板を丸くくり抜きたくなりました。
うちの作業小屋にあるホールソーやサークルカッターでは、直径70㎜以上のくり抜きやボール盤に載らない大きな材料へのくり抜きができません。
大きな円をくり抜く場合、「ジグソーでくり抜く」とか「ドリルで円周にそってたくさん穴を開ける」で対応してきたのですが、切り口が凸凹になりイマイチです。
そこで、「ルータ―に円切りサークルガイドを装着」という方法を試してみることにしました。
(どんな道具かは動画の方が分かりやすいと思います。へたっぴの使用風景も参考にご覧ください。)
購入したガイドプレート
フェモリア トリマー円切りガイドプレート 汎用タイプ
Amazonで3899円でした。
メーカーさんが手間暇かけた製品はお値段以上の価値がありますね。この価格でこのクオリティを自作はムズカシイ。
いい製品をありがとうございます。
ルーターのメーカー問わず装着可能なタイプを購入。自分のルーターに合わせて取り付け穴を開けます。
セット内容
・ガイドプレート本体
・スライドする軸
・木口溝掘り用のセンターだしロッド
・6㎜ドリル
・ルーター取り付け穴加工用の治具(白いドーナツ、6㎜シャフト)
取り付け方法
1 ガイドプレート(黒い本体)に白いドーナツ状の治具を装着。
2 自分のルーターに付属の6㎜シャフトを装着しガイドプレーに載せます。
ルーターがガイドプレートのセンターに位置しますのでマーカーで外周に沿って印をつけます。
3 自分のルーターのプレートを外し、先ほどのマーカーに合わせてガイドプレートに載せネジ穴をマークします。
4 マークに合わせてネジ穴を開けます。穴径は自分のルーターのネジに合わせます。私の場合は5㎜でした。
穴あけ位置が間違っていないか仮止めして確認します。 azarashi工場長、裏表勘違いして余計な穴を開けてしまいました。
5 ネジ頭が隠れるよう座ぐります。当たり前ですが、材料に面する側(下側)です。念のため。
はい、完成です。
斜めに固定されているのは間違ったからではないですよ。
真っ直ぐ見映えよく固定すると、自前のルーターのネジ穴と元々開いている4つの穴(センターだし用ロッド)が干渉するため、あえてずらしています。
使ってみて
買ってよかった!の一言です。(嬉)
このきれいな円を見てください!ルーターを使いこなしてる木工の先輩方からすれば当たり前のことかと思いますが・・感動です。
大きな板のどこにでも穴を開けられるって、嬉しいですね~。
材料の厚みは12㎜です。2回に分けてくり抜きました。
「開始時」「1回目2回目の切替時」「終了時」など、ルーターの動きが一時停止する場面で暴れるのではと心配しましたが、全く問題ありませんでした。
ルーターガイドの面積が大きいことがブレない要因なのでしょうか?
とても楽にくり抜ける、という印象です。 きれいな作業ができるとまたまた自分の腕が上がったような勘違いに陥ります。(笑)
道具は大事ですね。今後も道具には投資していきたいと思います。
くり抜きの様子を動画にしておきましたので参考にどうぞ。 youtube「トリマー円切りガイドプレート」