満充電にしておいたはずのバッテリーが30秒くらい回すと止まってしまいます。
あれ?と思い充電器にセットしても数分で充電完了のグリーンランプが点灯。うん、確かに充電済みだ。
ですが、使ってみるとまた30秒程度で止まってしまいます。
低電圧と判断され電流カットされている感じです。何度も充電しても同じなのでこれはバッテリーがお亡くなりになっているようです。
さっそく分解し中身を確認すると、一つのセルが液漏れしたかのように変色していました。
バッテリーは高いよ
インパクトのバッテリーは高いという先入観から、調べもせずまたまた余計な思い付きが・・・ 余っているラジコン用リポバッテリーを流用できるように改造しよう!
〈本当は、純正互換バッテリーが3980円くらいで売ってます。DIY用には十分でしょう。(笑)〉
改造の手間がかかりますが、バッテリーは捨てるほどあります!
ドローンやヘリなどで購入し今は使っていないものが10本以上転がっています。
簡単な改造です。バッテリーケースを開き、中身を取り出し、プラスマイナス端子にラジコン用コネクターからの線をはんだ付け。これだけです。
インパクトは14.4V仕様ですが、リポは11.1vを使います。
回転がちょっと低く感じるだけで、十分使えます。
必要に応じて14.4vのリポも使いますが通常は古~いほぼゴミと化した11.1vリポを使います。バッテリー君も活躍できて喜んでいるに違いない!
このように接続しております。
実際に使うときは、金具部分にテープで固定でいいかなと。
腰ベルト引っかけ用の金具に養生テープなどで固定して使いましょう。臨時のバッテリーなのでOKとします。
よし!タダで予備バッテリーを手に入れたぞ!と言いたいところですが、実はここに行きつくまでに間抜けな失敗をしてしまいました。
おかげで、インパクトの修理部品購入方法を学べましたよ。
インパクトドライバーの部品調達方法
インパクトドライバーの修理部品を調達する羽目になったのは、バッテリーコードの逆接です。
純正バッテリーを殻割して中身を取り出し、単純にプラス端子とマイナス端子にラジコン用コネクターからの線をはんだ付けしただけなのですが、なんと、プラスとマイナスを間違えたのです。
たった2本しかない、太い線を逆付するとは、油断、油断です。
それに気づかずトリガーを引くと、プシューという小さな音と共に白煙がにぎりあたりからモクモクとでてきました。
慌ててバッテリーを取り外しましたが、しばらく白煙が続きました。
開けてみると、制御基板が溶けておりました。(涙)
10年くらい前のインパクトなので、日立では修理受付終了しましたと案内が。ネットで機種名を入れて検索しても交換パーツは見つかりませんでした。
このたび購入したページはここです。
工具通販ビルディ
https://www.bildy.jp/power/repair_parts-imapact_driver/
このページはインパクトの分解図から必要なパーツを選択・購入できるので重宝しました。
このWH14DSL用が欲しかったのですが、DSL2という後継機のパーツがほぼ同じ、とみられるので購入しました。
外見が同じだけで中身が違っていて互換性がなかったらどうしようと多少不安がありましたが・・・・。
今回の逆接で破壊したのは制御基板と、トリガー部、の2点でした。
修理は半田ごてがあれば簡単です。ケースに戻すときに配線の取り回しに苦労しましたが・・・。
新規購入したパーツの配線カラーと元のパーツの配線カラーが同色のため写真を撮っておけば接続箇所に迷うことはないでしょう。
無駄な出費でしたね
修理代は5000円程となりました。 髙くつきました。素直に互換バッテリーを買っておけばよかった。
でも~この改造により、無駄にもてあましていた10本以上のリチウムポリマーバッテリーがインパクトの予備バッテリーとして使えるようになったのだから、予備バッテリーを10本ゲットしたのだ!と自分を納得させて一件落着とします。
虚しい・・・
本当はそんなにたくさんバッテリーは要りませんね。また大事な教訓を忘れていました。
「市販されているものがあるのなら、それを使い、自作はしない。時間と資力の浪費だからだ。」