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作業日誌

リアル工作からデジタルの工作へ―ちょっと寄り道しています

しばらくブログ更新が滞っておりまして、近況報告でございます。 
相変わらずモノづくりは元気にやっているのですが、またまた脱線しております。
今回の脱線はちょっというかだいぶ違う方向でして・・・「妻の副業」のお手伝いです。

その副業とは・・・大人向け「塗り絵ブック」の作成です!(笑)
たぶん、日本で大人の塗り絵と言ったらほとんどの人が「え?なに、大人が塗り絵??」という反応になるのでは・・・。
私も初めて知った時「大人が塗り絵をするんか???」とピンときませんでした。

あまり日本では知られていないようですが、北米では大人の塗り絵の市場は年々増加。
塗り絵は「日常から離れ没頭できるもの」との認識らしく、ストレス解消のためまたマインドフルネス実践といった精神的癒しの一環としてどんどん需要が高まっているようです。 
塗り絵は単なる娯楽ではなく、セラピーの一助として位置づけられているとのこと。 ちょっとびっくり。

気になった方はAmazon.comで「Adult Coloring books」と検索してみてください。 amazon.co.jp(日本)ではないですよ。

で、稼げるのか

稼げるのかと言われると・・・なんとも言えません。 どんなビジネスでも「収益が上がる人」「収益が上がらない人」が存在しますものね。
塗り絵を海外市場で販売してる方の実績を調べると月20万程度を安定的に得ている方もいれば「全然売れないんですけど…」という方もいるようです。

私たちはまだまだ「塗り絵そのものの作り方」「本として出版する方法」「どうやって集客するか」など勉強し始めたばかり。
この工作ブログが何の収益も生み出していないとの同様、大した収益にはならないかもしれませんが、やってみないと分かりません。

本音を言わせていただけば「そりゃー儲かった方がいいに決まっています」(笑)が「退職を見越してそろそろ個人で収入を得る方法を学ぶ時期かな」「将来、退職後に自分で稼ぐ方法を確立できたらいいな」なんて気持ちで始めています。

振り返ってみれば当ブログもきっかけは「ブログで稼ぐ」的なブームに乗せられたから。(笑)
でも、読者や世間に媚びた記事を書く(売れる記事を書く)なんてことは私には出来ず、自分の書きたい事=趣味ブログになっちゃいました。

やはり人間、好きでもないことに力を注ぎ続けるなんて出来ないんですよね。 
「生活が困窮、借金に追われている」など待ったなしの状況があれば別ですが、とりあえず生活できていると「好きでもないことに延々と力を注ぐ」なんて出来ません。

実は、塗り絵を作る→販売するという過程って続けられる楽しさがあるんです。

なぜ塗り絵に夢中になれるのか

塗り絵は妻の副業であり、自分の好きな工作とは違います。が、どうして夢中になったのか?と振り返ると・・「工作と似ている」からかなと分析しています。

アルミ材の切削や溶接、FRP成型、3Dプリンタ―でのモノづくり、等々は実際の物質を加工します。
対して、塗り絵はデータ作成でありデジタルの世界。
まったく違う世界かと思ったのですが、2カ月ほど没頭して「共通するモノがある」ことに気づきました。

それは「試行錯誤して頭の中のイメージを作り出す」ところです。

塗り絵の「絵」はAIに作ってもらいます。(私、絵心ありませんので自力で描くことは出来ません。)ざっくりいうと次の流れで作成しています。
①AIに自分が作りたいイラストのイメージを伝えます。
②AIに画像生成用のプロンプト(指示文)を英文で出力してもらいます。
③プロンプトを画像生成用AIに投げ込みます。
④生成された画像を人間が見て、更なる修正指示を出します。一回で「いいね」と言える画像にはなりません。
⑤おかしな箇所を修正する指示を生成AIに出して修正を繰り返します。
 「これならいいかな」と思えるイラストになるまでに40枚くらい試作品を生成させることもあります。
⑥何度生成しても納得いかない場合は、②に戻って元のプロンプトを作り直します。

こうやって、自分が納得する1枚になるまでに何度も試行錯誤するところが工作に似ているんです。

こちらは半分線画に半分着色(カラー見本)を重ねたモノです。 

こういった絵を指示文だけで作れるって驚きですね。自分では絶対に描けません。
一回での生成にかかる時間は10~30秒程度。 人間には不可能な早さです。この速さでバンバン修正指示して納得のいく絵を作れます。

指示文でだけで描けるとはいえ「くそ―なかなか思ったとおりの絵にならん!」と苦戦することもしばしば。
このときの没頭感が、ガレージで工作に没頭しているときと同じ感覚なんです。

ガレージで工作に夢中になっているときは寝食を忘れています、同様、パソコンに向かってAIと格闘しているときも寝食を忘れています。
頭の中で描いたものを形にしていく、ここに共通点があるようです。 人間って「自分がこうしてみたい」と思い描いたことを形にしていくのが楽しく、充足感を感じるようにできているのかな。

使っているAI

私、2026年7月になってようやくAIを使うようになったんです。 デジタルよりも実際の工作が好きな私は、これまでAIを使ったことはほとんどありませんでした。 googleのAIモードとかで時々質問するくらいです。

