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作業日誌 自作したモノ

ヤーンホルダーを作って気分転換

息抜きでヤーンホルダーを作りました。

只今、旧CNCフライス盤のテーブルをグレードアップするべく25㎜厚のアルミ板にTスロットを手作業で掘っております。
2つの業者さんに依頼しようと図面を送ったのですが2社とも「作製不可」とまさかの回答。
2社とも「フライス加工します。個人歓迎」という業者さんだったので、ちょっとびっくり。

「自分で加工すると時間がかかり過ぎるので業者依頼しよう」と思っていた重労働を自分でやる羽目に。

ここ10日間、週末も平日もアルミ板を切削しておりまるで工場勤務状態に。

というわけで妻から頼まれた「ヤーンホルダー」を作って息抜きって訳です。

ヤーンホルダー

この歳になって初めて知りました「ヤーンホルダー」。 「ヤーン」という響きが自分には東南アジアを連想させます。 なぜだろう・・・?

「ヤーン」とは編み物用の糸をさす英語らしい。 英語だったのね。

まずネットで「ヤーンホルダー」とはどんな構造になっているのか、どうやって使うものなのか下調べをしました。

結構安価で販売されているので「私の手を煩わせて作るほどのモノではないなあ」と面倒くさがりの心がちょっと湧いてしまいました。(笑)
ですが、それよりもアルミ切削地獄から抜け出したい気持ちが勝ります。
喜んで引き受けます! すぐに作ります!

まずは完成品からご覧ください。

要は毛糸の玉を挿してクルクル回転すればいいようです。

材料集め

作業小屋にいい材料はないかなと、端材を物色していると妻が古いキッチンペーパーホルダーを持ってきて、「これを改造すればいいんじゃない」と。

軸を少し短くすれば使えそうです。 

ベース板は22㎜厚のランバーコア板を丸く切り抜きました。

息抜き、気分転換のための工作のため「写真を撮らねば」という意識がどこかに行ってしまい、あまり加工中の写真がありません。

ここでいきなり作ったモノを紹介します。 4点です。

①ランバーコアの円盤
②短くカットしたキッチンペーパーホルダー
③内径7㎜ベアリング(作ったモノではありませんね)
④スペーサー付き真鍮シャフト(パイプです)

手間がかかったのは真鍮シャフト

真鍮パイプのサイズ調整に手間取りました。

真鍮シャフトにはキッチンペーパーホルダーとベースの円盤が接触しないようにスペーサーを半田付けしています。
外径8㎜(内径7㎜)の真鍮パイプをカットしたスペーサーです。

外径7㎜と外径8㎜のパイプはするっと入る組み合わせではなく、8㎜パイプの内径をリューターで少し研磨する必要がありました。
そして内径7㎜ベアリングもするっとは入らず、7㎜パイプ側を少し旋盤で削る羽目に。
写真のベアリング部分だけ旋盤跡がありますね。

どうやら外径7㎜の真鍮パイプは7㎜ではなく「7㎜ちょっと」だったようです。

組み立て

ボールベアリング2つはランバーコア円盤の裏表に埋め込みます。 固定は瞬間接着剤です。(疲れていたので簡単工作です)

真鍮シャフトはキッチンペーパーホルダーの底部に差し込みます。 固定はエポキシ接着剤。

接着剤が固まったらキッチンペーパーホルダーをベアリングに差し込みます。

差し込むだけで抜け止めなどはありません。 市販のヤーンホルダーも上に簡単に抜ける構造になっています。

差し込むとキッチンペーパーホルダーが2㎜程浮いた状態で滑らかに回転します。

手で回すと、フライホイールのようにクルクルと回転。こんなに滑らかに回転する必要があるのかどうかは編み物をしない私には分かりません。

しかし、「回転するパーツはとことん滑らかに」は工作の基本です。(笑)

いい気分転換になりました

滑らかに回転する様子をみて一人で笑みがこぼれてしまいます。 作ったモノがちゃんと機能しているって嬉しいですね~。

簡単な工作で作る満足を感じることができ、アルミ切削で疲れた心が癒されました。

ヤーンホルダーは頼まれたその日のうちに妻に納品です。
喜んで使っているようです。 が、毛糸の編み物の完成品はまだ見ていません。



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