自作したモノ

フライス盤を作ってみよう 3

自作フライス盤のリニアスライドやボールねじ、ステッピングモーターなど調達し、Fusion360を使って簡易な設計図を描き終わったら、いよいよアルミ板、ネジ類といった構造材を調達です。

アルミ材の購入

自作フライス盤に使用するアルミ材はホームセンターなどでの調達は難しいです。

厚さ20㎜のアルミ板などあまり買う人いませんよね。(笑)

ネットで金属屋さんを探してサイズ指定して注文することになります。

直接金属屋さんで購入すると意外と安いのではなんて期待しましたが、やはりボリュームがあるので結構なお値段でした。

購入したアルミ材の総重量は約27㎏!こんなにたくさんかったの初めてです!

お値段は53000円程。カット代込です。これが安いか高いかは私には分かりません。

当初、フライス盤の設計図(簡単な絵です)をFusion360で描いているので、設計図を送って金属屋さんに切断、穴あけ、ネジ穴加工をお任せしようと思っていました。

人生初の金属屋さんへの注文です。ちょっと専門的になってきぞ・・・なんてワクワクしていましたが、そのワクワクは見積書を見て消え去りました。(笑)

見積額は約17万円(平均値)。予想をはるかに上回り!加工を発注する道は閉ざされました。

アルミ材の原価に、カット代、設計図を読んでオリジナルの加工を施すための人件費などを加算すればそれなりに妥当な金額なのでしょう。

おなじものを量産するわけではないので手間賃が大きいのだと思います。

材料代のみだと53000円程でしたので加工代はおよそ12万円ということになります。

正直初めは、高いなあ!と思ったのですが、後日自分で加工していくとその手間に「まあ、そのくらいかかるのでしょう」と思えるほど大変でした。

穴加工もたくさんありますし、ネジ加工もあります。角材の切り口の面(わかります?)へのネジ穴加工もあり手間のかかる作業です。

自分でやる手間と時間を考えると12万円で時間を買うっていう選択もありかと思います。

ですが、・・この度は、セルフ加工でいくことします。

厚さ20㎜程のアルミを加工するのは初めてなので、経験を積むいい機会になるからです。

うまく加工できないところもあるでしょうが、加工作業をとおして、「こんな電動工具が必要だなあ」、「今使っている電動工具より精度の高いものが必要だなあ」、「こんな治具があったらいいなあ」、などいろいろ発見があるはずです。

そうやって思いつく、「ああしたい!こうしたい!」が次の工作の原動力になるんです。

というわけで、

手間と時間をかけこの経験を買うことにし、セルフ加工です。(お金がないともいう・・・。)

 このときは知る由もありませんが、自分でやってみてよかったと思っています。たくさんプラスになりました!

金属加工ってシビア

金属加工ってシビアな世界です。なにがって?精度が、です。

穴あけ、切断、溶接などの経験は0ではありませんが、フライス盤のようにいくつものパーツが組み合わさってきちっと収まる金属製品を作るのは初めてです。0.1㎜以下でもずれがあればネジがかじったりして組み上げられません。

DIYレベルのボール盤、ハンドタップでのネジ穴加工ですので(経験不足からの精度不足)穴あけは少し大きめにせざるを得ません。

8㎜ネジが通る穴なら8.5㎜の穴といった具合です。

こんなゆるゆるな加工でなんとかごまかしながらの制作となります。

 いっぱい開けました。

仕事から帰ったあと、夜な夜なアルミ材に設計図からケガいてポンチ→下穴→目的サイズの穴あけ&タップ加工に明け暮れました。

穴あけ加工~仮組までに1か月強かかっています。

初めての作業なので、考えている時間が長いんです。「本当にこの位置でいいのか?」「本当に部品同士が干渉しないかな?」なんて心配しながら少しずつの加工です。

長い道のりになりそう。最終的には、リニアスライド、ボールねじ、ステッピングモータの軸などがきちっと平行にならなくてはいけないんですよね。当たり前ですが・・・。

木材をコーススレッドで組み上げて、ハイ、棚完成!っていうのと訳が違います。

でも、ロールプレイングゲームのように寝食忘れて夢中になれる遊びですね!

 

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