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購入したモノ

ブラインド ナッター&リベッター 薄板にネジが欲しいので購入しました

たまーにタップが効かない薄板にネジ山が欲しいときがあります。

鉄やアルミの角パイプ(板厚1~2㎜)に貫通させることなくネジ止めしたい、といった裏側に手が入らない場合です。

こんな場面で「ナッター」が大活躍。 裏側に手を回すことなくにネジ山を簡単に取り付けられます。

たまにしか発生しないシチュエーションなので購入を渋っておりましたが、試しに格安品をお取り寄せ。


これ買って正解でした。なんと3800円!(Amazonでの購入価格です)

どんな道具かといいますと

このようにブラインドナットをカシメる道具でございます。使い方は簡単。

1 板材にブラインドナットより0.1㎜程度大きい穴を開ける。
2 ブラインドナットをナッターの先端部にセット。
3 板材に開けた穴に挿入。
4 レバーを操作してブラインドナットのシワシワの部分をつぶして広げる。

以上です。

このような感じでナットが固定されます。 金属製品でよく見かける風景ですね。

こう簡単にきれいにナットを固定できるとDIYの腕が上がったような錯覚に陥ります。

使った様子を動画にしてみましたので、記事を読むより動画の方が分かりやすいかも。

リベットナットツール セット内容

3つの機能が1セットになっております。商品説明によると「独自の3-INー1デザイン」とのこと。 ですが、似たような商品はいくつも販売されています。

機能1 ナッター

リベットナットをカシメるアタッチメントが6サイズ付属。
ネジ径3㎜、4㎜、5㎜、6㎜、8㎜、10㎜です。 ケース内のカラフルな四角い筒に各アタッチメントが入っています。

きれいにそろっていていい道具って感じ。 幼稚園のときのお道具箱を思い出しました。

リベットナットツール 3㎜
ブラインドナット用のアタッチメント

先端がネジになっているシャフトとスリーブが入っています。
これを本体にセットしレバーを開きますと頭からネジ部分が出てきます。

この状態でブラインドナットをセットして先ほどの比較写真のようにカシメます。

ブラインドリベットのように力いっぱい引っ張って「バチンッ」とちぎるのではありません。

ブラインドリベットしか使ったことがなかったので思わずちぎれるまで力を入れそうになりました。
小径だと山をなめちゃいそう・・・気を付けなくては。

付属品として、お試し用ブラインドナット(鉄製)が3㎜、4㎜、5㎜、6㎜、8㎜、10㎜の各サイズごとに10個付いています。

Amazonで検索するとアルミ製、ステンレス製もセットでお安く販売されておりますので、使用する材料に合わせて購入していこうと思います。

機能2 リベッター

リベッターとしてのアタッチメントはレバーについています。写真の矢印です。

2.4㎜、3.2㎜、4.0㎜、4.8㎜、6.8㎜の5サイズ。

リベッターの交換用ヘッド

ブラインドリベットより0.1㎜程度広い穴を板材に開けカシメるだけです。

0.1㎜といいましたが、わざわざ4.1㎜とかわずかに広いドリルを購入する必要はありません。
リベットと同径のドリルで穴あけ後、回転させながら外周を擦ってやればリベットが入るようになります。

カシメる様子は動画をご覧ください。 すいません・・・写真がありませんでした。

カシメた後です。このリベット跡(矢印)もよく見る風景ですね。

機能3 リーマー

これはリーマーと表記のとおり穴を拡大するための道具のようです。私には使うシチュエーションが思い浮かびません。

これも百聞は一見に如かずで「動画」の方がわかりやすいかもしれません。

灰色と黒色の筒に2タイプの刃が収まっています。

カギ状の刃先で少しずつ板材をパンチしていく道具です。 商品説明によるとこんな感じで使うらしい。

二ブラーとと同じじゃん!と思った方もおられるかと。 同じ道具ですね。呼び方が違うだけ。

以前、電動ドリルを動力源とした二ブラーを自作しました。「電動ニブラーのテーブル」

二ブラーは1㎜以下の金属板の曲線カット、穴拡大にとても便利な道具です。

1㎜以下の薄板ですと、ジグソー、バンドソー、チップソーといったのこぎり状のモノでの切断はちょっと難しい。板材が刃に持っていかれ変形の可能性あります。

その点、二ブラー(この商品説明によるリーマー)なら挟んで切り取るので変形の心配が少なく安心。

試しにこの製品でカットしてみるとこんな切り口になります。 

2㎜厚のアルミ板です。 かなりの力が必要でした。これを何回も繰り返して切断となると気が遠くなります。

商品説明のとおり「1㎜以下の薄板の開口部拡大」が最適な用途のようです。

いまのところ使い道がなさそうですが、このキレイな切り口をみて「何かに使えそうだな~」と妄想してしまいます。

今は思いつきませんが、このアタッチメントもいつか日の目を見る時がくるでしょう。

安かろう悪かろうではありませんでした

各アタッチメントの脱着がスムースで作りのいい製品という印象です。 脱着のネジ部分もいい感じです。

ガサツなネジ山ではなく精度あるスムースな回転です。手でキュッとしまり、外すときもちょと強めに力をいれるとスムースに外れます。

他の同等品のコメント(Amazon内)をみると「作りが雑、すぐ壊れた」といった「安かろう悪かろう」の意見もありましたが、本品はそんなことありませんでした。

使用頻度は少ないですが、買って満足の製品でした。

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