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作業日誌 修理したモノ

FFヒーターの燃料チューブがひび割れ ― AIに聞いたらDIYの先輩みたいだった

しばらく塗り絵づくりのほうに寄り道していましたが、久しぶりに工作ネタができました。
今回の工作は、PHEV車に取り付け済みのFFヒーターの修理です。

記事 「普通の車にFFヒーターをを取付ける」 参照

10月に入りだんだん寒い日が増えてきましたので、そろそろ暖房の試運転です。 久しぶりにFFヒーターの電源をオンしてみます。

ところが全然起動しません。

原因は燃料チューブだったのですが、今回は修理そのものより「修理後の燃料チューブについてのAIとのやり取り」を記事にしたくなっちゃいました。
ちょっと時代の変化を感じたんです。

故障症状 燃料チューブからの灯油漏れ

 
半年ぶりの暖房なので、すぐに燃焼しないのは想定内。
灯油タンクからFFヒーター本体までの燃料チューブ内が空になっているのでしばらくは燃焼しないのは当然です。
でも、5,6回始動を試みても灯油がFFヒーターに上がってきません?? 燃料チューブは緑の透明なので灯油が通ればひと目でわかります。
そして写真の灯油タンクを外壁をつたって灯油がぽたぽたとタレてきました。 

タンクもポンプも全て車体の下側。パイプはタンクを外さないと見えない位置に。 これは面倒でも車体にもぐって外すしかありません。

漏れていた箇所はこちらです。(緑の半透明の四角がボティ鉄板位置です。)

ボディ鉄板から下方に向かって飛び出しているリブ部分にチューブが接触していたのではと想像。というか早合点。(笑)

ぱっとみたところ鋭利なもので切れているように見えたんです。 

この亀裂の入っている区間は20センチほどの限られたエリア。

限られたエリアに汚れキズが多かったので振動でボティにぶつかっていたんだろうと適当に解釈し、とにかくチューブを交換することに。

さっそく燃料用チューブを購入

Amazonで一番有望だったのが車載のFFヒーター用パーツとして販売されていた半透明のチューブ。
でもこの商品には内径、外径の表示がありません。
サイズ違いで使い物にならなかったときのために、もう少し柔らかそうなガソリンエンジン用の燃料チューブも購入。

・車のエアパーヒーターチューブ 交換用燃料パイプ   購入価格1099円
・草刈払機燃料ホース 3mm x 5mm 長さ3M       購入価格625円

結局、使ったのは左の半透明のチューブです。たまたま直径があったからという理由です。

チューブ交換後は当然ですが、ちゃんと始動しました!
試運転中、間近で始動音を聞いていると「ヒューン・・ヒュイーン」という可変するファンの音に「ゴーッ」という灯油の燃焼音が途中から加わり、灯油の燃焼する香りが漂ってきます。

これがいいんですよ! ジェットエンジンを彷彿させます! ちょっと幸せ。

とりあえず始動したので満足、満足。

交換後に原因追及

満足したのは束の間で、なぜ付属品なのに2年という短期間でひび割れに至ったのかが気になりはじめました。

ネットで検索してみるといろいろな情報が出てきます。 
耐油チューブの素材はPVCが多いようですが、自分が使っていたのも耐油性PVCと思われます。 なのに2年くらいでこんなにヒビ割れるものなのでしょうか。

Amazonの口コミや企業のサイト・ブログなどを読んでも
「耐油チューブは安価なものはPVC製が多いこと」
「ゴム、ナイロン、テフロン系といろいろあること」
「それぞれ耐性がある油脂類が異なる事」
など知識は増えますが、実際に自分が使っているチューブの素材がついては確証が得られませんでした。

確証が得られないと、今後似たような他の耐油性チューブ(大抵はPVC)を使って大丈夫なのか悶々とします。
また、今回交換した白い半透明のチューブは本当に大丈夫なのかもはっきりせず悶々とします。

