作業日誌

外構メインテナンスーLED蛍光灯の設置

駐車場にマリンライトを増設し明るくなったのに調子づき、作業小屋入口にもちょいと強めのLED蛍光灯を設置してみました。

庭が明るいと気持ちも明るくなります。
庭が明るいか暗いかで本当に気持ちが変わります。光って人間に大切なんですね~。

スポット的に明るく照らすのではなく、室内のように全体が明るく照らされると庭が部屋の延長に感じられ気持ちがいいんです。
今回の工作の満足度は100%です。 毎日LED蛍光灯に「ありがとう」と言ってしまいます。

木材は腐食するようです 

LEDへの配線を外壁のどこから出そうか検討しているとまことに残念な発見が。 ドアの柱と構造用合板が腐食しています。

当初はバイク小屋として作ったので母屋ほど窓やドア周りの防水性はありません。(小屋の構造は母屋と同じ2×4構造+防水シート+ラス網+軽量モルタルです。)

木口からの浸水で腐っております。 

「水が浸入する上向き木口からボロボロ」ということから単なる腐食と思われます。
この作業小屋は築10年程。ドア柱の2×4材はホームセンターで販売されている一般的な木材。雨ざらしなので当然の結果ですね。

雨に濡れなければもっと耐えるんでしょうが、自宅も2×4構造で同じ木材が使用されていることを考えると心配になってきます。
「えー、住宅ってこんなに耐久性のない材料で建てられているの~!」という残念というか悔しいというかちょっとネガティブな思考になってしまいました。

前向きに「壊れるまで使いなさい、壊れたらそれを機に新たなガレージ&お家を作りなさい」というメッセージ、と受け止め、それまで目一杯この小屋を使い切ります!
ダメになったらまた作り直します。楽しみがまた増えました!

とりあえず今できる補修を行って目的のLED外灯の取り付けにかかります。 柱を少々耐食性があるとされるレッドシダーに交換し、内部の腐食した構造用合板はFRPで補修(保護)しました。

では、本題のLED蛍光灯の取付けにかかります。

LED蛍光灯ー格安品!と勘違い

使用したLEDはAmazonで販売されている安価な100v仕様の直管型防水タイプ。(また写真撮り忘れました。)

防水LED蛍光灯40W型という表記で販売されていたモノです。 「防水型ではないLED蛍光灯」のはたくさんありますが防水型は少なく検索するのに時間かかりました。
購入価格は1本1990円。 

モノはいいのですがちょっと苦情を申し上げたい商品でした。
商品ページには2本並べた写真が掲載されており2本セットかと勘違いしてしまいます。

商品ページにズラズラと記載されている商品名のような検索用文字列の中に・・・よーく見ると1本と書いてあります。
パッと見た瞬間2本セットで1990円はちょっと安いじゃん!と思わせる商品ページです。(怒)

商品が届いて1本入りと知りました。 やられた・・・。

ちゃんと光りますし、防水性も問題なさそうなので気を取り直して取付けです。

LED蛍光灯ー軽量で取付が簡単

軒下に設置するので追加の防水処理はせずそのままの設置です。
非常に軽量なので付属のクリップだけで簡単に取り付け出来ます。 計量なので簡易な取り付け方法でも不安はありません。(テープで付けても落ちないだろうな・・くらい軽量です)
LEDの本体の固定だけでしたらほんの数分で終わってしまいます。

毎度のことながら、「外壁のどこに穴を開けて電線を出すか」「点灯はスイッチでオンオフか、センサーでオンオフか」などなどの考えている時間が長いんです。
DIY派のみなさまは、サクサクと構想を練って作業にかかっているのかなあ?

今回は(たいして考えたわけではありませんが・・・)一応考えた末、赤外線センサーでオンオフすることに。
これで作業小屋に向かう時、庭がぱっと明るくなり明るい気持ちになること間違いありません!

赤外線センサー

こちらの「センサーライトのセンサー部分だけ」のような商品を利用。

赤外線センサー ライト

このセンサー部分だけ販売されています。

Amazonでの商品名は「じんかんせんさー電球赤外線センサー」。これは商品名というより検索ヒット用の文字列ですね。
メーカーは「Itisyou」。なんとお読みするのでしょう?

購入価格は1100円でした。

LED蛍光灯と赤外線センサーはこのように繋がっています。

ネットで入手できるAC100v用赤外線センサー(交換用・修理用)の配線は、「茶色と青色がAC100v」「赤=センサー出力になっているモノが大半です。
赤線を制御したい機器(LED)の片方へ接続します。

壁内の配線作業

今回の作業で一番大変だったのが壁内の配線。壁内のグラスウールをかき分けて電線を通すのに一苦労でした。

下の図のように、電線は外壁から壁内で直角に下に折れ曲がり壁内を降りることになるのですが、すでにグラスウールが詰め込まれている壁内でワイヤーを下に向けて屈曲させることが出来ませんでした。

ワイヤーは諦めて、小屋にあるものを駆使して引き込みます。
外壁上部の穴からネオジム磁石付きの糸を壁内に垂らし、下からネオジム磁石付きのワイヤーで迎えに行くことにしました。

糸が通ったらちょいと太めのワイヤーに置き換えて(糸のままだと切れる可能性あり)から電線を引っ張る、という手間が増えますが、確実に引き込めるいい方法だと思います。

「磁石をワイヤや糸の先に固定する」などひと手間かかりますが、「なかなかワイヤーが通らん!」とイライラするより確実。 ストレス軽減につながります。

アルミボックスの作製

EVコンセントの作製で「対候性」がマイブーム。アルミで作りたくなりました。

展開図どおりアルミをカットしてTIG溶接で箱にします。

アルミボックス 溶接

厚さ2㎜のアルミ板を使用。

目的は「コネクターの収納 & 赤外線センサーの固定」なのでジョイントボックスを購入すれば一瞬で完了! ですが、またまた手間をかけて自作してしまいます。(こういう作業の積み重ねで時間がかかっております)

どういうわけか「省力化より自分の手で手間をかけたくなる人間」のようです。だんだん自分が分かってきました。

取付け後の図

手作りの小屋に手作りのアルミボックス、で似合ってるなあ。 と満足しております。

庭は出来る限り明るく

楽しみの夜がやってきました。 点灯時の様子です。

左側のパーゴラにもLED照明がついているのですが、こちらのLED蛍光灯が点灯すると既存のパーゴラLEDが光っているのか分からなくなります。

いつも庭を掃いてくれる妻からも「うわー明るいねー」と好評であります。(たぶんお世辞でないと思います)

無駄に明るいっていいですね。
通路の照明だから足元が見えればいいや程度の照度だと「ここは屋外」という感がありますが、全体が明るく照らされた庭は部屋の一部のように感じられホッとします。

毎晩、作業小屋に向うたびにぱっと明るく照らされるので「よし!工作するぞ!」とテンションを上げて小屋に入れます。

センサーライトを付けようかな?とご検討中でしたら、爆光にすることをおススメいたします。
常設ライトが爆光では困りますが・・・

-作業日誌

© 2024 作業小屋のあざらし