車へのFFヒーター取り付けが完了したので次の工作にすすみます!
が、今回もFFヒーターがらみです。
FFヒーターを車に取り付けているうちに「自宅に取り付けたら換気要らずでいいんでないか・・・」と、妄想が膨らんでしまい実験せざるを得なくなりました。(笑)
やれば気が済みます。
人生振り返って一番後悔するのは「やらなかった事」です。 だからやりたいことをやるんです。
使用したFFヒーター
車両用の5KWタイプです。
自分の車に取り付けたのは2kwタイプ。 間違えて購入し余っていたモノです。
車では2KWタイプで十分暖かかったので5kwタイプなら部屋を暖められるに違いありません。
換気不要のFFヒーターのメリットを生かしてけっぱなしにしておけば「ほんのり暖かく室温をキープ」してくれるに違いないと期待。
取り付け方法
窓枠に固定し脱着可能になっております。
茶色い枯れ葉が冬を感じさせるいい写真。
上げ下げ窓なのでパイン集成材を窓と同じサイズにカットしてはめ込みました。
カギがかからなくなるので、室内側からジャストサイズの木製つっかえ棒で上げ下げ窓を固定しています。
室内側はこんな感じ
なんかジェットエンジンが付いているみたいでワクワクします。
室内側は付属の取り付け板(鉄板)だけで簡単に取り付け完了です。
ステンレスガラリで雨対策
室外側は雨対策をしなくてはならないので少々大変でした。
このようにステンレスガラリを使って吸気・排気パイプをカバーしています。
ステンガラリは安いですが、住宅に取り付け何十年と使うモノなので意外としっかりとした作りでした。改造が大変。
スポット溶接を外して内部のフィン状のモノを切り取り、吸気・排気パイプの通路を確保しました。
その後、半田付けして元に戻しています。
また、ベースとなったパイン集成材はポリエルテル樹脂でコーティングしています。 (実験ですが手間をかけています。)
灯油タンク
灯油タンクはFFヒーター付属の白いポリタンクをそのまま使用。 取り付けた窓枠の直下に設置しました。
タンクむき出しのままではちょっと目立ちますので余っていたフェンス材(ウエスタンレッドシダー)で簡単な枠をつくりその中に収めています。
近くのパーゴラの柱にあわせて木部保護塗料(色:ウォルナット)を塗ってあります。
(実験ですが手間をかけています。)
レンガの上に載せ、転倒防止のためパーゴラの柱にコーススレッドで固定しています。
タンクの加工、ニップルの取り付け
ニップルは付属品ではなく、一般の管用ねじの真鍮ニップルを使用。
ネジ切できるよう取り出し部分はちゃんと肉厚になっているいいタンクです。 DIY向けの製品ですね。
シール材としてOリングを使っていますが、斜めにつぶれていますね。失敗です。
タンクの面が斜めになっていることを忘れて垂直にタップした結果です。 悔しい・・・。
実験の結果
結構手間をかけたのですが・・・2日で取り外しました!
そのわけは、「うるさい割にパワーがない」です。
前記事「普通の車にFFヒーターを取付ける」でもサイレンサーに気を使いましたが、吸気音、排気音が意外とうるさいんです。
近所の方はおそらく「あそこのお家、何をうごかしているんだろう・・」と思っているに違いありません。
加えて、室内側の吸気(室内の空気を吸って)、排気(温めて出す)も結構音がうるさいんです。
最弱にしても、「ゴーッ」という空気の音(ドライヤーの音を低くしたような音)が、静かな住宅を「作業現場」に変身させます。(笑)
安価な灯油で燃費もいいのでつけっぱなしにしておけば24時間暖かいお家が実現できるかも・・なんて思い描いたのですが、夢に終わりました。
長期使用を見据えて手間をかけたのですが、2日で実験終了となってしまいました。
FFヒーターを自宅で使いたかったらちゃんと住宅用を取付けましょう。(笑)
でも、やりたかったことができたので気分は爽やかです!