今回は工作ではなく電動工具(パネルソー)のメインテナンス。
毎日使っていると電動工具は「家電のようにちゃんと動いて当たり前」になってしまい「メインナンスが必要なのはわかっちゃーいるけど面倒くさい」という気持ちになってしまうんですよね。
少し前から異音といいますか・・・少々音が大きくなってきたのに気づいていたのですが、先日アルミをカットしているときに「もうそろそろ限界だよ」という丸ノコの叫びが聞こえ、ようやく重い腰を上げて分解してみることになりました。
今回の記事は単なる丸ノコのベアリング交換の記録です。何も作っていませんよ。
自作パネルソーの分解
こちらがパネルソーから外した丸ノコです。 リニアスライドに載せて動かすためいろいろ改造しています。

ほとんど原型がありませんが、日立工機の190㎜丸ノコC7MB4を使っています。
元の写真が出てきたのでアップします。

こんな感じで鉄製の枠に収まってリニアスライドで上下しています。
側面からみたところ。

下からみたところ。

清掃して摩耗を確認
ベアリングを外し古いグリスを拭き取ったところです。

歯車は特に欠け摩耗は無いようです。
ギア同士のガタはほとんどありませんでしたが、歯車の色が茶っぽく古ぼけて見えたのが気になりました。
きれいに円周方向に色が付いていますので焼きを入れされた元々の色なのかと思いますが、メインテナンスを怠っていた自分が原因でこんなになってしまったのでは・・なんて勘ぐってしまいます。
ベアリング交換は片側だけ
ベアリング&ベアリングホルダーはプーラーで外せたものの、ギア部分は私の技術と知能では外せませんでした。
外したベアリングがちょっと滑らかでなかったので(ゴリゴリとまではいきませんが、少し乾いているような感触)、これが異音の原因だろう・・・今回のメインテナンスはこのベアリングのみ交換ということに。
正直いいますと、とある工作に燃えていた最中だったので「これ以上深入りはやーめたっ」というのが本音です。
出来るだけ早く元に戻して使いたかったのでまずはAmazonで検索! 型番を入れたらすぐ出てきました。
安すぎませんか? 本当に日本製なのかちょっと心配でしたが、届いた商品パッケージは見覚えのある日本精工さんで安心。
写真左が日本精工製の新品です。

日本精工製の6002VVは元々のベアリングと比べてメタル部分に肉厚があり強そうですね。
丸ノコ自体が日立工機製なので内部のベアリングもしっかり日本製かと思いきや、日本精工製とは見劣りのするベアリングでした。
見劣りするというのは単に「メタル部分の肉厚が薄いから」というシロート発想でして、元々のベアリングのメーカーは分かりません。(JAPANという刻印はありませんでした。)
ギアのグリスアップ
古いグリスのほとんどが遠心力で外周に張り付いて固まっておりました。 分解してよかった~。
でも、ここで一つ疑問が。
遠心力で外周に張り付くってことは新しいグリスを塗っても同じく外周へ吹き飛ばされあまり潤滑されないのでは?と。
出来る限りギアボックス内にグリスを封入しておきましたが、ちゃんと潤滑されるのかな・・とちょっと心配。 (写真は新しいモリブデングリスを塗っている途中)

写真撮影後、ギアの小部屋にグリスを押し込みました。
グリスアップ後、新ベアリングを挿入です。 圧入する必要はなく手の力だけでするっと入ってしまいました。(ガタはありません)
装着が容易ということは定期的にメンテしろよってことでしょうか。

(最初の写真のベアリングホルダーは銀色できれいなのにこの写真はオレンジ色に汚れています。 実は自分でもなんでこんな色になっているのか覚えていません。 べアリングも変色しているように見えますが、新品ですよ。)
回転子を元のケースに収めます
グリスアップのために回転子(ギア付き)を外しましたので元に戻します。

回転子を一度ケースから外すと外した内部空間にブラシが飛び出しています。スプリングで飛び出したブラシがケース内部空間を塞いでいるので回転子が入らなくなっています。
無理に押し込まないように注意です。
面倒ですがいつも回転子をケースに収める時はブラシを外しています。 ケースをネジ止めし手で滑らかに回転することを確認後、最後にブラシを装着しています。
他にいい方法があるのかな?
年一回くらいは分解した方がよさそうです
ベアリング交換&グリスアップ後の回転音はなかなかGoogです!
新品ほどではないでしょうけど、無理のない滑らかな回転音を聞くと安心します。
(丸ノコさんノーメインテナンスごめんなさい。)
電動丸ノコのギアボックスは、頻繁にベアリング交換&グリスアップが必要なようですね。
シロウトの工作室の丸ノコですが、使用頻度は結構高いと思います。 平均すると週に2,3日は稼働しているかな。
アルミ、木材、アクリルをメインに時々、鉄やステンレスも切断しています。 酷使してきたのでしょうか。
でも、本職の大工さんの丸ノコなんか私のとは比べ物にならないほど酷使されているはず。 プロの方たちはどのくらいの頻度でメンテしているんだろう?