今回の工作は今までの作業とはジャンル違いのエアガンの修理です。エアガン系は本ブログでは初登場?かも。
修理するエアガンはこちらの子ども用電動ガン。

この電動ハンドガンは8年ぐらい使わずに放置していたもの。
ふと動くのかな・・と電池を入れてみるとなんと!動きません。
室内で数回使った程度で保管していたのに壊れちゃうって? 納得いかん!ということで分解修理です。
ちょっと脱線します
修理するのは子ども用ですが、当時私はサバゲ―にハマってハンドガンやらサブマシンガンを集めていました。
分解修理しているうちにサバゲ―の楽しさを思い出したのでちょっと語ります。(笑)
電動ガンの分解方法を知りたい方は飛ばして読んでください。
サバイバルゲームの魅力
サバゲ―の魅力と言えば疑似的に戦場の恐怖を体験できるところです。(と私は思っています)
オープンな野外フィールドだと敵から派手に打ち込まれます。(スナイパーに知らないうちにやられてしまう事もありますが)
敵は、バリゲート越し自分がいるのを察知するとガンガン撃ち込んできます。エアガンとはいえ着弾する音は「バチッバチッ」と激しく結構怖い。
それに一発でも当たれば「退場」で終わりですから緊張感Maxです。
サバゲ―は一発当たれば「退場」。実戦なら一発当たれば「この世から退場」。この類似点が戦場の疑似体験に寄与しているのかと。
どんどん味方が殺られ敵が優勢になってくるとバリケートに潜み身動きが取れなくなってきます。
ジワジワ包囲され残る自分たちでは相手を倒せない・・を悟ると「詰んだな、これが実戦なら自分はあと少しで死ぬのか」という気分になります。
ヘルメットの中は汗だく、走り周りバリケートに潜んでしゃがみ足はパンパン、走って逃げる気力もなくなってきます。
この体力の消耗も戦場の疑似体験につながるんですよね。「もう逃げられない、死ぬしかない」って。
モニター越しのゲームと違い「実際に自分の体で装備を背負い」「汗をかき走り回り」「物陰に伏せ」「索敵は自分の五感に頼るしかない」という要素がサバゲ―の魅力だと思います。
モノづくりが一番好きなので
サバゲ―楽しかったのですが、自分が本当に好きなのは「モノを作り出す過程」。
ある程度遊び尽くせば満足しちゃって工作のように長続きはしませんでした。
というわけで、目の前の壊れて動かなくなった機械を放って置けない工作好きの私は電動ガンの修理にかかります!
電動ガン 故障の症状
症状はモーターの空回り。
歯車が破損しているような嫌な音は何もなく、引き金を引くとモーターが無負荷で「ウィーン」ときれいに回る音だけが響きます。
内部で何か部品が欠けて外れているような「カラカラ音」もありません。
早速、分解から始めましょう。
東京マルイ子ども用電動ガンの分解
大人用ガスブローバックガンや実銃のようにスライドを前方にスライドさせて外すことはできません。
写真のようにドライバーでドライバーでスライドを広げて無理矢理外します。そういう構造になっているようです。

次はネジを全部外しますネジは五箇所でそれぞれ長さが違います。

そして電池ボックス内のシールを左右分割できるようにカッターで切込みを入れます。また銃口の下側にあるシリアルナンバーのシールも外します。

次に銃口部分の取り外しです。
銃口の先端部分は差し込まれているだけですが結構きつく、手で外すのはムズカシイ。

写真のようにカッターナイフで隙間をこじ開けます。次に小さいマイナスドライバーでさらにこじ開けます。こうやって順番に道具を太くしていくことで簡単に外れます。
次にピストンスプリングを外します。写真のようにスプリング後ろ側を上に持ち上げるだけです。

スプリングのテンションがかかっているのでスプリングを銃口方向に押しながら外します。
大人用電動ガンのスプリングと比べたら柔らかいので簡単に外せます。
一気にテンションが解放されて吹っ飛ぶんじゃないかという心配は要りません。
これで左右分割できるはずです。左側を下にしてゆっくりと丁寧に分割しましょう。

丁寧にそっと外しても右のシェルに引っ張られてポロッと定位置から外れるパーツがあります。 たぶん次のパーツの元の状態が分からなくなると思います。
①ワンウェイ用ツメ

②引き金

③飾りの撃鉄

私の場合、上記3つのパーツがこぼれ落ちました。
写真の中の緑色の枠は正しい位置に収まっている状態です。ご参考に。
破損していたのは写真の丸枠の中のピニオンギアです。

歯車が摩耗しているとか欠損しているわけではありません。
歯車が割れていると言えばいいのでしょうか。ピニオンギアが割れて軸穴が広がっている状態でした。
そのためモーターの軸とピニオンギアの間で空回りが発生。
歯車をひっかくような音もなくモーターだけが綺麗に回っていた理由がこれでわかりました。
歯車の材質があまりよくないのでしょうか。 経年劣化で樹脂が脆くなってしまったような壊れかたです。
同じ症状の他の方のブログを参考にタミヤのピニオンギアを購入しました。

旧ピニオンギアが空回りしていたのを受けて、軸の表面をダイヤモンドルーターで荒らし滑り止めを施します。

気持ちの問題。(笑) やらなくても大丈夫だと思います。
修理がおわりましたら、ギア類、引き金、など稼働パーツを定位置に収めます。左側に収めて右側を上から被せるのがよいかと思います。

写真の矢印の隙間にご注目。
各パーツが定位置収まっているとそっと置いただけで写真の隙間を残すくらいまでハマります。
あとは少しずつ手で左右がピッタリ密着するまで押し込んでいきます。 密着したら最後にネジ止めです。 無理やりネジの力で左右を引き合わせないように。

各ネジの長さが違いを覚えていますか。
銃口のキャップを差し込みます。 溝に合わせて真っ直ぐ押し込みます。

ピストンが滑らかにスライドすることを確認し・・・

ピストンスプリングを挿入します。

子ども用なのでスプリングはやわらかく簡単に収まります。
最後にスライドのの固定。 銃口側から引っ掛けて・・・

またまた、開きながら押し込みます。

はい、これで完成です。 元に戻りました!
試し撃ちしたところ快調、快調。
滑らかに動作しているのを見ていると、こんな小さなハンドガンにモーター、歯車、ピストン、給弾機構などをうまく配置して詰め込んであることに感動します。
さて試し撃ちが無事終了しましたので今回の作業は終了です。
もう子供ではないのでやたらと撃ちまくったりはしません。(笑)
数発、動作確認してケースに収めます。