房する。⇒ 車両ACCオン⇒走行開始。電圧の変動等を受けずFFヒーターは継続稼働。⇒ 走行中にリモコン操作OK。⇒ 走行後、サブバッテリー残量100%へ。充電されている。 というわけで100%満足ではありませんが、仕上げの作業に入りFFヒーターを取付けを完了させます! メーターパネルの作製 燃料計、サブバッテリー残量計、電流計を収めるパネルです。 ...
普通の車にFFヒーターを取付ける4-吸気、排気サイレンサー、燃料ポンプの設置
FFヒーターのサブバッテリー駆動回路も完成しましたのでお次は、燃料ポンプ、吸気側サイレンサー、排気側サイレンサーの取り付けです。 設置場所に悩みます 車体の下には車自身のサイレンサー、排気管、などパーツがすでに在りますのでそれらの隙間にどうFFヒーターのパーツを収めるか・・・車の下に寝転んで考え込んでしまいます。 これは以前の記事の写真ですが、車体をアップするのに黒いスロープが大活躍でした。 ジャッキアップのような手間が開く簡単に車体を持ち上げられるので「また、下にもぐらなくちゃ・・・」という面倒な気持ち ...
普通の車にFFヒーターを取付ける3-サブバッテリーで駆動する回路を作ります
FFヒーターを試運転をすることで必要とする電流が分かってきました。実験は大事ですね。 どんな回路にするかがだんだんみえてきました。 今回の作業はサブバッテリーによるFFヒーター駆動回路の設計となります。 電気回路って目に見えない電気を扱うので想定どおりに動くかどうかが作製中は分かりません。そして一発でうまく動くことはほとんどないんですよね。(笑)この動くかどうか分からないモノを作っているという状態が苦手なのです! FFヒーター消費電流の推移 1.起動直後は8.5Aほど流れる。起動~点火までは1分ほど待機。 ...
普通の車にFFヒーターを取付ける2ーアルミタンクからの漏油対策
燃料タンクを仮付けしてしばらく走行してみると・・・、なんと灯油が漏れているではありませんか!タンク底部(外側)までうっすらと濡れております。美しい溶接ではないものの漏れはないと自信があったのですがテンション下がります。(笑) 面倒ですが、マフラーを下ろして・・タンクを外して・・漏油箇所の特定に入ります。 タンクの全体図(ほぼ完成形) 前回の記事で掲載忘れましたタンクの完成図でございます。 「アルミキャップ取り付け部」「ニップル」「センサー」ともアルミタンクへはニトリルゴムのパッキンを介して取付けていますの ...
普通の車にFFヒーターを取付けるーアルミ灯油タンクの取り付け
朝晩の冷え込みが厳しくなり、車のフロントガラスが凍結するようになってきました!フロントガラス凍結の解消に「FFヒーターがいいんでない?」との妄想に最近の寒さが火を付けてくれました。 現在作製中のチップソー工作を続けていたらFFヒーターを取付ける前に冬が終わってしまいそうなので、チップソーは保留にしてFFヒーター取り付けにかかります。 予定ではとっくにチップソーは完成しているはずだったのですが、自作は時間がかかりますね。計画どおりには進みません・・・。 FFヒーターとは DIY好き、自作好き、機械好きな方な ...
低速チップソー スイッチパネルの作製 レーザーカッターを活用してみました
今回の作業はスイッチパネルの作製となります。 現在作製中の低速チップソーにはいろいろと付属装置がありまして「トグルスイッチが4個、ボリュームが4個」必要です。 スイッチパネルをどう作るか・・・? 簡単に木材にするか、アルミ板にするか、FRP板にするか・・・悩みました。(悩む・・は大げさかな) 完成後、「うんうん、よく出来ました!」と自分に言えるようにしたいのでちょっと手間をかけてレーザーカッター+ステンレス板で作ってみることにしました。 レーザーカッターでステンレス板に刻印 レーザーカッターは一般的な趣味 ...
今回の作業は駆動&制御回路の作製。 私にとってちょっと苦手な作業です。 ブラシレスモーターはラジコン用「ESC」で駆動 チップソーを回すブラシレスモーターはプラス、マイナスの2本の線ではなく3本の線が出ているタイプのモーターで専用の駆動回路が必要です。 以前の記事のテストではAmazonやALIexpressでよく見かける「ブラシレスモーターコントローラー」を使っていましたが、本番はラジコンのヘリ用の駆動回路を使うことにしました。 テストで使用した「ブラシレスモーターコントローラー」の定格電流は16Aと商 ...
