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作業日誌

金属用バンドソーを自作しています2ー ベアリングは日本製がいい

本日の作業日誌はベアリングホルダーの作成です。

前回切り出したアルミ板15㎜×80㎜×80㎜でベアリングホルダーを作りました。

中華ベアリングは失敗

使用するベアリングのサイズは内径20㎜・外径47㎜・厚さ14㎜。 Amazonで10個入り1350円!

購入したベアリングは・・・これ、Amazonで買いましたが失敗です。

お手頃価格に喜んでいたのは束の間、今回のベアリングは買い直したくなるほど残念な製品でした。

今までAmazonの格安ベアリングを購入して不具合を感じたことはありませんでした。
(内径12㎜以下の小径ベアリングしか購入してませんが)

が、今回と内径20㎜と少し大きめなベアリングを初めて購入しました。大きいせいか開封し一目みたただけで作りが雑だなとわかります。
たまたま購入したメーカーがはハズレだったのかもしれませんが。

どこが悪いかっていいますと・・・

回転が渋い・・・もちろん回りますが、いつまでも慣性力で回転が続くというベアリングの滑らかさがありません。
ベアリングというよりメタル軸受け(金属同士がオイルで潤滑)のような感じですぐに回転が落ちてきます。

激しくゴリゴリしている・・・中のベアリング球が真円ではなく楕円なのでは思うくらいゴリゴリを感じます。
多少の回転の渋さはバンドソーの軸受けには問題ありませんが、このゴリゴリ感でazarashi工場長のテンション爆下がりです。

今後のやる気アップのために買い直しです!

日本製ベアリングは滑らか

NTNの6204ZZを購入しました。 Amazonで1個590円でした。
日本製とはいえそんなに高価ではありませんでした。初めから日本製を買えばよかったなあ。

左が中華製、右が日本製です。

左の中華製は、側面のクロメート処理された鉄板がチープな雰囲気を醸し出しています。
右の日本製は、側面の鉄板が手間のかかった加工がなされちょっと高級感があります。

「10個で1350円」 対 「2個で1190円」 では質が違うのは当たり前ですね。

ベアリングホルダーの切削

では気を取り直してベアリングホルダーの加工です。

今回は旋盤で加工することにしました。
4ツ爪インディペンデントチャックを購入して一回しか使っていなかったので使ってあげなければ!

と、インディペンデントチャックの使い方の勉強です。

4つの爪が別々に動くので調整が大変ですが、長方形でも正方形でも任意の場所をセンターにできます。

直径47㎜、深さ14㎜の穴をくり抜きます。
現物合わせでちょっとずつ直径を広げていったのですが、はやりユルユルになってしまいました。

あとちょっとで47㎜だ・・と表面をなでる程度に切削しても、回転しているモノの内径なので切削量(深さ)の2倍削れてしまいます。
慎重さが足りません!

0.1㎜削ったら内径は0.2㎜大きくなります。金属同士で0.1㎜違ったら大違いですね。
作り直す気力もないので、弾性接着剤で固定しておきます。

少々納得のいかない工作となりましたが、使えないわけではないのでガマンします。

今後はCNCフライスを使います

以前CNCフライス盤で切削したベアリングホルダーはいい具合にピッタリサイズでした。
軽くコンコンと叩いて挿入でき、反対側からコンコンと叩けば外れてくれる。きつ過ぎず緩すぎずでいい感じでした。
やはりコンピューター仕掛けの機械にはかないません。

CNCフライスでアルミ板いを切削

でもフライス盤は後片づけが面倒。

本日の作業日誌はここまで。

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