クーラント循環経路の更新が完了しましたので動作確認をしてみました。
結論からいいますと「切削屑がない状態ではおおむね良好」なようです。
まず、クーラント飛散防止カバーの効果からご覧ください。
※水流が見やすいように水道水を食品用着色料で青く着色しています。
水の動きは動画の方が分かりやすいです。 こちらもどうぞ ↓ ↓
エンドミル用ノズルとクーラント飛散防止カバー
カバー無し、エンドミル無し状態でのノズルからの水流はこんな感じです。

だいたいエンドミル付近で2つのノズルが合流するようにしました。
シリコンチューブでニップルに固定しているだけなのでシリコンを「ムニュムニュいじって」差し込み具合を調整することで噴射位置は簡単に変更できます。
自在に噴射位置変更するためには「フレキシブルな継手や管類」を用意しなくてはならないかな・・なんて心配しておりましたが、真鍮ニップルへのシリコンの差し込み具合調整で問題解決。
しかも、柔らかいチューブだけで維持しているのでエンドミル交換時にスパナが当たっても「柳に風」?でしたっけ、しなやかに受け流して元に戻ります。 これが正解のようです。
そして肝心のエンドミル全開時の様子ですが・・・

当然、カバー無しですとエンドミルより上方へも水滴が飛ばされていきます。 まだカメラに水滴は付いていませんが、このカメラを構えている私の手は水滴を感じております。
カバーありでエンドミルを回すとカバー下のライン(緑の破線)から上へは飛散してきません。

目的達成です!
機能しているで嬉しいのですが、大げさにするほどのモノではないですよね。「筒状のものでカバーすれば飛散しない」なんて誰でもわかる事。(笑)
勝手に水まくノズルなんぞに寄り道をしてきたので「達成」なんて言葉が出てしまうんですよね。
フライステーブルの水流の様子
中央に加え左右に排水口を設けたのでいい感じにアルミタンクへ流れていきます。

この様子なら実際に切削屑が混ざって流れてきても大丈夫だろうと楽観視できます。
とはいっても、初めのうち数回は完全放置にはせず時々様子を伺う必要があるでしょう。
それにしても青い水って清流のようできれいですねえ~。 この済んだ青にチョロチョロと水流の音が重なって癒しの空間になります。
しかも水色の背景がアルミの削り出し!!
アルミ削り出しの卓上の「つくばい」「箱庭」「ししおどし」なんて作ったら面白そうだなあなんて妄想していしまいました。
左右の排水口追加の訳
当初、ポンプの吐出量に対してセンターの排水口の断面積は十分なハズと思っていたのですが、想定外の水の振る舞いが発生したため左右に排水口を追加しています。
想定外といいましても私にとって想定外なだけで水流に詳しい人からすれば当然のことと思ますが・・・。
左右に排水口がないとこうなっちゃうんです。

センター付近の水流が左右からの水流を妨げてしまうんです。
破線のあたりで堰き止められてしまいます。 中央部分の溝の水位は半分くらいしかないのに、端っこは満水位! これはまずいということで追加で左右に排水口を設けました。
こういった実際に流してみないと分からない水の動きって面白いですね。
これでほぼ完成
水流のチェックができましたのでほぼ目的は達成できました。 ちょっと満足感に浸っています。
今のところアルミを切削して作るパーツがないので本格的なテストはちょっとお預けです。
何度も言ってしまいますが・・・「その機械で何かを作るのではなく、こうやって装置を作ること」が目的なんですよ。