切削用クーラントをかけながら切断する予定なので、切削屑とクーラントの回収方法を検討していきます。 チップソーカバーは写真のとおりタービンケースっぽい形状をしておりまして・・・、 下側のまあるい穴から掃除機で切削屑&クーラントを吸引します。よって、切削用クーラントと切削屑が一緒に吸い込まれてきます。 切削用クーラントを循環させるつもりなので・・・水分、空気、切削屑を分離しなくてはなりません。 工具メーカーさんなら色々とノウハウがあるのでしょうが、これは素人の思い付き工作。 何が最適かはやってみないと分か ...
チップソーの切り屑回収のため吸引口のあるカバーを作成します。市販の丸ノコのように刃の半分をカバーで覆い、掃除機で負圧をかけて切り屑を吸引させる予定です。 で、材料は何にしようかと・・・最初に閃いたのがFRP。半円状の曲線からなるカバーなのでアルミよりFRPの方が加工が容易かな・・、材料も作業小屋にたくさんあるし・・・とFRPでの作製に挑戦。 ⇒ 結果、失敗に終わります。(笑) 後々廃棄することに。 でも、せっかく作ったので記事にしておきます。 FRP製丸ノコカバーの作製 雄型のみを作製 ⇒ オス型に ...
前回のスライド機構が使えることが分かりましたので次の作業に進みます!今回はチップソー駆動部分の作製です。 以前の記事「ブラシレスモーターの駆動テスト」に掲載したブラシレスモーターを使って直径305㎜のチップソーを回転させる装置を作ります。装置といっても単純にベルトで減速して回すだけですが・・・。 まずは設計 こんなイメージです。 2モーターで1軸を駆動します。トルクが欲しいので。 簡略化した絵でタイミングプーリーもきちっと描いておりません。赤いディスク状のモノがタイミングプーリーで、ベルトは省略。 Fus ...
チップソーを使った切断機を作製中でございます。 求めるスペックは・・・ ・電動で超低速スライドができる。 ・切削油や水をかけながら切断できる。(金属や水晶などの鉱物の切断用) ・切込み深さ100㎜以上(チップソー直径は300㎜程のものを想定)です。 今回は「超低速でスライドさせる」ための機構の試作記事です。 稼働パーツなので動画を見た方が伝わりますね。 記事しましたがこちらをご覧ください! 主な駆動部品 余っていた材料で出来る機構を作ってみました。 数年前に作製したレーザーカッター(すでに分解してしまいま ...
購入しましたのはANDELIという中国メーカーの溶接機TIG‐250pro。 新しい溶接機は写真右側です。 出力は両者とも同じくらいで200A程度ですが、だいぶコンパクトになり軽量化されています。体重計で計ってみると、左の旧型は19.8kg、右の新型は10.9kgでした。狭い小屋に軽量コンパクトはありがたい・・・。 今回の工作は溶接機本体の改造と作業小屋への水栓設置となります。 本体電源スイッチの移設 水冷化の前に電源スイッチの移設という問題が発生。 なんと!このTIG‐250proは本体背面に電源スイッ ...
今回の工作は「屋外設置物を紫外線から守るため」のアルミケースの作製です。 アルミケースに収めればラインレーザー照射機の完成でございます。 完成するとこのように動作します。 アルミは優秀な趣味の工作材 (自宅でカットと溶接が出来る場合ですが・・・) ちょっと話がそれますが・・・最近、「紫外線、風雨に耐えるには金属ケースが一番っ」と思うようになりアルミ材を使う事が増えてきました。 これまでアルミ=金属 ⇒ 加工が大変、と出来るだけ使わない方向だったのですが、単純な箱、ケースを作るならFRPやアクリル等の樹脂板 ...
今回の工作は、「駐車場用のラインをレーザーで表示してみよう!」でございます。 まだ未完成ですがこういうイメージです。 駐車場ラインが必要になった 自宅駐車場は並列に3台となっており2台駐車しています。スペース的には余裕があるので大体いつもの位置に駐車してあればOKだったのですが、車をPHEVに替えたため駐車位置が気になってきました。 車両の後方にある充電口をEVコンセントに合わせて駐車する必要があります。(ガソリン給油口が左側面。充電口が右側面。) そして出来ればいつも同じ位置に駐車して充電器からの距離を ...
