本日の作業日誌はバンドソーのスライドテーブルの仮組です。
当初設計どおりバンドソーは縦型として使用します。
↓↓ こんな感じです。
刃は移動せず加工物を移動させて切断します。 きれいに切断するため刃に向かって真っすぐスライドするテーブルを設けます。
参考に「これまでの製作」を動画にしてみましたのでご覧ください。
「ブレードを駆動するまで」の中途半端な動画ですが、動画の方が雰囲気が伝わるかと思います。
スライドテーブルの材料
〇 テーブル本体は10㎜厚のアルミ5083。
〇 スライドレールはリニアスライドレール 全長400㎜ 幅15㎜。
〇 レールのベースは6㎜×44㎜×400㎜のSS400ミガキ材。
テーブルのアルミ材
トクキンさんで購入。金属材を販売する(有)メックテックさんのネットショップです。
結構お安く販売しております。
azarashi工場長がお気に入りのアルミ5083を切り売りで販売している数少ないネットショップです。
トクキンさん、サイズによっては一定量以上購入しなければならないという制限があるため、少量を一回だけ欲しいという方にはマッチしないかもしれません。
リニアスライドレール
スライドレールは毎度おなじみAmazonで購入。
リニアスライドレール400㎜スライドブロック 3DプリンタCNC と表記されておりました。
400mmレール1本+スライドブロック2個付きの商品です。
最近値上がりしていますね。
今年の4月に1セットだけ2600円で試し購入。7月にもう1セットを4600円で追加購入。
2022年10月現在5200円程で販売しているのを目撃。
どんどんお値段が上がっています!
今後、パーツ代が上がっていくのかなあとちょっと心配・・・。
レールのベース 鉄材
こちらも毎度おなじみの横山テクノさんで購入。
(色々なアルミ、ステンレスも販売してるのですが、なぜかアルミ5083は販売していません)
黒皮のないSS400のミガキ材なので溶接が楽々!
ホームセンターの黒皮鉄板は安いけど手間がかかるので少々高くでもミガキ材を購入した方が安上がりですね。
スライドテーブル仮組
とりあえずスライドする状態まで組んでみます。 スライド量は200㎜です。
レールは矢印の5か所で支えられています。
当初は青色矢印のみだったのですが、(市販の木工用バンドソーは中央部分だけで支えていたので)結構たわみを感じました。
切断時に剛性不足からテーブルが振動すると「微妙~に刃と材料との距離が近づいたり離れたり」することになります。
すると、近づいたときに材料に刃が食い込み「バンッ」と激しい音とともにブレードがホイールから外れてしまうことがあります。
金属の薄い板材切断時のみに発生します。 木材は問題なし。
というわけで剛性確保のためピンク矢印の位置に支柱を追加。
ピンク矢印の下にはすべて太いアルミの支柱があります。
ちょっと外観がスマートではありませんが剛性には代えられません。
試行錯誤で進みません
どこに剛性アップのための支柱を追加しようか・・・など悶々と考えて時間がタダタダ流れていき・・・アイデアが閃いたころには工作するエネルギーが消耗・・・を繰り返しております。
これに耐えてこそDIYですね。
azarashi工場長にとっては大変なタッピング加工も慎重に行い「美観を損ねる支柱」を作りました。
このような長物のエンドに穴あけ加工する便利グッツが欲しいです。
ボール盤では高さ長さのあるモノの加工は出来ないし、ハンドドリルでは垂直な穴あけは厳しい。
いつか長尺モノのエンドに穴あけ出来るボール盤を作りたいですね。