当ブログのリンク先には広告が含まれています。

工作メモ 自作したモノ

ミニベルトサンダー 集塵機能追加 格安ベルトはすぐ切れます

ベルトサンダー交換用ベルトの格安品を購入したのですが、これがすぐ破断するんです。きっと、多くのDiyerが安さにひかれて泣いているに違いありません。(笑)
私が購入したのは、40本入りで販売されている茶色系のサンディングベルトです。

最近、これより少しお高い緑色のサンディングベルトが目に留まりぽちったところ、意外といい製品でした。

TRUSCO(トラスコ) スモールベルト 10X330#120 (50本入) TSB10-120

茶色いベルトと同じくテープでエンドレスベルトにしているのですが、意外と破断しないんです。
「使えるサンディングベルト」であることが分かりましたので、あまり使っていなかった自作ベルトサンダーを活躍させることにしました。

去年、手間暇かけて作成したものの次の理由からほとんど使っていませんでした。
①「集塵機能がないため粉塵が舞いあまり使う気になれない」
②「購入した格安ベルト(布ヤスリ)が簡単に切れる」

②はトラスコのベルトで解決しましたので、集塵機能を追加し、加えて「使いたくなるようなルックス」も追加し、活躍させることにしました。

自作ベルトサンダー 集塵機能を追加

アルミ溶接で作ればちょっとテンション上がるかと、アルミ溶接の練習も兼ねての作成です。
おかげで「アルミ薄板の溶接のコツ」が少しつかめました。

構造

サンディングベルト後方(モーター側プーリーの後方)に塩ビ管Φ30用接手を設置し、掃除機法ホースを抜き差しします。

塩ビ管Φ30用の接手の内径と排水ホース用のラッパ状の接手がいい感じでフィットしますので、この組み合わせでよく使います。

自作ベルトサンダー 集塵機能を追加

ケース内部です。

自作ベルトサンダー 集塵機能を追加

モーター側プーリーをケースで覆い、負圧をかけるだけでなのですが、これがあるだけでかなりの粉塵が吸引され快適な作業を行えます。

使用材料は2.0㎜と2.5㎜のアルミ板です。

ケースの素材は、プーリーを覆うという形状を保てればプラ板でもMDFボードでも大丈夫だと思います。(火花を散らす金属研磨をしない場合)

効果

集塵性能は十分です。

集塵カバーがない状態ですと、ちょっとした研磨でも卓上が薄っすらと埃に覆われてしまいあまり使いたくなかったのですが、集塵機に接続できると気軽に使う気になれます。

ルックスの効果も抜群です。

アルミ溶接そのままでキレイにはしていませんが、無骨な感じが気に入っています。

同じ機能でも、外観が製品っぽいと嬉しいですね。使用時の満足感が違います。「今回の工作、効果あり!」です。

今回の工作での一番の収穫

アルミ薄板の溶接のコツ です。

まだまだ、たまにきれいに溶接できる素人ですが、以前はできなかった薄板の隅肉溶接もなんとかくっ付けられるレベルになってきました。

写真の直線部分だけまあまキレイかなと、ほかの部分はダメダメです。見ないでくさい。↓ ↓ ↓

2㎜厚アルミ板です。

アルミ薄板の溶接のコツを「工作メモ」記事にしておきました。

動画がイメージしやすいかもしれません。

-工作メモ, 自作したモノ

© 2024 作業小屋のあざらし