今回の作業記録はCNCフライス盤用の集塵カバーでございます。 集塵カバーは、木材・MDFボード、樹脂などの切削時に粉塵が舞う材料を切削するときに使うモノ。 CNCフライスの使用はアルミ切削が主で木工などの粉塵対策はしていなかったのですが、最近購入しましたレーザーカッターに触発されCNCフライスも気楽に使えるように整備してやりたくなりました。 レーザーでの木製品への刻印テスト中「レーザーは早い・簡単だけど、立体的に彫れるフライス盤での切削もいいなあ」なんて思い始めたんです。 レーザーカッターが得意とする加工 ...
2年程前に作製した集塵ホースの巻き上げ機をリニューアルしました!機能的には何も問題なかったのですが、時々きれいに巻き取れなかったり、ホースがちぎれかけてきたり・・とグレードアップしたくなりまた思い付きで余計な工作発生です。ほんとうは、ホースを交換するだけでOKだったんですが・・・。 今回の工作は動きのある装置で写真もたくさんありましたので動画の方が伝わりそうです。まずはYoutube動画をご覧ください。 動画のとおりですが、一応記事にしておきます。 電動巻き取り機 全体図 まずは完成しました電動ホース巻き ...
以前作成した集塵機のホース巻き上げ機を改良しています。 「巻き上げの動力源が動作音が大きい充電ドライバーである」「ホースが排水用ホース(ホームセンターにある)で強度がなく頻繁に捻られる手元付近がちぎれてくる」「巻取りドラムに綺麗に巻かれない時がある」・・・等々の不満から改良したくなりました。 今回は、ノズル部分の改良です。 今までは100均のノズル(同じものは販売されていないようです。Amazonにもありません。)をこのように使っていたのですが、ノズルが回転(首振り)できません。 テーパー状のホース口に差 ...
車の買い替えに合わせてスタッドレスタイヤも新たに購入しました。 雪国ではありませんので性能にあまりこだわりはなく一番安いスタッドレスタイヤをチョイス。ホイールも安価なものですが、エクリプスクロスPHEVの純正ホイールのデザインに一番似たモノを選びました。 どうでしょう。純正の雰囲気にマッチしてないでしょうか。 フロントが純正ホイール、リアがスタッドレスタイヤです。 購入先はフジ・コーポレーションというかなりお安く販売しているお店です。スタッドレスタイヤとホイールのセット品で、4本で12万弱くらい・・・。( ...
前記事でわかりにくかった「自作ラッチ」についての追記です。 せっかく自作したので記事にしておきます。(日常よくある機構ですが、手作業で作るのは大変ですね。) まずフタの裏側から見るとこのようになっております。 中央部の真鍮のタイコで「L字型のアルミの爪」を引っ張って開閉します。 これらのアルミパーツは5mm厚アルミと3㎜厚アルミの端材を溶接して作ったモノです。 タイコを外すしてネジの動きを見てみると・・・ 矢印のとおり5mm程ピストン運動します。 このネジはフタ表側のレバーにつながっています。 この「L字 ...
EV充電ケーブルボックスの作製2-毎日の充電が楽になりました
だいたいパーツが揃いましたので、「ケーブル巻き付けガイド」や「充電コネクター固定具」の収まり具合を確認し取り付けにかかります。 ケーブルの収まり 主な部品は、これだけです。 でも作るのは大変。 ケーブルの収納はこのようになりました。 初めからこのように収納しようと設計したわけではありません。 そこまで先を見通す頭脳はなく行き当たりばったりの結果でございます。 コンセントに向かうケーブルの下に2巻きして・・・ コンセントに向かうケーブルの上に4巻き、というスタイルになりました。 合計で6巻きしています。充電 ...
EV充電ケーブルボックスの作製ー充電ケーブルを美しく収納します
EV充電ケーブルの収納ボックスを作製してみました。 「使う長さだけ取り出せて、収納も簡単」が売りでございます。 EVコンセントから車両の充電口までは約1.5m。 余った充電ケーブルを地面に置くことになりあまり美しくありません。 また、充電ケーブルは樹脂とゴム製品なので紫外線から守ってあげなければなりません。 というわけで、「アルミ製のボックスにコンパクトに収納する」を目指して充電ケーブルボックスの作成してみました! ケーブルの取り出し&収納の様子は動画をご覧ください! アルミボックスの作成 まず、展開図ど ...
EVコンセントの取り付け位置は決まっているものの取り付け方法に少々悩みました。 マリンライトとほぼ同じ位置への固定ですが、ウッドフェンスは紫外線にやられておりあまり強度を期待できません。 そのためウッドフェンスに負担が掛からないように固定する方法を考えます。 金属&コンクリートの剛性 EVコンセントは毎日抜き差しを繰り返すことになりますので出来るだけ強度のある固定方法が望ましい・・・と、考えた末の結論がこれです。 アルミの支柱をアンカーボルトでコンクリート擁壁に固定します。 ウッドフェンスには接触してい ...
