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購入したモノ

レーザーレベル ー 水平出したいなと思ったら即買いです

天井走行ホイスト(荷物エレベーター)の設置のためついにレーザーレベルを購入しました!

2本の走行用レールの平行を出すというたった一回の作業のためですが、離れた2点間の平行&水平を出すために思い切ってポチリました。

棚や机の設置ならば「気泡管がついたレベル」でOK。 

ですが、下の写真のように1mほど離れた位置にある2本のレールの平行&水平を取るのは気泡管レベルではちょっと難しい。

このような作業をレーザーレベルは簡単にしてくれます。

このレール位置決めがレーザーレベルのおかげでサクッと終わり嬉しかったので記事にしておきます。

購入したレーザーレベル

Huepar社製 モデル901CG 購入価格8990円(2023年2月現在販売していないようです。他に数種類のモデルあり)

電源は単三電池4本。動作時間は4.5時間。
グリーンレーザー(クラス2、1mW以下)

付属のマウントベースはレーザー三脚用のゴッツイ”5/8”ネジ穴となっています。
(普通の方が使わないネジサイズです。)

本体底部にカメラ用三脚ネジ穴がありますので普通の三脚に固定できます。

レーザーのライン数

水平ラインは360度、垂直ラインは本体より前方に上下130度となります。DIYにはこれで十分だと思います。

水平は本体上部(ガラスケース内)の逆円すいの反射板から360度照射されます。

振り子式

シンプルな振り子式で垂直&水平を取ります。 センサで水平を感知して電子的に水平を保つものではありません。

「デジタル角時計を最近購入したのでこれも電子的に水平をとるに違いない!」と、あまり調べもせず期待しておりました。 (大いなる勘違い)

振り子のロックを解除すると本体内のレーザー発振部がユラユラします。レーザー下げ振りといった感じです。

本体中にある発振部がユラユラ揺れている様子をみると「レーザーを使った電子的な装置なのに振り子とはミスマッチだなあ・・・」という印象を受けます。

ユラユラは数秒で収まりますので趣味使用では問題ありません。

振り子の可動範囲は前後左右とも各4度程度でそれ以上は可動できません。 
よって、だいたい水平にしてあげてからロック解除が機械に優しい使い方かと思います。

使い方

使い方はいじれば分かる簡単な機械ですが一応説明。

使わないとき、保管時には振り子をスライドスイッチ(機械的)でロックになっており、ロック解除で電源がオンになります。

電源は振り子をロックしないとオフにできません。 これは振り子をロックせずブラブラできる状態で保管しないようにする保護機能だと思われます。

この機能があるため収納時には振り子が必ずロックされた状態になります。

電源オンは2とおり
・振り子のロックを解除にすることで電源オン。
・または、天面の電源スイッチで電源オン。

水平が欲しいときは振り子のロックを解除します。 
単に壁に真っ直ぐなラインを引きたいときは振り子をロックしたままオンで使用します。

振り子をロックしたまま使用する場面といえば、「斜めの階段の角度に合わせて手すり等を設置する」など斜めの直線を壁に描きたいとき、などでしょうか。

電源スイッチを短く押すことで「垂直ラインのみ~水平ラインのみ~垂直水平両方」を切り替えられます。

長押しでオフです。

使ってよかった点

前述のとおり空中に水平面を出したいときにこれほど便利な道具はありません!

作業スペースの端の方にレーザーレベルを置くだけで簡単に水平面を得ることができます。

このようにラインに合わせて支柱(四角い鉄材)を固定していくだけで簡単にレールを設置出来ました。(この四角い鉄材にレールをネジ止めします)

この後、2本のレールに跨るエレベーターをデジタル角度計で計ると無調整で水平・垂直がでていました。(荷物エレベーターの動画参照)

木材、梁の直線の確認にも

レールを両サイド梁に固定し2本のレールの距離を測ると、「右端、センター、左端」で微妙に距離が違います。

2×4材の反りに合わせてレールが反ってしまったようです。

そこでレーザーレベルで下からラインを当ててみると「どう梁が反っているかが一目瞭然!」すぐにわかりました。

下から天井を見上げた写真です。

2×4材の両端に合わせてレーザーを照射すると中央部にレーザーが当たらず材が反っていることがわかります

このおかげで、どの支柱(先の写真の四角い鉄材)にスペーサをかませばレールが真っ直ぐに(2本のレールが平行に)なるか、の判別がすぐに出来「おおー買ってよかった~!」となりました。

このレールを設置するという滅多にない作業のために8990円は高いのではという見方もあるかと思います。

が、サクサクと位置決めができ作業が進みましたましたので非常に満足しております!

レーザーの出力・視認性

レーザー出力に関して取扱説明書には「瞬きの反応時間内の照射なら障害を起こさない・・・」という趣旨の記載があります。

これは不意に目に入っても瞬きで閉じれば大丈夫という意味のようです。 

レーザーカッター用のモジュールのような危ないパワーはありませんので、私はレーザーカット用のグラスは使用していません。

とはいうものの、ちらっと瞬間的にでも目に入ると強い光を浴びたという不快感がありますので、必要な時だけ照射し、照射範囲に顔を入れないよう気を付けております。

さて、視認性ですが、昼間の室内、照明のある室内なら十分の照度があります。

こんな感じ

夜間 照明弱

夜間 照明強

十分視認できるレーザー照度です。昼間室内でも同様です。

ですが、昼間のお庭作業となると厳しいです。対象物に日光が当たっているとレーザーのラインは判別は厳しい。

傘や板切れで日陰にするなど工夫があればなんとかなります。レーザー受光機まで購入する必要は今のところなさそうです。

スイッチ一つで水平垂直ラインを照射できるって本当に便利です。今後のDIYで必ず活躍する場面があるハズです!

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