今回は私の工作ライフの不便を解消する工作です。
動画撮影用のカメラはアクションカムなので至近距離の撮影が苦手。 30cmより手前のモノがぼけてしまいます。 こんな具合です。

デジカメのようにマクロモードがないため小さな物を撮影するときに困っていました。30cm離すと小さいモノって画面の中で小さくなってしまうんですよね。
写真の様なパーツの撮影時は10cmくらいまでは近寄りたいのですが、11cmでも16cmでも同じようにピントがぼけています。
アクションカムは普通、屋外での活動を撮影するために固定焦点&ワイドレンズなので、接写ができないのは仕方がないのですが・・・いい方法がないかな・・・と閃いたのが「虫メガネ」です。
100均のレンズ
「近くを見たいのだから凸レンズを使えばいいんでない?」と引き出しにしまっておいた廃材を引っぱり出してきました。

昔、CCDカメラや自作LED懐中電灯にハマった時に集めた100均の双眼鏡のレンズです。
簡易な2~3倍程度の双眼鏡のレンズを分解して取っておいた凸レンズ。
4つとも外周部分が欠けていますが、これは分解により欠けたのではありませんよ~ モノには愛を持って接します。(笑)
製品組み込み時から外周がガタガタなレンズです。双眼鏡に組み込まれているときは外周部分は見えませんのでOKってことですね。
日本人としては「外周部分も研磨されたレンズが入っているもの」と思ってしまいますが、この感覚で世界を計ってはいけませんね。
この凸レンズをアクションカムのレンズにかぶせるといい感じに近くがくっきり映ります。

こちらは自作タービンの回転の様子を撮影してるところ。 15cmくらいの距離から撮影したかったのですが、ボケボケで見苦しい。(左)
100均の凸レンズを被せると右の写真のとおりくっきりと映ります。 これで十分目的達成です!! 100均さんありがとう!
脱着できるように工夫
しょっちゅう接写するわけはないので、凸レンズをテープで仮止めすれば事は足りるのですが・・・ちょっと便利にしてみようと「レンズを固定する輪っか」を作ってみました。

設計図はこちらです。(設計と言えるほどのものではありません)

小さい内径「31.4㎜」はアクションカムのレンズ部分にハマるサイズ。
大きい内径「31.8㎜」は100均レンズがハマるサイズ。
3Dプリンターで印刷するときのサイズですが、アクションカムのレンズ部分の直径は実測で「31.34㎜~31.36㎜」だったので3Dデータは「31.4㎜」にしました。
ほぼ同サイズってことです。
私の3Dプリンタ―の場合、実測とほぼ同じ数値にすると対象「キツキツにハマるサイズ」になるようです。
滑らかにスルスル回転させるには設計上0.2㎜の差を設けるとうまくいきます。
こういった自分の3Dプリンタ―による特性を何度か印刷して把握しておくと、以後の印刷の失敗を少なくできます。
自作接写用レンズの完成
先ほどの設計図を3Dプリンタ―で印刷してアクションカムは装着するとこんな風になります。

すばらしい! 市販品のようです。
と思いたいですが、安価な凸レンズが付いているのがバレバレです。
使用感
アクションカムへの脱着もいい感じです。 ちょっときつめですが押し込むだけで抜けません。 外すときは「少し回転させながら引く」と、スルっと外れます。
これで作品の撮影がやりやすくなりました。
動画編集は面倒なのであまり撮影しなのですが、このレンズで撮影頻度がアップするかもしれません。
「レンズの脱着を簡単にする」といった「作業のハードルを下げる」って楽しいですね。 人間、めんどうな事はやりませんので、その面倒を解消するという作業にちょっと燃えてしまいました。
SJCAMを愛用しています
ちなみに、うちのアクションカムはSJCAMの「SJ11」という製品です。 Goproのような高級機種ではありませんが、たまーに使うには十分。
たまにしか使わないので中級?(勝手にそう思っています)くらいのアクションカムにしました。
SJCAMのアクションカムはこれで3台目になります。(最初に購入したのは10年くらい前かな)
注文履歴をみると「SJCAM M10」 → 「SJCAM SJ4000」 → 「SJCAM SJ11」 でした。
SJ11はAmazonで17000円で2025年4月に購入。
(2026.3月現在27000円ほどになっていますが、商品外観は同じです。なにかグレードアップでもしたのでしょうか?)
カメラに17000円は自分としては奮発した買い物です。
あまり使わないカメラとか興味がない洋服やカバンなどには財布が開かないんですよね。
でも、アルミの板とか3Dプリンターとかだったら10万円でもためらわずに「マウスをクリック」してしまいます。不思議ですね~
作品撮影以外にも使っています
お出かけしてもあまり写真を撮らない派の私ですが、「SJCAM」を棒につけて人生の記録を残しています。
主に静止画で3秒タイマーでの自撮りです。 動画はどーせ見ないし容量デカいし・・・ということでお出かけ時はほとんど動画は撮りません。
スマホでも自撮りは出来ますが、スマホカバーを外して自撮り棒に挟むのがちょっと面倒。
それに唯一の通信手段のスマホを壊したらどうしよう・・との不安からスマホはいつもポケットの中にしまって「SJCAM」で撮影です。
自分としてはなかなかいいカメラと思って活用していますが、唯一の欠点がシャッターボタンが固いこと。
押したと思ったのに反応していないことがよくあります。 押したときのクリック感がないので指先の感触では全然わからないんです。
「シャッターがダメっ」てカメラとしては致命的な欠点なのかもしれません。
が、せっかく買ったんだしちゃんと撮影できますので、ここは目をつむって壊れるまで使わせていただきます!