EVコンセントの設置ー紫外線対策でアルミケースを作ってみます
今回の工作はEVコンセントのアルミカバーの作成です。 ちょっと話が逸れますが・・・、 今年6月に妻の軽自動車を三菱EKクロスに更新してから、だんだんと「自分の車も18年モノ、そろそろ更新かな」と思いはじめておりました。 そんな思いを抱えたまま先月試乗してしまいましたので、Amazonでポチるかのようにそのまま三菱のPHEVを注文してしまいた。 妻とお揃いで三菱の車というのもちょっと楽しい。 三菱さんにちょうど在庫があったようですぐ納車されました。ありがとうございます。 EVコンセントのカバーを作りたい E ...
前回の外構メインテナンスでフェンスがキレイになりazarashi工場長も明るい気分に。またまた調子に乗り「フェンスに照明を付けたらさらにキレイになるんでは・・・」とライトの設置が始まります。 モノはとっておいた方がいいのかも まずは思いたったらAmazonです。 しかーし、閲覧してもなかなか「これだ!」というライトに巡り合いません。 悶々としていると、ふと「余っていたライトあったような・・・」と記憶がよみがえり押し入れにgo! ありました!新築時に使用しなかったマリンライトが押し入れに眠っていました。 余 ...
カーボンFRPでスマホホルダを作ってみたが、カーボンである意味はない・・・
スマホホルダーをカーボンFRPで自作してみました。 スマホ下のカーボンプレートにご注目。 EKクロス(カーナビレス車)納車後すぐにカーナビを取付けてあります。 ごく一般的なパナソニックの2DINナビです。CN-E330D このナビの残念なところは、音楽聞くのにスマホやタブレットをBluetooth接続する必要があるということ!SDカードに入れて再生するという私の感覚にマッチした使い方が出来ません。 17年振りの自動車購入でカーナビの世界も色々変化しており「浦島太郎状態」の私の知識不足でした。 購入後4ヵ月 ...
工作を快適にしたい、と最近設備投資に励んでおります。設備投資と言いましても趣味の世界のお話。 切断するならパネルソーやバンドソー、穴をくり抜くならリューター、トリマー、ジグソー、正確な削り出しならCNCフライスや旋盤・・・等々をサッと使えるように作業環境を整えるってことです。 その一環として「あっ、ゲルコートを塗布したい」と思ったらサッとスプレーガンとコンプレッサーが使えて、後片づけもササッとできるようしよう! とまたまた閃きが降りてきました。 スプレーガンの後片付けが楽になるようにと、使い捨て紙コップ式 ...
修理したモノ
格安デジタルノギスを購入ー手が切れるほど粗い加工の製品でした
なかなか本題の「フライス作業ができるボール盤」が進まずすみません。少し前の作業中(X軸,のリニアスライドの調整に難航)にデジタルノギスを追加購入したのですが、それがハズレ品でショックを受けてしまいました。(泣) とは言っても、Amazonで安価なノギスをチョイスした自分が悪いのですが・・・。 格安ノギスはどれも同じように見えます こちらが追加購入したデジタルノギスです。 写真のハズレの方です。(写真ではほぼ同じ製品に見えますね。) 商品名は「ステンレス製 フルメタル デジタルノギス 150㎜」 購入価格は ...
最近レーザーカッターを購入したのですが、買って早々、円筒物彫刻用の三爪スクロールチャックを溶かしてしまいました。(泣) 指輪に刻印しようと実験したところ反射光が樹脂製チャックに照射されたためです。 実際に再現はできませんが、こんなイメージです。 指輪の内側にレーザー照射したら反射光は指輪をつかんでいるスクロールチャックに照射されますよね。 リングの内側にはどうやって彫刻するんでしょう? ↓ ↓ 溶けた様子 レーザーカッター付属のスクロールチャック レーザーカッター用スクロールチャックとはこんなモノでご ...
作業小屋にはYoutube視聴用にアンドロイドタブレットが常設されています。 ASUSUのZenPad8.0、だいぶ古いタブレット。7年くらい前に購入したと思います。 もともとはドローン(DJI社phantom4)の操縦用タブレットとして購入したモノです。 かつてazarashi工場長は空モノラジコン大好き人間でした。30年前からヘリや飛行機で遊んでいました。 空モノラジコンの一種としてドローンも自作したり最新のメーカー品を試したりしてきのですが、航空法の改正により飛行申請やら機体登録やらと手間にうんざ ...
