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購入したモノ

ミニヒートガンと小型バーナー

配線作業のためヒートガンを購入しました。これまで収縮チューブは小型のガスバーナーで炙っていたのですが、点火用圧電素子が破損し修理不能ため廃棄。

これを機に収縮チューブはヒートガンでいこうとミニヒートガンをお取り寄せたのですが、結論から申し上げますとあまりいい買い物ではありませんでした。(笑)

2000円のミニヒートガン

小型ガスバーナーと同じくらいのお値段だぞ!と飛びついたミニヒートガンでございます。
Amazonで2000円程で販売されているモノです。

〇主な商品説明
・ 消費電力380W
・ 温度2段階切替。200℃→350℃
・ 長時間連続使用可
・ 小型。ペンスタイルで操作可能。

中身はよくできている

分解してみますと、お手頃価格ですが粗雑な製品ではありません。

送風機は遠心式のインペラーを使用しておりタービン好きも納得の仕様となっています。

ちゃんとRを描いたインペラーでした。

加熱用ヒーターはニクロム線を使った一般的なモノ。
インペラからの空気を受ける案内羽根まで丁寧に組み込まれているのには驚きです。

奥の白い紙を重ねて様なモノの奥に熱線が巻いてあります。

さすがメーカー品無駄のない作りです。 DIYではここまでモノはなかなか作れません。というより作る人なんていませんね。

ミニではありません

ミニヒートガンとの表記は疑問であります・・・全然ミニではありません。(私の主観ですが)

商品写真だとコンパクトな感があったのですが、同形状のヘアドライヤーと同じサイズです。
うちの作業小屋の道具となった古いヘアドライヤーより全長は長いんです。 
25センチくらいあります。

ペンスタイルで使用している商品説明写真・・・きっと手が大きい女性なのでしょう(笑)

380wと割り切る必要があります

温度はヘアドライヤーと大して変わりません。
うちのヘアドライヤーはパナソニックの古いクルクルドライヤー。高温に切り替えると風量が減になりかなり高温になります。

ミニヒートガンの噴き出し口が金属製(ドライヤーは樹脂製)なのできっとかなりの高温になるんだろうと期待したのですが・・・残念。

温風温度350℃と説明されていますが、半田が溶けるほどの温度ではありませんでした。

〇収縮チューブに使った様子

ノズルからの距離は1センチほど

かなり近づける必要があります。
内径6㎜の収縮チューブを距離1センチで炙りました。 温度切替スイッチはH(ハイ側)。

ちゃんと電線側をクルクルまわしてできるだけ早く収縮するように努めましたが、結構時間がかかります。

高温側で32秒。  低温側で1分02秒。

これでは使い物になりません。 セッカチなので(笑)

たくさん配線作業する方には「収縮チューブ1本に30秒」は耐えられない時間かと。

カスタマーレビューでは高評価が多いので「「単に私の使用目的に合わなかった」だけだと評します。

380wと割り切ればいい製品だと思います。 パワーが欲しかったらデカいのを買えってことですね。

収縮チューブには小型バーナーが最適

結局壊れた小型バーナーと同じものを再購入することになりました。 
新富士バーナー製 小型トーチ  Amazonで1800円程で入手。

新富士製小型バーナー
新富士バーナー製の小型バーナー

壊れたバーナーはSOTOというブランド。 再購入は新富士バーナーのロゴ。 どうやら新富士バーナーのアウトドアブランドがSOTOのようです。 

ミニヒートガンと比べてサイズが全然違いますね。当たり前(笑)

DIYに慣れた方なら小型バーナーの次の利点に同意されることでしょう。

1,炎が小さくピンポイントで加熱できる。
2,コードがないので取り回しも楽々。
3,1300℃の高温で超~短時間で加熱できる。

燃えないように気を付ける必要がありますが、短時間で収縮できるのは魅力です。 13秒!

炎を揺らしながら炙れば燃えることはありませんし10秒ほどでサッと収縮するのでストレスフリーです!

残念ながらヒートガンはお蔵入りです。

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