修理したモノ

電気ケトルの修理

長年使ってきた電気ケトルが壊れました。
症状:スイッチが押し込めない。
原因:スイッチを押し込む樹脂製リンク(レバー状のパーツ)が折れていた。
10年近く使ってきたので経年劣化は仕方がないですね。

夏以外ほぼ毎日使ってこれだけの耐久性は立派です。

華奢な樹脂パーツ

電気ケトルの破損したスイッチレバー
意外とか弱い作り・・に思えます。

どうして樹脂製なのでしょう?

親指でバチンと押し込むので結構な力がかかると思われるのですが、が意外と華奢な硬質の透明樹脂でできています。
このような細い部品が硬質の樹脂製だと衝撃に弱そうですね。

自分でこのような機構を作る場合、樹脂あまり使いません。
特にラジコン飛行機やヘリなどの空飛ぶ機械の部品だと、万が一もあってはならないので「太めにして強度に余裕」を持たせるか、「金属で強度」を持たせます。

とはいえ、樹脂パーツとしたのは製品寿命・生産コスト等考え抜いた結果だと思います。10年使えれば十分ですね。ありがとうございます。
家電は、時々壊れて買い替えるというのも楽しみのひとつです。

長年使えた電気ケトルのメーカーは

ちなみに、私が使っていた電気ケトルは「(株)dretec(ドリテック)」社の「わくわくケトル」という製品でした。かわいい名前ですね~。
製品底部のシールをみて初めて知りました。

(株)dretecは埼玉県に本社のある日本の会社です。

電気ケトルの他に、「コーヒータイマー、キッチンタイマー、デジタルスケール、クッキング温度計、アイスクリームメーカ、炊飯器」 などを製作するキッチン周りの家電に特化したメーカーのようです。

さて、「この電気ケトルを直そうか?買い替えようか?」と、ネットを見てみるるとオシャレな電気ケトルがたくさん。
2000円台でガラス製のケトルもあり・・清潔感に惹かれます。
このお値段では時間をかけて直すより、買った方がいいですね。

これを機に電気ケトルを更新しキッチンの気分転換を!思ったのですが、「どこが壊れているのかな」との興味から分解してしまったの運の尽き。
工作魂がもたげ結局直してしまいました。

樹脂パーツの修理方法

余っていたアルミアングルから切り出したパーツを添木して修理完了です。
実にシンプル。

樹脂パーツをアルミ材で補強

電気ケトルなので取っ手部分とはいえ熱が加わります。温度変化が激しい部分や力のかかる部分には接着剤は不安なためネジで機械的に接合しました。

ネジロック材について

今回、ネジとナットのゆるみ止めは瞬間接着剤を使用しました。
ポピュラーなネジロック材「LOCTITE」ロックタイト(金属用)や同等の金属用ネジロック材は樹脂製品(種類によりますが)を劣化させることがあります。

以前、飛行機のモーターマウントに使用したら、樹脂製マウントが2,3週間後にボロボロと崩壊したことがあります。紫外線を浴びたバケツのように。

「この樹脂は大丈夫、この樹脂は不可」といった化学的知識はありませんので、対策として樹脂の近くでネジロック材は使用しないようにしています。

組みなおして修理完了

樹脂パーツをアルミで補強して完成

単純な電熱器なのでしばらく使えそうです。買い替える楽しみがなくなりました。

直して終わったきれいに磨いたらこの電気ケトルがかわいく見えてきます。白黒でパンダ?ペンギン?に見えてきました。

しばらく大事につかってみます。

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