旋盤市場で購入して1年半程たったある日、
海外の動画を閲覧していると、自分のと同じような旋盤に自作でデジタル回転計を取付けてあるのをふと見かけ、「これはマネするしかない!」と回転計の組み込みに火が付きました。
完成形はこんな感じです。我ながらよくできました!
回転計の選択
選択した回転計はこれです。お得意のAmazonで探しました。
販売価格は1500円程です。毎度のことながら、「こんなモノあったらいいな?が、お手頃価格ですぐ見つかる」、いい世の中になったなあ・・・と感謝です。
この回転計は、バイクや車のタコメータ用らしく、回転信号はイグニッションコイルなどから拾う仕様のようです。
まあ、「1回転ごとにオンオフする信号を作ればいいのだろう」と買ってみることに。
試しに12vをつないで、信号線を手動でオンオフしてみると、回転計が反応しました!
使えることが確認できて安心です。
回転センサーの作製
Amazonで格安で嬉しいのですが、回転センサーは自前で用意しなくてはなりません。
DIY、自作好きではない方には、Amazonの格安パーツは「ありがたい」ではなく、「安かろう悪かろうだ」と批判の対象かもしれませんが、
自分で作ってみたい派にとっては、格安パーツの欠けた部分はネット検索というちょっとした勉強で何とかなるので、ありがたいです。
さて、回転センサーで思いつくのは遮光センサーです。
あまり電子回路は詳しくないので、さっそくネットでお勉強です。
初歩的な「暗くなったらライトが光る」的な回路を流用して・・・、
主軸に半周だけ反射板(アルミテープ)を張付け、反射板によりLEDの光を「反射する」「反射しない」を繰り返させれば、オンオフの信号を作れそうです。
今回作成した回路です。
とりあえず動いているからいいや・・・程度の回路でございます。各パーツが適正かどうかは分かりません。
動画で作動状況をご覧ください。
取付けてみて
まず、カッコイイ!
格安旋盤がグレードアップしたみたいで嬉しいです。自分好みの青い光で回転が表示されているだけでワクワクします。
それと・・この旋盤、旋盤市場で購入したものですが、カタログには回転数0~2500rpmと記載されていました。
きっと、モーターの回転数だからおおよその回転数なのだろうと思っていましたが、回転ボリュームを最大にすると動画のとおりピッタリ2500rpmで回転するんです!
ブラシレスモーターだから当たり前かもしれませんが、きちっと設定されているんだなあと感動しました。
これまでシロウト感覚で、「切削バイトに過負荷なく削れてそうだから大丈夫だろう」と適当な回転数で使ってきました。
今後、回転数がわかることで、このくらいの速度が適正な切削速度なんだな、と感覚をつかむ参考になりそうです。
というより、経験のないシロウトほど実際の回転数を知る必要があるのでは・・・と思いました。