んで、Geminiさんに聞いてみました。 どういうわけか私には「初めからAIに聞く」という姿勢がないようです。

AIとの会話 要約

実際のやりとりを要約するとこんな感じ。

 Q1.耐油チューブの素材について教えてください

最初は漠然とした質問です。
返ってきたのは、PVC、ナイロン、ポリウレタン、フッ素樹脂、シリコーンなど、素材ごとの特徴の一覧でした。

ここまでは、ネット検索とあまり変わりません。ただ、最後に「流す液体の種類と、使う機器を教えてもらえれば、最適なチューブを提案できます」と聞き返してきたんです。

Q2.灯油FFヒーター用です。付属の白い半透明のチューブの素材を知りたい

用途を伝えると、答えが一気に具体的になりました。

- FFヒーター付属の白い半透明の硬めのチューブは、主にナイロン。高品質なものではフッ素樹脂(テフロン)の場合もある。
- 硬い素材が使われるのは、燃料ポンプの脈動でチューブが膨らまず、燃料を正確に送るため。
- 普通のゴムホースや安価な塩ビ(PVC)チューブは、灯油で硬化・ひび割れするのでNG。

まだ「割れた」とは一言も言っていないのに、「PVCは割れる」と先に言われてしまいました。

続けて、「現在、FFヒーターの取り付け作業中でしょうか?それとも劣化した交換用ホースをお探しですか。お困りでしたら市販チューブのサイズ(内径、外径)について案内出来ます。」
とDIYアドバイザーになってきました。

 Q3.緑色のチューブ(おそらくPVC)が2年でバキバキに割れたので、白いチューブに交換中です、と答えると。

- 緑色の透明なチューブは、灯油に触れると可塑剤(柔らかさを保つ成分)が抜けて、2〜3年でカチカチになって割れてしまう
- いま交換している白い硬めのチューブは「正解ルート」
- 接続部の黒いゴムジョイントも数年でひび割れることがある、硬いチューブは急に曲げると折れて燃料が通らなくなる、という注意も

(黒いジョイントゴムを使っているなんて伝えていないのに)こちらが聞く前に、次に気をつけるところまで教えてくれました。
おお、DIYの先輩のようだ!

 Q4.フッ素樹脂のチューブって、3Dプリンターに使っているものとほぼ同じですか、と聞いてみると。
(3Dプリンターを使っている自分としては、ちょっと気になりました。)

- 答えは「ほぼ同じもの」。3Dプリンターのフィラメントを通す白いチューブ(PTFEチューブ)はフッ素樹脂製。
- 滑りの良さ、耐熱性、硬さという、求められる性能が共通している。
- 流用するなら、外径と内径のサイズを確認すること。

3Dプリンタ―関連でテフロンチューブを色々購入していましたので流用できるかな、なんて想像。
【3Dプリンターのエンクロージャーの自作】

その後も、Geminiさんのアドバイスは止まらず、
「今、燃料チューブを交換中で材質に興味があるようですので、今後さらに完璧な仕様を求める際に役にたつ情報、ヒントをまとめてみました~」
と続き・・・、
・テフロンチューブの物性、ナイロンチューブとの対比、
・現在使用しているジョイント用ゴム管(安価な付属品)に変わる上位互換のチューブ、
・3Dプリンター用テフロンチューブとFFヒーター用テフロンチューブのサイズの違い、
など押さえておくべきポイントをわかりやすく箇条書きで列挙してくれました。

お世話好きの先輩って感じです。

DIYの先人の相談したような感覚

答えの内容は、わかっている人にとっては普通のことだと思います。 驚いたのはそれが的確だったこと。

人に相談しなくても、ネット検索で情報を集めなくても、Geminiとの会話だけで結論にたどり着けました。
こちらの状況を聞き返してくれて、聞く前に注意点まで教えてくれる。
スムーズで適切なアドバイスをくれる、その分野の先人に相談しているような印象でした。

今回の修理を振り返ってみて、この流れに驚きました。

初めからGeminiさんに相談して耐油チューブについてすっきり理解してから行動すれば、気持ちよくことを進められただろうなと思ってしまいました。

AIに聞くからブログは要らない?

これまで私は、自分でネット検索していくものサイトを読み比べて自分で結論を出す。というやり方をしていました。
でも、時代は変わったんですね。
AIさんに相談した方が早く精度の高い結果にたどり着けるんですよね。

AIに相談する方が便利ってことは人がブログを読みに来ることは無くなるってことか? ブログって書く意味あるのか??なんて悲しいことを考えてしまいました。

でも、AIの元データって人間が作った記事なんですよね。
実際、Geminiの回答には参照元サイトのリンクがたくさんついていました。 AIの的確な回答は、誰かが調べ書き残した記事があるからです。(たぶん)

このブログのような失敗だらけの実体験は自分で手を動かした人でないと書けませんので、ちょっとは価値があるに違いありません。(笑)
と、自分に言い聞かせてこれからもブログを書いていこうと思います!

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