スイッチング電源が起動しない Amazon購入で3台目の不良品
スイッチング電源が起動しなくなりました。 Amazonで販売されている24V20A仕様のスイッチング電源です。 右側は購入してから数回しか使用していません。 黄色いスイッチは後付けです。 「コンセント接続後2~3分経過すると起動する」または「コンセントを高速で抜き差しすると起動する」といった症状が出ています。 これまで、このタイプのスイッチング電源は冬場になると同様の症状が出ることがたまにあり、 またか・・という感じです。 買い直してもハズレ品に当たる可能性もありますので原因を探ってみることにしました。 ...
10年以上経過したガーデンライトの枕木が思った以上に腐っており手で押したら「メリメリッ」とあっけなくもげてしまいました。 ホームセンターで枕木として販売されていたのですが、本物ではなく「枕木風に着色した角材」だったようです。 10年前、購入し加工している最中に気づきました。「これはすぐに腐るな・・・」と。 ついに時が来ましたので取り替えです。 この枕木ガーデンライトの取り換えにいろいろな道具が活躍。 サクサクと作り直すことができ道具は揃えるべきものだなあと実感しました。(作るの大好き人間に限る) 端材でガ ...
金属用バンドソーを自作しています5ー 格安スイッチング電源は要注意
本日の作業日誌は、ちょと作成作業から離れましてモーターと制御用基盤と電源についての記録です。 電動自転車用モーターを流用 バンドソーに使用するモーターは電動自転車用のギアダウンモーター。2台目の購入です。これ、価格の割になかなかの優れモノ。 電動自転車用ギアードモーター Amazonで8000円程です。 モーターは24V直流のブラシモーター。内蔵ギアで9.78:1に減速。 ゆっくりといい感じに回転してくれます。 電極は+-の2線のみ(ブラシレスではないよ)の普通のDCモーター。回転制御も市販のDCモーター ...
自動遮光溶接面 内蔵バッテリー交換&インフュージョン成型で破損パーツの再生
しばらく使っていなかった溶接面がバッテリー上がり。 内蔵電池ってどういう位置づけなんでしょう? 太陽電池で充電し続け半永久的に使えるという設計なのか、交換を前提の設計なのか、電池が切れたら使い捨てという設計なのか? 遮光ユニットを開けてみると内蔵のリチウム電池は差し替え出るようにはなっていません! 使い捨て?? そこで、電池ボックスを外付けにして「使い捨てではなく、半永久的に使える」ように改良してみました。 溶接面 遮光ユニットの分解 この溶接面に使用されている遮光ユニットは、安価な中国製品の共通パーツの ...
可変ボリュームが0の位置(停止)を保持できなくなりました。可変ダイヤルを0まで戻しても手を離すと低速で回転し続けてしまいます。電源を切るしかありません。 この手の故障はよくあるようで「ボリュームの交換、別途スイッチ追加」などの修理記事を見つけることができました。参考になります。 ですが・・・、ネット検索で勉強する前に手持ちのAmazon格安PWM基盤(DCモーター調速回路)と純正基盤を置き換えるというちょっと面倒な修理をしてしまいました。 故障の原因 ボリュームの軸にある「ドアのキャッチ機構に似た機械的に ...
私、パンが大好きで毎日食べています。グルテンフリー?糖質ダイエット?余計なお世話です! 体が欲しがっている食物を食べればいいんです。もちろん暴飲暴食は論外ですが・・・ 。 うちでは毎日パン焼き機がせっせとパンを焼いてくれます。1日2回ほど稼働させているヘビーユーザーです。 今回は、15年間パンを焼き続けてくれたすばらしい耐久性のパナソニック製ホームベーカリーの紹介です。 パナソニック製ホームベーカリーの耐久性が優れていると思ったのは、数千円ほどで購入した中華製ホームベーカリーがわずか3年程でお亡くな ...
満充電にしておいたはずのバッテリーが30秒くらい回すと止まってしまいます。 あれ?と思い充電器にセットしても数分で充電完了のグリーンランプが点灯。うん、確かに充電済みだ。 ですが、使ってみるとまた30秒程度で止まってしまいます。 低電圧と判断され電流カットされている感じです。何度も充電しても同じなのでこれはバッテリーがお亡くなりになっているようです。 さっそく分解し中身を確認すると、一つのセルが液漏れしたかのように変色していました。 バッテリーは高いよ インパクトのバッテリーは高いという ...