購入したモノ 電動工具

バッチリカッター / チップソーで 鉄・ ステンレスを切断する

DIYや工作で面倒なのが材料の切り出し。音はうるさいし・・切りくずは出るし・・と、あまり好きな作業ではありません。木材の切断は電動工具持っているくせしてホームセンターに頼んでしまいます。

金属になるとなおさら面倒なのですが、ホームセンターでは切断してくれません。
自分で切るしかありません。

金属材を、簡単に思いのサイズに切り出せたらもっと作るのが楽しくなるはずです。
「切るの大変だなあ」、という悩みを解決すれば幸せな日々が待っているに違いない!ということで、金属用のチップソーを購入してみました。

メインの目的は、ちょと硬めといわれるステンレスの切断です。
金属用チップソーは値段がピンキリで数千円~2万円と開きがあり迷いましたが、価格の割に評価が高い(と勝手に思った)バッチリカッターを試してみました。

購入したモノ

ステンレス用 ¥5,900-(Amazon)
バッチリカッター チップソー125mm × 42P ステンレス用 消音スリット入 B-S125

鉄用 ¥4,780-(Amazon)
バッチリカッター チップソー160mm × 36P 鉄・ステンレス用 消音スリット入 B-TS160

ステンレス、鉄用ともチップ形状が高低刃といわれる「高い山型の刃」と「低いフラットな刃」が交互に並んでいます。

バッチリカッターのチップ拡大
バッチリカッターのチップ形状

ステンレス用バッチリカッターの用途

1mm~3㎜厚ステンレスの切断のために購入しました。そのわけは。

〇手持ちのバンドソーでは薄い板の切断がむずかしい

1㎜程度薄板をバンドソーで切断すると材料がテーブルと刃の隙間に引きずり込まれ、めくれてしまう(下方に)ときがあります。

ギザギザのノコギリで切断しているため、鋸刃に引っ張られるのは仕方がないことかもしれません。

バンドソーは、パイプ・フラットバー・アングル材や、ある程度の厚みがあり材料自体がたわまない素材向けです。

〇プロクソンのミニテーブルソーでは1㎜位までしか切断できない

薄板用としてプロクソンの超硬丸ノコを使用してきましたが、ステンレスの1.5㎜以上となるとモーターパワーの不足を感じる+鋸刃にアサリがないため抵抗が大きく丸のこが材料に挟まれて止まってしまう、などの問題に悩まされていました。

このように、よく使う1㎜~3㎜厚のステンレス切断にちょうど良い工具がなくバチリカッターの購入に至りました。

〇ステンレス用を外径125mmにした理由。

使用する丸鋸(テーブルソー)は165mmクラスなのですが、ステンレスの薄板の切断のためできるだけ刃幅が狭い刃を探していました。
外径165mmクラスですと刃厚が1.6mm以上しかないため、外径を下げました。厚物を切断するわけではないので、少し外径が小さくでも大丈夫です。

本当は薄板専用(刃厚1.2mmほど)のステンレス用があればいいのですが見つけられませんでした。

ステンレス用 使ってみて

文句なしです!
動画のとおりサクサクステンレスを切断してくれます。

ステンレス2㎜ バッチリカッターでの切断面
ステンレス2㎜ バッチリカッターでの切断面

目的外ですが、アルミもサクサク行きます。そして断面がとてもきれいです。サンダーにかけるのがもったいないくらいです。

アルミ2.5㎜ バッチリカッターでの切断面
アルミ2.5㎜ バッチリカッターでの切断面

気楽に材料を切り出せるようになり満足です。工作がはかどります。

鉄用バッチリカッターの用途

パネルソーで使用してきたグローバルソーの鉄ステンレス兼用のチップが摩耗してきたための交換用です。

主に鉄ss400材2.3㎜~4.5㎜程度の切断に使用しています。

グローバルソーと比較しどちらがいいかはまだ分かりません。ヘタッたグローバルソーの後に新品のバッチリカッターを使えば「おおーよく切れる!」となるのは当然です。

私の場合、パネルソーで使用しており自動送りのため感触的にどちらがサクサク切れているのかは判断つきません。

新品時のグローバルソー、新品時のバッチリカッター、どちらも同じ速度で切断されてしまいますし、断面も写真比較では同じようにきれいに切断されています。
あとは耐久性の確認ですね。

鉄フラットバー3.2㎜ バッチリカッターでの切断面
鉄フラットバー3.2㎜ バッチリカッターでの切断面

もしバッチリカッターの方が耐久性が良ければ、少々お高いですが次もバッチリカッターを購入しようと思います。

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