使っているPCは「ごく普通の安価なPC」です。(右側奥様の作業場所です。)

「無料で使えるAIだとちょっと能力が足りないので有料版を使いましょう」というススメを素直に聞き、仕事に使うんだという建前でAIには課金しております。
無料版だと「画像生成するとすぐ使用量の限度に到達してしまう」「生成の結果がイマイチ」「思考モードがちょっと低い」などお仕事で使うには不足があるようです。

今使っているのは、Gemini(相談、プロンプト生成用)、nano banana(画像生成用)、Midjourney(画像生成用)、Claud code(エージェント型AIで自分の助手として)です。

使用限度まで使い倒すこともあります。(というよりMaxまで課金していませんので使用限度が低いんです。

ちなみに我が家ではAIにガンガン指示を出して思考、生成させることを「AIをしばき倒す」と表現します。 そして使用限度がきてAIに「これ以上できません」と言われると「AIがしばき倒れちゃった」と表現します。

塗り絵って作る本人も癒される

不思議な感覚なんですが、塗り絵を作っている時って作成している絵の世界に自分が没入してしまうのか、作っている本人がなんとも幸せな気持ちになるんですよ。

特に、美しい花、自然、庭園、カフェ、植物園、などをテーマにした塗り絵を作成してるとそう感じます。
画像を生成している過程で「こんな景色きれいだな」「このカフェ落ち着くな」という気持ちになります。そして次にその画像をカラーに着色した画像も生成していきます。
すると、白黒の世界が鮮やかなカラーの世界になっていきます。 まるで自分で美しい世界を作っているような感覚になります。

これが「塗り絵作成って楽しい副業」と言われるゆえんなのかな。(しばらくしたら飽きるかもしれませんが・・・)

作ったモノを世に送り出す楽しさ

初めだけなのかもしれませんが、自分が作った本がAmazonに売られているって面白いです。
試しに注文するとちゃんと届きました。 一応塗り絵ブックになっていましたよ。 「へ~、こんなに簡単に本が出せるんだ」という印象です。

Amazonで出版するにはそれなり審査があり何度も修正指示を受けようやく出版出来たのですが、一度やり方が分かれば結構簡単。
(この審査が面倒で嫌になっちゃう人も多いと聞きますが、一度分かれば大丈夫)

こちらは試しに購入した自分の塗り絵。 

Amazon.com(おもにアメリカ・英語圏)で販売しております。 なので全部英語になっています。

同じような塗り絵ブックは何十万と出版されているのでAmazonの棚に埋もれてしまい売れる気配はありません。ですが、売れてなくても「販売されている」というのが嬉しいというか不思議な気持ちにさせます。 たぶん自分のモノを売ったことがないからでしょう。

塗り絵ブックの企画→作製→販売という一連の流れの経験が、知らない世界を覗いているというワクワク感を生んでいるのかもしれません。

将来の収益を見越して

人生早いものでアッという間に50代半ばです。(笑) だんだん退職が見えてきました。 

冒頭で書きましたが、
退職後、蓄えや年金に+して別の収入源が合ったら楽しいだろうなと思い、副業的なことを模索し始めました。

その第一歩が「塗り絵ブック」。 

これは第一歩なのでずっと続けるかどうかは分かりません。 いろいろ手を出して自分たちに合った収入源を作れたらいいなと思い副業活動を開始しています。

ネットには「これをやれば月収〇〇万円」「簡単にスマホでポチポチするだけで・・うんぬんかんぬん」といった怪しい宣伝に乗せられたわけではありません。
本人は「堅実な収入につながる何かを見つける旅を始めた」つもり。

塗り絵ブックは「プリント・オン・デマンド」と言われる販売方法で、私のやることはAmazonにデジタルデータを無料で掲載するだけでコストは0円です。
注文が入ったらAmazon提携工場が商品を印刷するという流れなので、売れなくても何の損失も発生しません。 
ただで商売のお勉強ができるんです。ありがとうございます!

このブログはずっと続けます

工作ブログは一生続けたいと思っているものの、しばしの工作ネタ切れご容赦ください。

これまで工作に自分の持てるものを全て捧げてきましたが(笑)、その力の半分を副業のお勉強に振り向けていこうかな・・というところです。
工作記事の更新は「ネタが少ない」ため停滞ぎみになるかと思いますが、今後もモノづくりをしたら記事にするというスタイルは変わりません。 
気長にお付き合いいただければ幸いです。

次の材料は調達済み

実は、次なる工作の材料はすでにかき集めております。 
次は乾式専用CNCフライス盤。
作業小屋のCNCフライスはアルミ材などを切削用クーラントをかけて削り出すマシンなので、木工をメインとした切削用クーラントを使用しない材料専用のフライス盤を作りたいんです。

切削屑をエアで吹き飛ばし、掃除機用タービンで集塵しながら切削を続けるCNCフライスです。 これを防音ボックスで囲んで3Dプリンタ―の部屋に設置するんです。
「アルミなどの金属加工は作業小屋」「木工切削とちょっとライトな切削は自宅内で」と棲み分けする計画です。

相変わらずやりたい事があり過ぎて時間が足りません。 悠々自適な老後は来なさそうです。

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