EVへの充電は電力料金が安い夜間にするものらしい・・・という雰囲気だけでタイムスイッチを設置し深夜のみ充電する仕様にしたのですが、あまり意味がありませんでした。(笑)
夜間の方が電気代が高いときもあります
我が家はLOOOP電気と契約しており、契約内容を確認してみると30分ごとに単価が変動する契約。
夜間の方が安いわけではなく使う人があまりいない昼間の方が安い場合もあり、電気代を抑えるという点ではタイムスイッチはあまり意味がないようです。
ですがもう一つのタイムスイッチのメリットは発揮されております。
それはブレーカーを飛ばさないよう充電時間帯をコントロールできるというメリット。
帰宅後、夕方から寝るまでの間はエアコンやらIHヒーターやらと電気を使いますので、この間EVの充電が始まらないようにすることで安心して電気が使えます。
タイムスイッチはコンセントのそばに
当初タイムスイッチや電磁接触器はすべて分電盤に設置するつもりでしたが、駐車場から分電盤まで移動すると家をほぼ1周しなければなりません。
プログラムのために何度も分電盤までいくのはかなり面倒です。
というわけでEVコンセントと同じボックスにタイムスイッチを設置。
後日、タイムスイッチの左隣に任意で電磁接触器をオンにできるトグルスイッチを設置しました。
これらタイムスイッチやトグルスイッチからのオン信号でこちら ↓ の分電盤の電磁接触器がオンになり、EVコンセントに200vが供給されます。
EVコンセントへの回路はこうなっています。↓
EVコンセントへのケーブルは自動車メーカー推奨のとおり単独でVVFケーブルΦ2.6㎜を使用。
wi-fiエネルギーメーターの設置
そしてどれくらいの電流がEVコンセントに流れているか見たかったので電力量計を設置。
家の中から確認できるようwi-fiで接続するタイプです。 これはAliexpressで購入したモノです。
tuya-インテリジェントエネルギーメーター デュアルチャネルという商品名でした。 tuyaまたSmart Lifeで販売されていました。同じもののようです。
お値段は2000円から3000円程とかなり安価な印象で、「本当に機能するのか?」「これは子機で親機のような他の機器が必要なのでは?」など不安な気持ちで中国からの配送を待っておりました。
英文の説明書しかありませんでしたがなんとなく読めれば大丈夫。指定されたアプリをスマホに入れて指示通りに進めればあっさりと目的の機能を果たしてくれました。
2回路の電流、電圧を監視してくれます。スマホの表示はこのようになります。
左側のCircuit1はEVコンセント。 グラフは夜間のみ電力量が上がっています。
右側のCircuit2は宅内(EV以外)の全電力量。生活パターンに合わせて使用量が変動しています。
Live画面にしますと今この瞬間の電力量を表示します。
このLive画面を見れば今どのくらいの電流で充電しているか確認できます。
左側のCircuit1が14.307Aを示しています。ただいまの時刻は23:00です。(タイマーで10:50に電源オンにしています。)
メーカーの説明ですと3kw充電とのこと。 よって、単純に計算すると200v×15A=3000w・・なので、最大15Aが流れることになります。
スマホで見ているといつも14A台にとどまっており15Aを超えることはありません。 3KW弱に制御されているようですね。
部屋の中からEVコンセントの使用状況を確認できるってなんか嬉しい。(おそらく初めだけでしょう)
これでようやくPHEV車を使う環境が整いました。
過去のログは取り出せません
このwi-fiエネルギーメーターは過去のログを取り出せません。スマホの画面では過去のグラフは出るのにアプリをどういじっても過去の記録を出力することができません。私の知識不足、調査不足かもしず本当はできるのかも・・。
日々の電力量をPCに移せたらEVの電気代を可視化できて楽しのになあ。 これだけがこのエネルギーメーターの難点です。